ユウキでーす。
いやー、遂に達成しましたよ、インド旅行!
長年思い描いていた聖地巡礼ですわ。
見たいところは一通り見れましたし、懸念していた下痢や発熱など体調不良にも一切ならなかったので良かったです。
で、ま、この度の旅行を一言で表すと……「不思議」です。
おまえなんじゃそりゃ、と思われるかもしれませんが、今回17日間行きましたが、結局インドという国が良く分からなかったんです。
これは日記にも都度書いてましたが、僕、インドに来る前にインドの悪評を聞きまくってたせいで、現地でも緊張、警戒しまくり。
「人に会ったら詐欺師と思え」精神で旅してきました。
んが、やっぱそういう心構えだと行く先々で非難を浴びるんです。
「なんで無視すんだよ!」とか、「なんで俺の出したチャイ飲まないの?」とか。
極めつけだったのが、ヴァラナシで出会ったボート屋の糞ガキと説教外人。
糞ガキには「あっち行ってくれ」と言ったら、「おまえ、インドに来てインド人嫌うってどういうこと?何のために来たの?あっち行けって俺はどこにも行かないよ。だってここ俺の国だからな」と言われ、外人には「なんでそんな赤ん坊みたいに震えてるんだよ。ここは安全だよ。君の知ってるシステムと違うシステムってだけ。君がそういう態度をとるからダメなんだよ。リラックスしろよ」と言われる始末。
正直これ随分頭に残ってるんですよね。
確かになあ、こんな姿勢じゃダメだよな。
とまあそれからずっと思ってたんですが、最後まで緊張が取れず。
結局街の散策もあまりしないまま帰国となったわけです。
もう少しなー、住民と触れて、仮にハプニングがあったとしてもそれを受け入れて旅したら違ったものになったのかもな、とまあ思いました。
あ、総合評価的には「まず良し」としておきます。
一度は行った方がいいよ、二回目三回目は肌が合ったらね、って感じです。
そいでは個別に振り返ってみましょう。
■デリー(アーグラー)
この糞ったれた街、正直文字通り糞投げられた思い出が強烈過ぎて、それから出歩く気が起きませんでした。
街中歩いても対して見どころないし、コンノートプレイスにしてもつまらなかったですからな。
デリー観光は一日あったら事足りると思います。
タージ・マハル見にアーグラー行くにせよ、日帰りで十分です。
朝6時の列車に乗って、14時にはもう全て見終わって暇してましたからな。
8時に着くので早朝のタージ・マハルも見れますし、泊まる必要は無いです。
ホテルはBloomroomsというホテルにしたんですが、これ最高でした。
まるで北欧のお洒落なホテルのような感じで、清潔だし、設備整ってるし言うことありません。
併設されたカフェも安くて洋食が美味いし、もう大満足です。
まじでフィンランドとかスウェーデンとかにいる気がしました。
ニューデリーのメインストリートに泊まる必要はあんま無いと思います。
■ヴァラナシ
ガンジス河を見に行きましたが、正直4泊もする必要はなかったです。
人生について考えようと思って長めに取りましたが、正直暇でした。
ホテルはやはりベンガリートラと呼ばれるメインストリートの付近で泊まった方が良いかもしれません。
ユウキのホテルは少し離れた位置にあったので、ガンジス河見るのも一手間ありますし、飯食べに外行こうって気があまりしませんでした。
■アウランガバード
エローラとアジャンターの街。
こちら調整日の為に5泊しましたが、もう暇で暇で。
エローラ、アジャンターは一日で見ることも出来そうなので、ぶっちゃけ2泊ぐらいで良いかもしれません。
ユウキは空港から近くバスターミナルから遠い場所にしたので周りに娯楽がなくて暇でした。
こちらもバスターミナルの近くに泊まったほうが良さそうです。
■ムンバイ
五つ星ホテルに篭ってたので、外のことは何も分かりません。
泊まったのはThe orchidというホテルなんですがここはオススメ。
諸々込みで2泊で3万円位。
洋食も安くて食べれるし、プールも素敵なのでリフレッシュするには最高ですよ。
■交通
これはもう飛行機一択ですわ。
僕今回4都市を回ったんですが、最初全部夜行列車とかバスにする予定だったんです。
でもネット見る限り、遅延も多いし、衛生面も問題あるし、トラブルばかりだったので、デリーからヴァラナシへ行く時だけ夜行列車に乗って、後は全部飛行機にしたんです。
結果的にこれが正解。
夜行列車はチケット取るのが面倒だし(自力でやったからか)、とにかく遅延もするし、深夜発だと慣れないインドのホームで待つのも大変、車両探すのも一苦労。
何とか中に入っても、到着時間とか調べないといけないし、とにかく大変でした。
まあ話のネタに一度ぐらいは良いですが、後は飛行機を絶対オススメします。
■飯
もう基本全てカレーだと思っていいです。
チキン頼もうがフライドライス頼もうがポテト頼もうがカレー味。
まあ味は美味しいんですよ。
バターチキンカレー頼んでもほうれん草とチーズのカレー頼んでもチキンカレー頼んでも美味い。
日本で食べるインドカレーそのもの。
チャパティやナンもありますしね。
ん、が、さすがに17日間ずっとカレーは飽きます。
もう見るのも嫌なぐらいに飽きる。
そういう時のためにカフェに洋食があるのでそこら辺見つけて確保しておくと良いかも。
意外にインドの洋食、いけてます。
ちなみにマサラティー(チャイ)はベリーグッド。
一杯20円ぐらいでどこでも飲めるし、もう疲れが取れて美味しいこと美味しいこと。
やみつきになりそうです。
■衛生面
僕は特に気になりませんでした。
前回のネパールが強烈過ぎて、ネパールに比べると、道は舗装されてるし、クラクションは五月蝿くないし、トイレも清潔だし、痰もそこまで吐かないし、さすが大国、と思いました。
初日に下痢止め買いましたが一度も使わず。
ティッシュも大量に持って行ったのですが、何もなかったです。
■人々
正直これが意外や意外。
あんまりしつこい客引きはいませんでした。
少なくともエジプトのような鬱陶しさではないかな。
ちょっと無視したらすぐどっかに消えてくし、嫌がらせも無く、皆ニコニコ。
僕がもう少し打ち解ける姿勢を見せてたならもっと良かったのかも?
逆にトラブルに遭ってた可能性もありますが。
■見どころ
うーん、どうなんですかね。
エローラは結構良かったので見る価値あります。
タージ・マハルは別にそこまで……って感じではありますが定番ものなのでインドまで来たんなら見ない手はないはず。
他はジャイプルとかカジュラホは面倒なので省略したので分からず。
まあ観光メインの旅じゃないですからな。
ってこんなとこでしょうか。
まあ何度も言いますが、ちょっと色々考えさせられる旅でした。
それでも旅ライフの集大成として挑んだインド旅行。
無事終わったのでちょっとホッとしてたりします。
これで真のバックパッカーになりましたな。
ふふふ。
ま、そゆわけですわ。
次の旅行先は未定。
あと人生で行きたいのはヨルダンだけなのでヨルダンになる可能性が高いです。
あるいは中央アジア(トルクメニスタン・キルギスタン・ウズベキスタン)とか?
はたまたモンゴルで馬乗ったり、ブルガリアのソフィアへ行ったり?
まあ風の向くまま気の向くままってやつですわ。
楽しみにしておいてください。
僕自身も楽しみなので。
そいでは17日間お付き合いいただきありがとうございました。
また次の旅行記で会いましょうー!