中欧・東欧旅行 八日目

ユウキです。

今日は世界遺産のシュコツィアン鍾乳洞と、ポストイナ鍾乳洞を巡ってきました。

一日の始まりは朝8時半。
昨日夜8時に寝たので、12時間睡眠です。
やっぱ疲れてたんですな。
で、今日は大雨の天気予報だったのでさて一日何しようかと思ってたら、外は意外にまだ曇り空。
これはもしやシュコツィアン鍾乳洞へ行けるんじゃないかと思いたち、慌てて朝食食べてレセプションでタイムテーブルをもらう。
今からなら9時半の列車に間に合いそうなので、即効身支度して出発。
駅でチケットを買って、さー乗るかと思ったら、何故かユウキの列車だけゲートナンバーが出てこない。
しばらく待っても出てこなかったので駅のインフォメーションに聞いたら、これはバスだと言う。
おかしいなと思ってバスステーション行ったら、これは列車だ、と。
どういうことなんだゴルアと散々悩んでたら、なんと列車が振替バス出すからそれに乗れとのこと。
やれやれ。
で9時36分のバスに乗り出発。
しばらくしてたら隣りに座ってたアジア人が話しかけてきて、なんと日本人だった。
色々話してシュコツィアンを一緒に見ることに。
で1時間半してバスがシュコツィアンに着いたので外に出て、さー行こうかと思った矢先。
無い!スマホがない!
そうなんです、僕が片時も離さないスマホが無いんです。
これはどないしたんやー!と、すげー冷や汗かきながらバスに戻り探しまくったら、椅子の間に落ちてた。
話に夢中でポケットから落ちてたみたい。
やっぱ旅慣れした時が一番怖いですな。
うひょー。
とまあすげー肝を冷やしつつ、シュコツィアンへ。
次の探索が13時かららしいのでそれまで飯食べて待つ。
で、13時に皆で出発。
幾つかのグループに別れて進むようで、僕達英語のグループは2番目。
まあ2番目の先頭で出発進行です。
シュコツィアン鍾乳洞。
ほとんどの人はご存じないかもしれませんが、鍾乳洞としては世界で一番有名なようで、世界遺産にもなってる模様。
とにかく大変有名な鍾乳洞のようです。
僕そもそも鍾乳洞自体初めてなのでワクワクしながら進んでみたのですが。
これがもう本当にすごい。
超広い空間が延々と続いており、それの崖の端を進むんですが、本当に神秘的です。
大昔の人がここを見て地底人の王国があると思ったのも無理もないですわ。
地底には160メートルの峡谷もあって下には川が流れているし、そこを吊り橋で進んでいく時のスリル。
まじで文章で表現できません。
しかも延々と巨大な地底を小さな明かりを頼りに進むんですが、すごい高低差があり、振り返ってみるともう昔見たファンタジーの世界そのもの。
ここからどんな冒険が待っているのか、何が潜んでいるのか、本当にワクワクする感じなんです。
映画とかで見た世界っつーのかな。
もうとにかく素晴らしかったです。
ま、そんなこんなで大興奮して終了。
とにかくすごかった。
僕今まで自然には全く興味なかったんですが、こんな雄大な雰囲気を味わえるならちょっと他もあたろうかな~、とか思っちゃったり。
すっかり興奮した僕、このまま町に帰ろうと思ったら、一緒に回ったI氏が「近くのポストイナ鍾乳洞へ行きませんか?」とのこと。
まあ特にやることもないし帰り道にあるので承諾。
まさかの鍾乳洞はしごになりました。
バスの乗り換えがちょっと時間なかったですが、なんとか3時半のバスに乗り込むことに成功し、ポストイナへ。
ポストイナについたのは4時半で、最後のツアー5時の回に間に合いました。
まあ正直シュコツィアンがすごかったので、ポストイナはまあおまけだな程度に入ってみたのですが。
こちらも超やばかったです。
まず入ったらトロッコに乗って2キロ程進みます。
これがまたすごいのなんの。
TDRのようなトロッコなんですが、スピードはゆっくりで急な曲がり角はなく、アップダウンは全くなしなので安心。
それでいて外は一面の鍾乳洞。
まさにアトラクションの世界そのものだったんですが、何が興奮するかって、これ全部リアルなんですよ。
TDRのような作りものではないんです。
全てが自然の物。
だからもうリアリティーが半端じゃない。
説得力がダンチなんですわ。
本当に興奮しました。
というかインディアナ・ジョーンズの世界でした。
こうやってインディーも探検したんだろうなあ、なんて。
トロッコから降りたら冒険の開始です。
日本語のガイドマシーンを片手に進みます。
どれもこれも何十万年の月日で出来上がったものばかりで、すごいことこの上なし。
シュコツィアンと違って観光ナイズされているので演出も見事。
途中にはドラゴンの頭の形をしたすごい大きなのもあって、これ絶対ドラゴンの死体だと昔の人は考えるよな、と思いました。
実際ドラゴンが住んでる伝説とかまであったみたいだし。
すげー気持わかる。
そうそう、シュコツィアンもポストイナも道中写真禁止だったんですが、皆バチバチ撮ってたのでユウキも何枚かちゃっかりゲット。
これは嬉しい思い出です。
とまあ色々楽しみながら進んでいたんですが。
なんとここで突然の停電。
真っ暗になるというハプニングが。
僕ちょっと慌てちゃってスマホのライトをつけようとしたのですが、考えてみりゃあれですよね、これ当時の風景に切り替わっただけですよね。
そう思ったらちょっと一息つけました。
昔の人はこんな真っ暗の中、ろうそくや松明だけで進んだんだろうなあ。
というかファンタジーの世界の人はこんな中を冒険してるのか、と。
ほどなくして停電が直って元の風景に。
でも一時でも昔の世界を垣間見た感じがしてとても良かったアクシデントでした。
それからも巨大なホールやら何やらを進み、色んなガイドを聞きながら、終着地点へ。
最後はまたトロッコに乗って出口へ向かい、ポストイナ終了です。
いやーすごかったすごかった。
すっかり興奮した僕達です。
帰りのバスは、もう普通のバスが終わってたので、20時50分の列車に乗ることに。
2時間ほど時間があったので近くのピザ屋でピザ食べて、まったりし、程なくして来たバスに乗りリュブリャーナへ帰りました。
朝9時36分のバスで出て、22時に帰宅。
長い一日がここでようやく終了です。

つか、シュコツィアンとポストイナ、本当にやばかったですよ。
シュコツィアンは神秘的で壮大、ポストイナは観光地化されててアトラクションがあり照明も工夫されててとてもキャッチー。
ポストイナは誰にでも良さが分かる感じでした。
でも僕はどちらかと言えばシュコツィアンの方が好きかな。
こんなシーンちょっと憧れてたのもありますからね。
でもポストイナもとても良かったですわ。
両方共同じ方向にあるので一日で回れるので、二つ行って正解です。
まあ充実した一日を過ごせました。
明日は一日旅行の旅程を考えます。
ちょっと色々思うところがあるので。

ま、そいだけー!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。