インド旅行 五日目

ユウキです。

今日はデリーからヴァラナシへの移動日。
飛行機ではなく列車で向かいます。
しかもインドで初めての夜行寝台列車。
噂には聞いておりますが、果たしてどんな感じだったでしょうか。

一日の始まりは朝10時。
チェックアウトが12時なのでゆったりパッキング。
列車の時間は20時20分なので、チェックアウトをした後はホテルのカフェでひたすら待機。
暇だったのでパスタ食べながら小説書いてました。
18時を過ぎた頃、ウェイターにお礼を言って駅へ。
なぜ2時間前に行くのかというと、インドではチケットを抑えた時点では座席番号までは分からず、出発1,2時間前に再び聞きに行くと座席を教えてもらえるんです。
なので外人専用事務所へ行って座席を貰う。
HA1というAC付きのファーストクラス。
んが、何故か座席番号がなし。
駅員へ聞いても、「Cabin number1,Cabin number 1」と繰り返すばかり。
キャキャキャ、キャビンだって?
もしや僕一部屋独占状態?サンライズ出雲の再来キタコレ?
と期待に胸をときめかします。
ふひふひ。
でそれから19時半まで外国人専用事務所で待機。
ネットの情報だと45分前に列車が着くというのでそれに合わせて外へ出ます。
んが、電光掲示板を見てみると……「遅延23:10」。
ぬがー、これがインド名物遅延か。
致し方ない、3時間待機するか。
ということでまたしても待機。
お腹が空いてきたので非常食用のカロリーメイト(フルーツ味)を食べながら過ごす。
で22時になったので再び外へ。
で、電光掲示板を見てみると……またしても「遅延00:30」。
あー、もうもう。
いい加減まじに疲れてきてるんだけども。
と愚痴ってもしょうがなし。
まあポジティブに考えれば、一回しか遅延しないなんてインドっぽく無いですからな。
これも経験、アリアリ。
というわけでまたまた待機。
外国人専用事務所で横になってました。
すると駅員が来て僕に怒鳴る。
「てめーここで寝るんじゃねえ。ここは事務所なんだよ!」ですって。
ちょっと驚きましたが、まあ確かに外にRest roomってのがありますな。
しかもここ外国人専用事務所っつか、チケットセンターだし。
ちょっと反省しつつ座り直した僕でした。
で、23時半になり三度目の正直で電光掲示板を見ると……やった!「00:30」到着だって!
もう、ようやっとこれで横になれる。
その時僕は心の底から安堵しました。
で後は自分の電車番号を見つけるだけ、と思って電光掲示板を見ると、HA-1は一番端っこ。
なのでプラットホームへ入って移動しようとしたのです、が。
……ちょ、ちょっと怖い。
そうなんです。
今もう夜24時になりそうで辺り真っ暗なんですが、ホームにあふれんばかりのインド人が座ってるんですよ。
僕が見慣れない浅黒い(変な意味じゃないよ)人々が全員シーツだの持ち込んで寝たり座ったりして占拠してまして。
で僕だけが肌黄色なので、通る度に皆がもう見つめる見つめる。
しかもただ見つめるだけじゃなくて、ニタニタ笑ってくる奴もいるし、近くまでワザワザ来てツバ吐いてく奴もいる。
さらには反対側のホームに止まってる別の列車が、一番低いクラスの列車なのか汚い車内にすし詰め状態で人々が入り、牢屋の様な鉄格子の窓から糞ガキ手を出して僕を引っ張るんです。
極めつけには喧嘩でもしたのか何人かが泡吹いて倒れてて、それを木の板で運びだしてたりして辺りが混乱気味……。
もうこりゃ一刻も早く車両を見つけよう。
精神衛生上良くない。
そう思って電光掲示板の表示を頼りにその方向に向かったのです、が。
これがとてもとてもファーストクラスがあるところに見えない。
周り中、乞食のような人達が占拠していて、そもそも列車が到着するホームは埋め尽くされてる。
え、これ、明らかに違うんじゃね?でも電光掲示板はこうなってるし……。と言うかそろそろ列車来ちゃうよ、早く見つけないとやばいんじゃね?
と、気ばかりが焦るんですが、肝心の場所がどうしても見つからない。
そうこうするうちに列車が来ると思われる45分前がすぎる。
が、列車が来る気配すら無し。
30分前、15分前、それでも一向に来ない。
これ、まじまた延期?
つか00:20分に着いてすぐ出発するんじゃないだろうな。僕まだ自分の車両すら見つけてないぞ。
と、唯でさえ不穏な空気(?)が漂う中、肝心の列車も来ないという事で、僕の体力はドンドン消耗されます。
立ってるだけで警戒するし、誰かとすれ違う度にバックパックに神経を集中するし、混みあう人々を掻き分けながら進まないといけないし。
真っ暗の中インド人に囲まれてるからそもそも言いがかりつけられたら誰も味方いないし。
そう考えると、喉もすごい勢いで乾き、嫌な汗もかいてくる。
分かってください。
この薄暗い中、見慣れない浅黒い(変な意味じゃない)インド人に囲まれて、皆が皆乞食みたいに地べたに座って、こっちをずっと見てるんですよ。
周り誰も味方がいないこのシチュエーション。
マジで超不安。
つか恐怖を感じるよ、リアルにまじで。
そうこうするうちに00:20に。
んが、一向に列車が来る気配が見当たらない。
こりゃまた遅延か……と思ってそろそろキツくなってきたところ、駅員(ガードマン?)が笛を吹いて整理を始める。
お、お、こりゃもしかして遂に列車が?
そう思ってホームの階段を登って眺めてると、遂に列車がきたー!
やりました。
18時から駅にいること6時間。
ようやっと列車が到着です。
次に僕がやったのは、この日一番の超集中で車両番号のチェック。
遠くから必死に眺めた所(視力1.2)、何とか目星のつけてた場所であってた模様。
つか案内所の電光掲示板の表示だと、これ逆になってんだよ。
そうじゃなくてホームにある要所要所の番号案内を見ろってことね。
いやー危なかった。
でここにワンサカいた見た目完全に貧乏な人達(失礼。でも間違えてないと思う)は、遠くにあるスリーパークラス(一番安いやつ)に乗るのをここまで並んでたってわけか。
あー、ようやくアンダスタンドだよ。
遂に車両が分かった僕。
何とかインド人を掻き分けて掻き分けて車両へ飛び乗ります。
んで名前を告げて奥に進み、トイレと洗面台がついてて広々としたベッドがある豪華な個室(と思われる)のキャビンを見つけて中に入ってみると……単なる上下に2シートの4人用の部屋でした。
DSC_0130
ま、まあ、インドにサンライズ出雲みたいなのがあるわけねえか。
専用トイレや専用洗面台なんて夢のまた夢に決まってますな。
しかも超豪華移動するのはインドらしくないので、これぐらいが丁度良いかもしれません。
中から鍵も掛けられるし、適度に綺麗ですからね。
そう思って休んでると、同部屋と思われる人が入ってくる。
僕とりあえず座席番号が分からなかったので下に座ってたんですが、なんか入ってっきたインド人が「ここ、俺のじゃない?お前のチケットだと上になってる?下になってる?」と言ってくる。
んー、僕上とも下とも言われてないんだけどなあ、まあでもここっつーなら僕上に行くか。
そう思って上に移動。
まあ上も上で男の浪漫って感じがして良いですからね。
というわけで荷物を置いて少しだけマッタリ。
よく見ると座席一つ一つに綺麗なシーツが2枚、枕が1個、毛布が1個あるみたい。
こりゃ良いわ。
んでシーツ広げてマッタリしてたんですが、ちょっと僕のミステイク。
これ、どう考えても上より下のがいいね。
下にはデカい窓が付いてるし(上には無い)、地面に足おろして座れるからさ。
まあ今更変えろと言えないからいいけど。
そんなこんなでようやく自分の席を確保。
それからガタンゴトンと電車が動き出したのは、なんとびっくり深夜1時20分でした。
うひゃー、疲れた。
でチケットの確認をして、手続きが済んだ僕。
最後忘れないうちにパソコンを広げて日記(これ)をつけました、とさ。
この後はおそらく飯が来るはず。
それ食べたら寝ます。
南京錠とかワイヤーとか持ってないけど、まあなんとかなるだろ。
鍵掛けられるし、ファーストクラスに来るような奴らが盗むわけないからね(多分)。
って書いてたら、同室の男性二人に話しかけられた。
何やらドバイから来たんだって!
こうやって話すと少しは安心しますなあ。
ふふふ。
ちなみに到着の時間は不明。
同室の彼が後で教えてくれるみたい。
寝過ごしたらやばいやばい!

ま、とりあえずこんな感じですわ。
終わり良ければ全て良し。
つかインドの列車を色んな意味で体験出来たからむしろ素敵な思い出ですわ。
すんなり来て豪華な部屋でしたー!だったら、インドを列車で旅したとはいえませんからな。
明日は昼か夕方頃にヴァラナシへ到着すると思われます。
もうこの時間ならホテルへ行って休もうかな。
日数が無いなら無理して出かけるけど、ヴァラナシに4泊する予定なんですよ。
ガンジス川を眺める以外やることはないから、明日無理して出かける必要は無さそう。
次の日起きて地の利が分かったらまわることにします。
色々悪い噂を聞く街だけど、旅の最大のハイライトですからな。
何とか楽しんでいきたいところです。

んじゃ、ま、そいだけー!

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