ヨルダン旅行 七日目・八日目

ユウキです。

今日から帰国日。
と言ってもまあ諸々込みで19時間ぐらいのフライトなので大して疲れるものじゃなさげ。

一日の始まりは朝5時。
昨日早く寝たのでこの時間です。
7時過ぎまでネットしながらボケボケ。
それから朝食を食べに行きました。
甘いものが食べたくて、フレンチトーストを6枚も食べてしまった。
この国は本当に甘いものが美味い。
それから部屋へ戻り、シャワー浴びたり、荷物整理したり。
でパッキングして11時になったらチェックアウトをしました。
フライト時間は19時なので時間はたっぷりあります。
その足でダウンタウンへ。
まずはお土産を買います。
購入したのは、アラビック石鹸、死海の塩(何に使うのか全く分からないけど)、そしてベドウィン・ティー。
このベドウィン・ティーが曲者で、おそらくグラム単位で売ってるから「何グラム欲しい?」って聞いてるんだけど、それを英語で表現できるほど僕はスキルが高く無く。
やむなく「3ディナール(480円)払うからその分だけくれ」と伝えた所……。
彼は茶葉の山からドンドンドンドン袋に詰め始め……。
ちょちょちょ、お前、3ディナールしか払わないぞ、と言っても、分かってる分かってると言いながら、茶葉をどんどん詰める。
結局スーパーマーケットの袋にパンパンと茶葉が詰め込まれ渡されました。
つかこの量一体どうすんねん……。

お土産を買いがてら、ファーストフードのはしごもしました。
まず食べたのは、肉をパンで包んだ代表的なファーストフードのシュワルマ。

屋台で買うので、幾らかと聞いたら、65と言います。
65ディナール?
1万円だぞ。
てめー馬鹿な事言ってんじゃねえ。
と思って何度も聞いたけど、65,65と言って引きません。
後ろに並んでた人も、早く買えよ、65だからと真面目な顔をして言います。
もしや僕何か勘違いしてるのかな、と思ったら、1ディナール(160円)持ってたら寄越せと言ってきました。
試しに渡してみると、小銭を返してくる。
そして渡されるシュワルマ……。
あー、65って名前も知らない小さい単位の65なのね。
ってこれだけデカくて肉たっぷりで100円か……。
最終日にヨルダン人の庶民感覚を知りました……。
次に食べたのはスイーツ。
ヨルダンでは甘い菓子を売ってる専門店を良く見かけました。
今回食べたのは、パリパリのパスタみたいなのが振りかけられてたので、多分オスマリーエと呼ばれるメジャーな菓子。
5個入って1ディナールでした。

勿論例のごとく蜜がたっぷりで、ぶっちゃけ蜜の味しかしない。
でも美味い。
甘いものを食べたら当然次はコーヒー。
アラビック・コーヒーを頼みます。
でもなー、何というか普通のネスカフェで良いんだよなあ。
アラビック・コーヒーって酸っぱいんですよ。
酸っぱくて、粉っぽくて、何か変な味がする。
まあ何というかあまり口休めにならず。
0.3ディナール(50円)だから良いけど。
次に食べたのは(まだ食べるか)、大好きなとうもろこし。
なんかアンマンではたまにとうもろこしの屋台を見かけるんですよね。
最終日だし小銭まだまだあるから良いかなと思って頼む。
僕的に多分バターコーンみたいなのが出るんだろうと思っていたら、何やら様子がおかしい。
ボウルにコーンを入れて、スパイスをどんどん混ぜていきます。
で何やらLemonと書かれた液体を入れる。

おい、それじゃ酸っぱくなるんじゃないの?
と思っても後の祭り、ガンガン赤とか黄とかのスパイスを入れまくり、最後にカップに入れて出来上がり。
恐る恐る食べてみた所……やっぱり酸っぱくて変な味がしました。
まあ不味くはないんだけど、どうしてもコレジャナイ感が……。
気になるお値段ですが、幾らか分からないから持ってる小銭を見せたら、何枚かコインを持っていった。
その為値段は分からず。
まあどうせ1ディナールもしないんだろ。
最後に試したのは、ファラフェルサンド。
豆のペースト丸めて揚げたソウルフードのファラフェルを潰し、そこにトマトとかと一緒に入れてパンに挟むやつです。
僕、豆が苦手だから敬遠してたんだけど、まあ最後だし試してみるかと。
で、作ってるところを見てたら、タルタルソースみたいなのに絡めたトマトやらピクルスだかを入れてた。
これはまあ悪くないだろうなと思ったら、案の定美味かった。
百妄は一見にしかず、ってやつだな。
とまあこんな感じでファーストフードのハシゴです。
観光的なのは、最後にローマ劇場を覗いたぐらい。
初日にも行ったんだけど、曇ってたからね。
晴れの下のローマ劇場は、まあ悪くなし。
最後だからと最上階まで登ってみると、気持ちよかったです。

というか劇場の作りは1000年2000年経っても変わらないもんだね。
人間本質的には一緒ってことか。
すっかりアンマンを満喫した僕。
用事は全て終わったので、まだ大分早いけれど空港へ。
タクシーに声をかけてひとっ飛びしました。
空港についたらチェックインできるかをまず確認。
まあまだ5時間前だからどうせ無理だろうな、と思ったら……なんとフライトがキャンセルかもしれない模様。
なんだって、キャンセル?
慌ててもっと詳しく調べてもらうことに。
つかまあでもキャンセルならキャンセルで良いけどね。
人生最後の旅だし、人命に関わるわけでもなし、仕事的にどうしても帰らないとまずいわけですらないからね。
アクシデントも楽しんでいきますよ、僕は。
と思って余裕こいてワクワクしてたら、キャンセルではなかったらしい。
無事飛ぶよ、ですって。
ニャムニャム。
ただチェックインはやはりまだできないようなので、空港の椅子で一休み。
アンマン空港はフリーWifiがあるので助かりました。
それから小説書いたりしてゆっくりしてたらチェックインの時間に。
サクッと終わらせていつものプライオリティパスを使いラウンジへ。
今回使ったラウンジは、ついこないだできたばかりというPetra lounge。
これがもう驚くほど凄かった。
内装は豪華絢爛。
幾つものフロアーに分かれていてそれぞれテーマが違うというこだわり具合。

食事も勿論抜群。
サラダだけで15種類ぐらいあった!
ホットミールも手が込んでいて、大好きなマッシュポテトも食べ放題。
マッシュルームスープも美味しいこと。
ドリンクもアルコール含めて豪華だし、スイーツも高級感でてましたよ。
勿論Wi-Fiも申し分なし。
正直数多くのラウンジに行ってる僕ですが、その中でも最高なんじゃないかと思いました。
まさかまさかヨルダンでこのレベルに出くわすとは。
おどろ木ももの木さんしょの木、というやつです。
すっかり堪能した僕。
まずはサクッと1時間ぐらいでエジプトのカイロへ向かいます。
音楽聞いてたらあっという間。
でトランジットしようと思ったら長蛇の列。
まあ時間あるからいいかと思って1時間ほど並んでた所、なんと僕は違う列に並ばないといけないらしく。
泣く泣く移動しました。
ま、でも何とか手続きが終わり、カイロのラウンジで休み(しょぼい)、最後は成田へ。
11時間弱のフライトですが、睡眠薬飲んで眠って、後は小説読んでたら到着。
入国もすんなり終わり、家に戻りましたとさ。

まあ何というか合計19時間ぐらいの移動なので、大して疲れることも無く。
すんなり帰り着いたという感じですね。
最終日も結構楽しめたし。
まさに言うことありませんわ。

そいだけー!

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