今日は大変濃厚な日でした。
ふい~。
でも最初に結論を書くと、超超超満足。
最高の一日でした。
朝の目覚めはちょっとしたハプニングから。
というのも僕寝てたら夢を見てたんですよ。
漠然としか覚えてないけど、なんだか誰かから襲われる夢っぽい感じ。
で!ふと目が覚めたら(いや夢の中かも)、なんか足元を誰かに触られてる感じがしたんです。
やべっ!リアル泥棒きたこれ!と思って慌てて飛び起きました。
するとそこには、、、。
何にもありませんでした。
単に布団が当たってただけ。
念のため枕もとの財布とかパスポートとか色々チェックしましたが、問題ありませんでした。
ふい~朝からびっくりした。
それで時間を見るとまだ朝4時で、全然寝れてなかったのでまた寝る。
んでタイマーで8時に起きて、部屋換えの為荷物預けて朝食へ。
外に出ると意外に寒くて、さらに小雨。
まあ飯が先か。
というわけでホテルの飯を食べたのですが、これがまた微妙。
典型的なやすっちいヨーロッパの朝食で、チーズが1種類にハムが2種類、それにパンとジャムだけのバッフェでした。
まあ食べないと動けないし仕方なくムシャムシャ食べる。
その後ホテルに戻って出発。
服装どうしようか悩んだんだけど、寒いと嫌なので厚着。
さらにホテルの受付の人は今日は晴れだよと教えてくれたけど、怖かったのでレインウェアを着込む。
この時点で朝8時30分。
今日はまずユトレヒトという街へ向かいます。
列車の時間を昨日聞いておいて「Every 15 minutes」と教えてもらってたので、9時15分の列車に乗ろうと思ってチケット売り場へ。
すると次の列車はなんと8時53分というではありませんか。
むむむ、Every 15 minutesってユウキ毎時間15分に発射だと思っていたのですが(9時15分、10時15分、11時15分、みたいな)、どうやら15分毎に出発って事なのかな?
教えてエロい人。
そんなこんなで気を取り直してユトレヒトへ。
人に到着時間などを聞きつつ、無事到着。
いえい。
とりあえずまずユトレヒトを知らない方に説明。
ユトレヒトはオランダの中心にある街。
この街にはなんと「ミッフィー」の作者ディック・ブルーナ氏がすんでいるのです(意外に思われるかもしれませんが、現在まだ存命)。
氏はこの街を拠点に芸術活動をしており、街全体でも氏をバックアップしている、とても魅力的な場所なのです。
ミッフィー好きな僕としては寄らざるを得ません。
そんなわけで早速散策。
hmhm、運河もあるし典型的なオランダの街並みだな。
悪くない。
と、色々みつつ歩くこと15分、お目当てのディック・ブルーナ美術館へ到着。
まだ開館してなかったのでチケットを購入し待つこと10分、一番乗りで入りました(チケットを買うとき後ろに並んでた日本人の女性と夫婦と間違われ、二人分払わされた。勿論後で請求したけど)。
美術館の中は氏の製作物が一杯で、氏がどういう経緯でデザイナーになり、また初期の頃から後期にかけてどのようにデザインが変化したのか等、分かりやすく展示されていました。
また子供達がミッフィーの絵を描ける様なアトリエもあり、さらには小さいミッフィーの家も建設されていて、見ごたえ十分の美術館でした。
もしオランダに行く機会があれば、皆さんどうぞお立ち寄りください。
さて美術館を見た僕が次に向かったのは、ミッフィー公園。
ちなみにミッフィーというのは英語圏の読み方で、オランダ人はナインチェと呼びます。
だから正確にはナインチェ公園。
ここはなんてことない広場でしたが、ミッフィーの像が建ってたので写真をパチリ(ブログに乗ってる写真はこれではありません。美術館の中の像です)。
そして最後の見ものはナインチェ信号、失礼ミッフィー信号。
が、これが厄介極まりないもの。
なぜならガイドブックに場所が乗ってないんです。
旧市街の中にあると書かれてるだけ。
ちょwwwこの街の中で1個だけある特別な信号を探すのかよwww
いやーこれかなり無理難題ですよ。
仕方なく歩いて探してみるけれど、とても見つからない。
つかどっちの方角かすら分からんので見つけようが無いんですわ。
んで当然の流れとして人に聞くわけですが、これがまた厳しい。
そもそも大半の住人が知らず、たまに場所を知ってる人が教えてくれても、そっちに行ってみるも見つからず、また教えてもらったと思ったら、さっき教えてもらった方向とは全然違うところ。
もう無理。
諦めて旅行者のインフォメーションセンターに行く事にした僕。
んが、駄目。
なんとインフォメーションセンターが移転してたようで、あるべきところに無いんですわ。
もうね心が折れそうでしたよ。
そんなこんなで途方にくれていたところ、目の前にバックパック抱えたカップルが。
駄目もとで聞いてみると「お、俺知ってるぜ!1個だけどな!」との事。
きたー!
と思って着いていくと、歩いて15秒ぐらいの目の前の信号を指差しました。
「あれだよあれあれ。でもあれライトがつかねーんだよ。ぶっ壊れてるのかな」とは、男の人の言葉。
いいんです。
ライトが壊れててもミッフィー信号はミッフィー信号なんです。
いやー嬉しいね。
これで満足だ。
カップルの二人組みに別れを告げ、写真を撮る僕。
んが!
何かがおかしい、何かが。
そうなんです。
よくよく信号を見てみると、これミッフィー信号じゃなくて普通の信号なんです(涙
ちょ、それはないよーw
せっかく苦労して探したのにこれか。。。
もうね、かなり凹みました。
どうしようかと。
でもね、僕は負けません。
もうユトレヒトに来ることなんてありませんからね。
見るものは見て帰らないと!
というわけで僕は移転してたインフォメーションセンターを探します。
歩くこと5分、発見。
そして問いただす。
「ナインチェシグナル探してんだけど知らない!?!?」
すると、さすがはインフォメーションセンター。
場所が分かるようです。
いやっほーい。
さっそくメモを書いてもらい、その道順に沿って進みます。
すると、、、。
(´∀`) あった。
燦燦と輝くその信号は、紛れも無くミッフィーの形。
とうとう出会えました、ミッフィー信号。
いやーこの時は嬉しかったなあ。
かなり歩きましたもん。
ということで大満足のユトレヒト、もう用事が全てすんだのでアムステルダムへ戻ることに。
途中皆が並んでた屋台があったので僕も並んで軽くランチを。
食べたものはフレンチフライにクロケット。
これ両方ともオランダ名物なんですって。
フレンチフライは文字通りフレンチフライ。
これをクレープを包むみたいな紙でくるみ、上から超大量にマヨネーズをかけます。
マヨネーズは日本のものと違いかなりマイルドテイスト。
なんてことのない物ですが、この屋台が街で頻繁にみかけ、歩く人が結構買って食べてます。
僕のホテルの隣にもお店があり、夜中の3時までやってるので、日本で言う牛丼みたいな位置づけなのでしょうね。
それとクロケットはコロッケの由来になった食べ物です。
縦長のコロッケなのですが、中身がポテト以外にバジルか何か入っててかなり美味い。
この二つに、僕の旅の必需品レッドブルを飲んで、体力補給です。
そして再びアムステルダムへ。
この時点で確か1時ごろ。
次なる目的地は、、、飾り窓だー!
飾り窓、そう、まずはこれを説明する前にオランダのアダルトな事情を説明しなければなりません。
オランダでは2000年(うろ覚え)に、売春買春が合法化されました。
それに同性カップルも認知されており、さらにはドラッグの使用も認められているようです(違ってたらごめん)。
ここらへんかなり日本と違うわけですね。
で、飾り窓とは何か。
飾り窓とはアムステルダム中央駅を出て、5分ぐらい歩いた先にある一帯のエリアを飾り窓エリアといいます。
そこは沢山の小さい部屋が並び、でかい窓の中から下着姿の女性達が誘惑しながら立っているのです。
そう、ここは合法売春エリア。
これだけ聞くと結構治安悪そうに聞こえますが、そんなことはない。
もう普通の街中にありまして、すでに観光名所化しているため人通りもすごく多く安全。
飾り窓で働く女性達も、自分の仕事に誇りを持ってやっているので、すごく健全?な場所なのです。
さっそくエリアに入る僕。
ちょっとワクワク。
すると入ってすぐにセクシー下着の女性が3人立っているではありませんか!
んが、、、これがちょっと、、、なんというか優しくいうと、3人ともすごくふくよか。
悪く言うと超デブ。
おめーそんな体型で3人そろって何してんだよ!
そんなんじゃこっちもwktkしないんだよ、Fuck!
もうもう、変な物みてしまいました。
もしやこのエリアにはこんな女性ばかりしかいないのではないのか、そんな考えが僕の頭をよぎります。
が、やはりそこはオランダが誇る飾り窓。
奥のほうへ進むに連れ僕好みの綺麗で細い子が沢山いるじゃーありませんか。
いいねえいいねえ。
やっぱりこうでないと!
思わず顔がにやけてしまいます。
いや正直に言いましょう。
顔が死ぬほどにやけてましたw
だってだって、前々から気になってたんですもの。
そして今綺麗なお姉さんを目の前にすると、やっぱり、ねえ?w
とまあ、すごい顔してグルグル辺りを見回りました。
で!で!で!
ここからが問題。
今は昼の2時ごろ、人通りも広い、でも周りは綺麗なお姉さんだらけ。
さーどうしよう。
このまま帰るか。
いや、まてよ。
このまま何もせず黙って帰っては、倭国のユウキの名が廃る。
よし、もう二度と来ないこの地。
素敵な思い出作ろうじゃないか。
うおー やったるでー、日本の皆みてろー!
と決心した僕。
再度飾り窓へ飛び込みます。
そして今度はギラギラと狩りの獲物を物色するような目つきで周ります。
そりゃもう必死に。
うーん、この子はスタイルいいなあ。
あーでもこの子ピアスつけすぎてて怖いなあ。
おっ、こっちの子は白人で綺麗じゃないか。
等など。
悩む歩くこと数十分。
ようやく一人の黒人の子にしぼったユウキ。
そして窓に近づいて話し合い開始です!
「ヘロー、僕はユウキっていうんだけど、お名前は?どこから来たの?」
「ハイ、ユウキ。私はリリーよ。インドから来たの。一緒に楽しいことしない?ふふふ。」
とまあ話の出だしはこんな感じ。
んでこっから気になってたシステムを聞きます。
曰く、楽しいことは20分で50ユーロとの事。
それ以外のオプションとかは一切無し。
hmhm、50ユーロか、僕こういうの疎いから相場とか一切分からんので、これが高いんだか安いんだか。
うーむ、うーむ。
このインドの子可愛いんだよなあ。
どうしよう。
50ユーロということは、6000円ぐらいか。
さてさて。
まてよ?このブログ、僕の両親は勿論、義理の姉さんまで見てるんだよな。
もし楽しいことをやってそれを日記に書いたら、次どの面下げて会えばいいんだ(つか両親が見てる時点でもうあれなわけだが)。
と、色々考えが頭を巡った僕。
さて、行き着いた結論は、、、。
秘密
ふふふ。
こう書くと、なんだユウキてめー、秘密ってことはどう考えても楽しいことしたんじゃねーか、と思われますが、まあ色んな妄想できるように秘密にしたわけです。
楽しいことしたんだか、しなかったんだか。
それは僕のみぞ知る、であります。
さてさて、結構密な一日を送っておりますが、まだまだ昼過ぎ、一日は長いのでがんばります(白夜が近いので文字通り一日が長い)。
この次は芸術の都オランダを代表する近代アート、ドローグ・デザインを見に行きました。
僕はドローグ・デザインが大好き。
思い起こせば12年前、18歳のときになけなしの金をはたいて、原宿のSoで9オクロックを購入して以来のファンです。
しかもこんなにドローグが集まってるなんて日本じゃまず見られません。
というわけで早速チェック(ちなみにお店には歩いていった)。
うーん、やはり近代アートではドローグは群を抜いて素晴らしいのがあるなあ。
どれもこれも見たことないし、Kewlな物ばかり。
例えば指輪。
二つの指輪が横同士でくっついており、2本の指にはめる奇抜なデザイン。
なにより驚いたのが、紙やすりが箱の裏にくっついており、購入した後自分のサイズにフィットするように自分で削るんですって!WOW!
こんなものを見ちゃうと、ついつい何か買って帰りたくなります。
バックパックがパンパンなので、何か小さいものでもないかなと思って探したのですが、残念な事に該当作が無し。
諦めて写真だけとって出ました。
んで、次に向かおうとしたのが(まだまだ今日はがんばるよー!)、国立ミュージアムと国立ゴッホ美術館。
前者はオランダ最大の美術館で、純粋にミュージアムのみの目的で建てられたヨーロッパ最初の建物。
後者は言わずもがなゴッホの美術館。
ゴッホ弟の遺族の意向で、作品が分散することなく一つの美術館で一般公開されているので、大変貴重な作品ばかり。
どちらも大変興味があります。
そんなわけで早速出発。
んが、これが遠い。
いやまだ歩き出してなかったのですが、地図から見たらとても歩けそうに無い距離。
しょうがないのでタクシーに乗ろうとタクシーを捕まえます。
ほどなく捕まえて値段を聞くと15ユーロとの事。
ん?15?この距離で15は高すぎるんじゃないの?
なんとなく腑に落ちないユウキは、「メーター使ってよ」といいます。
んが、向こうは15といって譲らず、ユウキもメーター使えの一点張り。
そしたらなんとまだ会話してる途中にも関わらず、僕をおいて行ってしまいました。
なんだくそ、ぼったくりタクシーめ、Fuck!
と悪態をつきながらも、さて困った。
タクシーは信用ならんし何かないものか。
そう思ってよくよく地図を眺めると、見覚えのある赤いラインが。
そう、昨日痛い目を見たトラムが通ってるじゃありませんか。
3本通ってて、うち1本はここから歩いて遠くないエリアにバス停がある!
これはもう使うしかありません。
ザ・リベンジです。
そしてバス停に向かうと、丁度探していたバスがきてる所。
早速乗り込みチケットを買う僕。
そんで今度は運ちゃんに「着いたら教えて」と伝えるだけじゃなく、自分でバス停の数を数え、さらに念のため周りの人にもここ行きたいんだ~とさりげなく伝えておきます。
そして乗ること数分、無事にトラムで目的地へ着くことができました(ユウキはトラムマスターへ進化した)。
ばんじゃーい!
いや~嬉しい嬉しい。
何が嬉しいかって、ぼったくりタクシーに引っかからず、10分の1の値段で、庶民の足を使い通常ルートで来れたことが嬉しいんです。
今までの僕の旅じゃ考えられませんよ、こんなこと。
いつもはお金に物を言わせて何も考えずタクシー使いまくりでしたからね。
いやーこういう旅も悪くないわあ。
と、感慨に浸りながら美術館へ。
入り口では結構な人が並んでましたが、まあこれぐらいは我慢のうちか。
上野に比べりゃ楽だしね。
というわけでまず国立ミュージアムに入りました。
中はまあ適度な広さ。
適当に作品を見て進みます。
途中フェルメールの「台所女中」を発見するも、誰も見てなかったことに苦笑。
これ一枚日本にくるだけで、ポスターになって東京中に宣伝され、美術館に人だかりができるぞw
まあこっちの人は見飽きてるのかねえ。
あとはレンブラントの「夜警」も。
「夜警」はサイズがサイズなもんでまずもって他所の美術館には並ばない一品。
さすがにこれには人が並んでました。
ま、珍しいものが見れた。
その後は適当に見て終了。
次のゴッホ美術館へ。
ここも適度に並びましたが、割とスムーズに入る(どっちやねん)。
実は僕、あまりゴッホって見たことないんですよね。
なもんでちょっと新鮮。
有名な「自画像」や「ひまわり」なんかもあって、これには感動。
メインの一つである「寝室」は、ちょうど修復中なのか貸し出し中なのか、巨大展示室がからっぽでした。
残念。
他に最上階には浮世絵なども。
さらにゴッホのほかにはゴーギャンなんかもあった。
ま、ここらへんの作家はあまりしらないんだけどね。
結局二時間ほどみて終了。
二つの美術館を後にしました。
この時点でもう足がクタクタ。
さらにお腹もペコペコ。
もう今日は結構みたし帰ろうかなと思ったのですが、まだ夕方。
しかもここはもう2度とこないアムステルダム。
しょうがない、がんばるかー!
と足を向けたのがアンネ・フランクの家(途中またフレンチフライを食べてお腹もみたした)。
かの有名なアンネの日記の家です。
でも僕、アンネの日記読んでないんだよな。
まあいっかーと思い現地に到着。
するとそこには、、、。
人人人。
もう人の山。
しかもアンネの家とは思えない近代的な建物の周りに皆並んでます。
僕てっきりレストランか何かの記念イベントだと思ったのですが、人に聞いてみるとやはりアンネの家に入るための行列との事。
もう足が痛くて泣きそうだった僕ですが、最後の力を振り絞って並びます。
待つこと1時間。
途中雨も降ってきて結構ひどいコンディションだったのですが、ようやく中へ入れました。
早速日本語の説明書を見る僕。
。
。。
。。。
こ、これは。。。
なんという悲壮な日記なんだ。
僕ね、こういう話聞くと本当に悲しくなっちゃうんですよ。
沖縄のひめゆりの塔資料館でも泣きそうになっちゃったぐらいですし。
戦争はやっぱり駄目ね。
つか人種差別はあかんよ、ヒットラーさん。
と、色々考えにふけり、悲しい事実を受け止める為に見学。
中の様子は、家具などは全てナチスにとられていましたが、アンネが寂しさを紛らわす為にはったポストカードや写真などはそのまま保管されていました。
最初は何気なくそれらを見ていたのですが、ふとこれはアンネが実際に張り、これを見て育っていたということを急にリアルで感じられるようになり、胸が痛くなり、じっとそれを眺めてしまいました。
隠し扉や隠し階段もそのままあり、実際に登ってみたのですが、よくこのような環境でがんばってたなと思いました。
朝から夕方にかけてはトイレも行けず、動くこともままならない。
そんな苦しい生活を2年も強いられ、結局は密告により連行され、チフスで死んでしまったアンネ姉妹。
彼女達が残したメッセージを、我々は忘れずに後世まで語り継がなければならないと、強く誓った僕でした。
さてさて、テンションが素に戻った僕、ここにきて足が限界。
もう朝から歩きっぱなしなわけです。
なもんで途中見つけておいたマッサージ屋へ入ることに。
んで適当にメニューだけ見てフットマッサージを頼んだのですが、どうやらここはチャイニーズマッサージのお店だったよう。
普通に揉み解しを期待してまっていたのですが、いきなり足の裏を強く押されました。
これが痛いのなんのって。
て、て、てめー、人の足の裏を親の敵のように力強く押すんじゃねーよ!
つかふくらはぎが痛いって伝えたんだから、足の裏じゃなくてふくらはぎ押せよ、ふくらはぎ!
と、ぶちぎれる寸前だった僕ですが、英語で上手く言えない&痛くて言葉が出ないので、されるがままに時間がすぎていきました。
んでようやく両方の足が終わり、清算を済まし、無事開放されたのですが、これがなんと、足の疲れが驚くほど取れてるじゃありませんか。
いやはやたった30分だけなのに、恐るべし中国4000年の歴史!
足の疲れが取れ、文字通り足取りが軽くなった僕は、ディナーを食べに行くことに。
どこに行こうか悩んだのですが、まあとりあえずオランダ料理ぐらい食べてみるかと思い、有名なオランダ料理屋へ。
んが、これが駄目。
建物自体が工事中でお店自体がありませんでした。
しかたなく安くて量が多くて美味しいと書いてた中華料理屋へ。
んでチャーハンと焼き豚とウーロン茶を注文します。
しばらくして料理がきたので、ハフハフと食べ始めていると、、、。
向かいに座っていた中国人らしき人物が話しかけてきました。
「へろー。あんたどっから来たんだい?」と。
お腹すいてたし面倒だったので適当に返事してたら、どうやら彼は中国人ではなく韓国人の様子。
実は僕、あんまりこんなこと言うもんじゃありませんが、今流行のネトウヨ気味なのであまり韓国人に良いイメージがありません。
内心ちょっといやだな~と思ってたのですが、そんなことは知らずに、韓国人が話を続けます。
オランダのどこ行った?あそこ行った?などなど。
まあ、話しかけられた以上僕も会話を続けるのですが、なぜかどんどん話が進んで、日本の経済の事やサッカーのチームまで話し込んでしまいました(彼はワールドカップの韓国のグループについて泣きそうでした)。
でもでも、正直僕の英語力って本当に低いんですよね。
なんとかついていってるのですが、難しい話になるともうほとんど分からず。
彼は何年もNYに住んでいたみたいで、話も流暢で、語彙も豊富。
なかなか厳しい会話でした。
んで、適当に話をしながら飯を食べてたら、会話が明日の予定についてになってました。
僕は明日キューケンホフ国立公園に行く予定だったので、その事を伝えたら、彼の目の色が突然変わり、俄然乗り気で僕にいろんなことを聞いてきます。
曰く、ガイドブックとか一切もってないから、そこ超行きたいんだけど、場所はおろか行き方も分からん、良かったら是非つれてってくれ、と。
正直まいったな~という感じ。
一人できままに旅するのが好きなのに、彼と会話すると超気合入れないといけないからな~。
うーむむ、どうすっぺ。
とりあえず、僕どのみちご飯食べ終わった後インフォメーションセンター行って、明日のタイムスケジュールだけチェックするつもりだったので、とりあえずそこ一緒に行こうという流れに。
んでご飯をそこそこに切り上げ、一緒に向かう。
そしてインフォメーションセンターで色々情報をもらい、行き方を選択しチケットを購入する二人。
そしてセンターを出たときに彼が言った台詞は、、、。
「よっしユウキ、明日は何時に待ち合わせする?8時?9時?10時?」
・・・。
おまえね、僕まだ一緒に行くって言ってねーっつの。
あんたと行くと、英語力が違いすぎてこっちゃ必死に聞き取らないといけないし、、、んもー話すすめすぎ!
と、内心色々思ってたのですが、彼はもう二人で行く気満々(つかおめー、行き方と場所分かったんだから、もう一人で行けるじゃねえかよ)。
そして僕の言った台詞は、、、。
「ごめん、一人で行きたいから、あんた一人で行ってもらえる?」
、、、。
なんつって、嘘です。
こんなこと本当に言ったら、兄さんに失望されちゃうよ。
結局しょうがないので朝10時に待ち合わせすることにしました。
なもんで、明日は韓国人(孫さん)と一緒に行動します。
その後は二人別々のホテルへ戻り、休息。
今夜の部屋はちゃんとトイレとシャワーがあるお部屋でした。
まあ、当然だわな。
でもネットは全然繋がらないから、勝手に流れてる他所の家のWifi使ってます。
んで久しぶりのシャワー&洗濯をすませて、ようやく体を休めました。
ま、なんつーの?
日記見てもらえたら分かるとおり、今日は本当に色々やった一日でした(日記書くのに2時間かかった)。
でもオランダで見たかったところ殆ど周れたし、本当に楽しかった。
そう、昔カナダで遊んでた頃のようでした。
こんな幸せな毎日が、これからあと1ヶ月も続けられると考えると、本当に嬉しくて嬉しくてたまりません。
やっぱりあれね、旅はいいね。
もう止められない。
これから先何があるか分かりませんが、今のユウキならなんでもできそうな気がします。
そう思った一日でした!
そいだけ~。