ウズベキスタン旅行 三日目

ユウキです。

今日は丸々ヒヴァ観光。
長い長い一日でした。

一日の始まりは……なんと深夜1時。
そう、昨日眠くて眠くて仕方なかったので早めに寝たら、目が覚めたのがこの時間。
まあこんな時間に起きてもやること無いのでひたすらネットしてました。
そして朝7時、ようやく明るくなった頃、誰もいない街を散策開始。
メイン通りを歩き、神殿前を通り、裏路地で迷い、要所要所では写真を撮り、ひたすらブラブラ。
朝早く出たのが功を奏したようで、澄み切った空気の中、誰もいない街を練り歩きました。
気持ち良い!

あー、で、ちょっと厄介な事がありまして。
実はヒヴァなんですが、ちょっと寒いんです……。
事前に下調べしたら日本とあまり変わらないか、ちょっと暖かいって書いてたので、薄着しかもってきてないんですよね。
でもなんだか13度らしくて……。
結構凍え気味な僕。
そこで、仕方なく……というかもともと非常に興味があったので、この機会に民族衣装を買うことに。
まだお店もほとんど空いて無いのに見て回りました。
幾つか良さそうなのがあったので値段を聞いてみると20ドルとのこと。
結構厚めだし、まじで買っちゃおうかな。
そんなことを考えながら、とりあえず一旦ホテルへ。
小腹が空いてたので、朝食を食べることにしました。
まあ朝食ったって、何が来るのかわからなかったけれど、最悪パンと目玉焼きでもありゃいいかなと思ってたんですが……。

じゃ~ん!見てください、この豪華な食事。
パンは2種類あって、トッピングはバターだけじゃなく、練乳、ヨーグルト、蜂蜜、ジャムと盛りだくさん。
おかずにはハムとチーズ。
甘いクッキーは3種類。
フルーツは山盛りで、飲み物にはコーヒー以外にジュースと水まで。
世界を回ること約60カ国は行ってますが、このレベルのホテルでこんな豪華な食事が出るのは初めて。
まじで当たりだなあ。
すっかりお腹が膨れた僕。
ホテルにいてもしょうがないので、再び外へ。
ブラブラしながら向かった先は、ミナレット(塔)。
何やらイチャン・カラで一番高いらしく、景色が良いみたい。
受付にお金払って(6000スム・200円)登ります。
んが、これがもう大変大変。
階段100段以上あるって時点でキツイのに、中は真っ暗、段差はバラバラ、階段は狭くてボロボロ。
もう途中で諦めて帰ろうかと思いましたよ。
まあそいでもなんとか登りきり、頂上の景色を拝見。

まあ、悪くありませんな。
こういう砂岩の街、そもそも大好きだし。
ミナレットを見た後はまたしてもブラブラ。
つかこの街、端から端まで歩いても5分10分だから、もう見どころ大半見ちゃったんですけどね。
それでも適当に歩いてたらイチャン・カラ外にバザールを発見。
まあバザールなんて世界中で見まくってるんですが、とりあえず物色。
パン屋やら蜂蜜屋やら果物屋やら何やらが沢山並んでました。
途中甘いお菓子と、ドライフルーツをゲット。
15円とか30円とか払って少しだけもらいました。

甘いものを食べた後、次に僕が行ったのは……ずばり民族衣装屋。
僕さー「乙嫁語り」っていう漫画を読んで以来、ずっと中央アジアの民族衣装に憧れてたんですよね。
しかも今寒いから、もうここで満を持して買っちゃうぞ、と思い立ったわけですよ。
で、どうせ買うならあれだな、普通のシンプルのじゃつまらないから、コテコテのやつを買うぞ、という事で、僕が選んだのがこれ。

もうどうですか、この模様。
見て分かる通り、これ、おそらくフォーマル用。
およそおそらく街中を気軽に着るものじゃ無し。
というか誰もこれ着てるの見たことがない。
そんなわけで、ただでさえ一人浮いてるジャポネが、この冠婚葬祭用の服を着て歩くとどうなるか……。
それはもう僕はハリウッドスターじゃないかと錯覚するほど、皆から話しかけられます(笑
通り過ぎる人は皆こっち見てニヤニヤするし、こちらが手を振ってみるもんなら、もう大騒ぎ。
子どもたちは触ってくるし、おっさん達も大爆笑。
チャイハネ(カフェ)でお茶してたら皆ささっと近づいて勝手に写真撮ってどっか行くし、神殿見てたら女子大生軍団に囲まれて一人ひとり列を作って一緒に写真撮らされるし、遺跡の屋上では女子高生みたいな女の子に何度も何度も写真を一緒にせがまれました。
もうね、マジで凄いわ、民族衣装効果。
圧倒的にアイスブレイクになるね。
だってどんなやつでも僕の事見て笑ってくもん。
これから帰国の日までずっとこれ着よう。
どれだけ良い出会いがあることか……。
ま、大注目を受けながらも、遺跡を見て回り、別のミナレットに登り、チャイハネでお茶をしました。
あ、ちなみにランチも当然とったんだけど、プロフとシャシリク(串焼き)を食べました。
プロフは3回目ということで、ようやく味が完全に分かった感じ。
なんというか、不味くはないけど、想像していたよりは美味しくないかな。
店によって味にバラつきがあるのだろうと思ってたけど、そんなこたなく、どれも味一緒。
もう少し脂っこかったらいいのになあ……。
あ、シャシリクは当然美味い。
肉焼いてるだけなんだからどうやったって美味いよね。
添え物のオニオンも相性良いし。
ま、そんな感じで楽しみながら、ちょっと疲れたらホテルで休み、また少ししたら外に出てブラブラを繰り返しました。
それから夕方前になると、少し眠くなったのでベッドへ。
ネットしながらマッタリしてるといつの間にやら意識を失って……。
次に目が覚めたのは夜8時。
ホテルでコーヒーを貰ってクッキーと一緒にコーヒータイム。
結構落ち着いちゃったのでこのままもう寝ようかとも思ったんですが、まあヒヴァ最後の夜、もう一生ここには来ないということで夜の街を散策することに。
一応ホテルの人に聞いたら、イチャン・カラ内は安全極まりないとのこと。
なので頑張って出歩きます。
ホテルから大通りに入ると、そこはまた昼とは別の顔。
薄暗い道では所々人が集まってお茶していて、昼にはなかった屋台までありました。
僕も街をブラブラして神殿とかを覗いた後、その人達の近くに腰を落とす事に。
ゆっくり座って改めて街を眺めると、これはなかなか乙な物。
ミナレットが仄かにライトアップされ、頭上には綺麗な星々が。
これは目に焼き付けておきたい光景ですなあ。
遠目に映る昔奴隷市場があった東門も見事。
僕も遠い昔に思いを馳せ、奴隷のことを思いながらゆっくりしました。
最後はチャイハネでシャシリクを注文。
ビーフが10000スム(200円)だったので、それとお水を頼む。
夜の街を眺めながら食しました。
すっかりお腹が膨れた僕は、ホテルへ戻り、今度こそ一日の終了。
明日に備えてシャワー浴びて休みました、とさ。

ま、こんな感じかな。
今日はヒヴァ観光を十分堪能しました。
狭い街だしもう心残りはありません。
明日はまた移動日。
今度はいよいよ旅の目的地、青の都サマルカンドへ向かいます。
なお、ちょっと諸事情により更新は遅くなる模様。
どうしてかは今はまだ内緒。
ふふふ。
まあ48時間以内には更新頑張るので、そのつもりで。

そいではー!

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