いやースリランカ旅行、思ってたよりはるかに大変でしたがなんとか終了しました。
まず結論から言うと今回の旅行は、、、「非常に微妙」でした。
超外れってわけではないのですが、総合的にまあこんなもんか、二回目は無いなって感じです。
特にオススメする国ではありません。
でもシーギリヤだけはずっと行きたかった場所の一つでしたので、候補地が1個消せたこともあり、個人的には後悔しておりません。
さて、それではスリランカの各項目について後の人たちに向けてコメントしておきます。
■見どころ
まずスリランカに行く理由だったシーギリヤと他の遺跡群について。
シーギリヤは「悪くない」です。
近づいたときは興奮しましたし、シーギリヤレディは見る価値あります。
頂上は少しさみしい物がありましたが。
ダンブッラからも程近いのでスリランカに来る機会があるなら見ても損はないと思います。
ダンブッラの黄金寺院、キャンディの仏歯寺は激しくしょぼいです。
がっかりでした。
ポロンナルワはまあダンブッラまで来たのなら行っても良いかもしれません。
インドっぽい遺跡がたっぷりあるので人によっては新鮮です。
タクシーをチャーターしないと見学は厳しいです。
アヌラーダプラはもうお腹一杯で見なかったので分かりません。
紅茶工場とテイスティングも、果たしてわざわざ行く価値があるかと言われれば、、、。
晴れていたら茶積みの女性を見れて楽しめるんですかね。
でもキャンディからヌワルエリヤまではバスで2時間半かかります。
行くなら世界遺産の国立公園も行きましょう。
紅茶だけなら行かないほうが無難です。
■各地
基本的に中央文化三角地帯を見るならダンブッラを起点にして行こうと考え、コロンボからキャンディを経由してダンブッラに向かったのですが、この街しょぼすぎです。
娯楽は何一つ無いどころか、レストランもまともにないのでとても時間は潰せません。
キャンディはちょっとだけ発展していてレストランなどもちょびちょびあるのですが、あまり街的には楽しめませんでした。
コロンボも見どころ無いですからね。
まあ何が言いたいのかというと、ダンブッラを起点にして長期滞在は危険です。
正直遺跡4箇所は頑張れば2日で見終わるので、早めに次の場所に移動したほうがいいかもしれません。
■移動
基本的にはバスです。
ただExpoRailとか列車もあるので、組み合わせていけばいいかもしれません。
Exporailは快適でした。
便が少ないので小回りは効きませんが。
バスは便がすごいあるので柔軟に対応できます。
InterCityという高いバスと安いバスがありますが、観光客がバスターミナルで誰かに聞くと、必ずInterCityを案内されるので高い方のバスを探す!と気負わなくても大丈夫です。
でこのバスですが、基本満員にならないと出発しません。
補助席まで埋めようとしてきます。
なのでバックパック抱えてるとちょっと居心地悪いです。
またトイレ休憩なんて気の利いたものもありません。
その為長時間の移動よりは少し分割していったほうがいいかもしれません。
コロンボ→ダンブッラよりは、コロンボ→キャンディで、キャンディで飯食ってキャンディ→ダンブッラにするみたいな。
一応クーラーはあります。
道もまあ舗装されているところも結構あります。
でも居心地は決して良くはないので覚悟してください。
あとスリランカへの行き方ですが、やっぱ直行便を買ったほうがいいです。
結構前に申し込むと安いですし、楽ですから。
10万で直行便とからしいです。
僕の場合は直前だったので12万で、中継・経由便でした。
これがもう本当にだるいです。
成田から5時間で香港まで行って、5時間空港で待機して、2時間でタイまで行って、2時間経由で待機して、3時間かけてスリランカです。
帰りはもっと大変なので、ちょっとしたヨーロッパの辺鄙な場所レベルでした。
南米程じゃないけど、コマ目なのでむしろ大変でした。
なんでスリランカでこんな苦労せにゃならんのか、不思議で仕方ありません。
■飯
結構悩みの種かもしれません。
というのも外で飯売ってるところは大半がパン屋。
しかもどのパン屋も全く同じ品揃え、味、で変化がありません。
パン屋以外にある普通のレストランも全く同じ物を作って売ってます。
フライドライスかフライドヌードル、それにチキンかシーフード、あとカリーです。
どこいっても笑えてくるほどこのメニュー、味で統一されてます。
個人的にはフライドライス食べれるならまあ我慢はできるのですが、同行者のS氏はかなり参っておりました。
正直スリランカの料理が美味しいなら日本で話題になってますからね。
まあ期待しないほうがいいです。
一番楽しみだったカリーアンドライス(カレー)ですが、これは本当に最悪でした。
カリーを頼むと基本的に5種類の料理が入った小皿と米が出てきます。
5種類とは、鮭フレークみたいなココナッツの身、野菜(レンコンみたいな赤いやつ)、野菜、豆、頼んだ奴(チキンかシーフード)です。
どこいってもこのスタイルです。
日本みたいにカレールーと米じゃありません。
これをそれぞれスプーンで米にかけて手で混ぜて食べます。
で肝心の味ですが、これは個人差があるのでなんとも言えませんが、ユウキ的にはまずくてどれも食べられませんでした。
無理してココナッツとメインを食べ続けましたが、野菜もまずいし豆も苦手なので、どうしようもありません。
正直インド料理屋のバターチキンが唯一この旅で美味しかったです。。。
あとスリランカメニューによく見たのが、Devilledというカテゴリー。
フライ、グリル、サラダ、スイート、みたいなカテゴリーにDevilledというのがあるんです。
なんだろうと思って聞いても、グリルだよとしか答えてくれません。
ならグリルってカテゴリーと分ける必要ないじゃんと思って試しに頼んでも、辛くてまずいのしか出ません。
で調べてみたらこれ、「辛いソースでグリルするスタイル」ってことらしいです。
どうりで。。。
ま、注意しておいてください。
それと一皿辺りの量が尋常じゃないので、フライドライスとおかず、みたいに2皿頼むと苦労します。
大半残すことになるんじゃないでしょうか。
他は、コーヒーはなんか後味が薄い感じ。
スタバみたいな濃いやつじゃなかったです。
紅茶は甘い。
カードっていうヨーグルトは旨い。
パンは安いけどまずい。
■ビザ
これは到着した現地で取れます。
僕の場合は、キャセイパシフィック使ったのですが、キャセイはビザを事前に取ってないと乗れないみたいなことを言われたので事前に取りました。
んが実際は全くそんなこともなかったので、現地で取るので十分だと思います。
ちなみにネットで取りました。
3日前にギリギリとったのですが、土曜日の夕方に申し込んだら10分としないで認証されました。
なので土日だから取れない!ってこともないようです。
■物価
基本的には安いです。
飯は300円もしませんし、バスも長距離で120円です。
んが、遺跡見る時にタクシーをチャーターするとか、空港まで長距離タクシーとかすると格段に高くなります。
正直航空券とタクシーチャーター代金がかかった費用の大半です。
格安航空券で行った後、現地を全てバスで回り、遺跡見るのもバスと徒歩で頑張るのならば、お金はあんまりいらないでしょう。
僕の場合はチャーターしたのでお金がかかりましたが。
参考までにダンブッラでチャーターし、シーギリヤとポロンナルワを見て、適当に色々お店によったところで11000ルピーでした。
キャンディからタクシーで空港まで行くのは6000ルピー。
どちらも快適にまわれたのでお金に困ってないならチャーターしてもいいかもです。
■その他
蚊がすごいと聞いてましたが全くそんなことはなかったです。
勿論ホテルには蚊帳なんてものもありません。
刺されるなんてこともなかったです。
インターネット回線は結構どこにでもありました。
ホテルならまずありますし、公共な場でも沢山あるので心配いりません。
シグナルも結構強いです。
以上です。
しつこいようですが、あまり満足の行く旅ではありませんでした。
まあ気になってた国だからいいんですがね。
何かご質問ありましたらお気軽にご連絡ください。
分かる範囲でお答えしますので。
それではこれを持ちましてスリランカ旅行記は終了です。
お付き合いいただきありがとうございました。
そいでは次の旅行記で!