インド旅行 二日目

ユ、ユ、ユウキです……。

今日は観光初日。
旅のハイライトの一つ、タージマハールを見に行きました。
ですが早速インドの洗礼を受ける羽目に。
本当に長く辛い一日でした……。

一日の始まりは朝4時。
昨日たっぷり寝たのでこの時間です。
朝6時の列車でタージマハールを見にアーグラーという街へ行きます。
なのでチケットを買う時間を考慮して4時45分頃出ることに。
んが、部屋を出ると生憎の雨。
せっかくのタージマハールだから延期しようかなと思ったんですが、まあなんとかなるかーとレインウェアを着込んで出発です。
駅に着いてまずはチケットを無事ゲット(500ルピー・1000円)。
ファーストクラスです。
で朝5時から駅で待機。
つかこの時間なのに随分沢山の人がいる。
おまいら一体何してんねん……。
程なくして列車が到着。
座席を見つけて出発進行。
さてさてこの列車、なかなかどうして立派なもんです。
コンセントはついてるし座席も綺麗。
極めつけはなんと朝食込み。
最初に一人ずつに小さなポットが配られ、ティーパックとお茶菓子をもらいます。
それでマッタリしてると次はメインが。
でこのメインなんですが、配る時に「おい、おまえ、ベジタブルか?違うか?」と聞かれます。
僕は当然「いやノンベジくれよ」と言ったんです、が。
様子を見ると何かがおかしい。
僕のは後に配る事になったようで(これはまあいい)、隣の早く来たやつを見ると何やら美味そうなコロッケが入ってる。
あれ?ベジタブル用でもコロッケっつーことは、ノンベジはもっと肉肉しいのかな?と思って期待してたら、いざ貰ったものを蓋開けてみると「グリーンピースのオムレツ」。
おま、僕のほうがベジタブルかよ!
つか僕、グリーンピース嫌いなんだけど!
とまあしょっぱなから出鼻をくじかれましたが、もう食事一つでガタガタ騒ぐ年でも無いので、何とかお腹にいれました。
あとは食パンが2枚ついてた。
こちらはバターとジャムをつけておいしくいただきました。
そんなこんなするうちに2時間ほどでアーグラー到着。
結構楽でした。
しかも雨止んだ。
ラッキー。
駅についてまずやったことは、帰りの列車の手配。
駅を背に右手側にチケットセンターがあったので申し込む。
んが、なんと18時の列車しか無いとの事。
参ったなあ、こんなに時間いらないんだけどなあ、と思ったんですが、言ってもしゃーないのでとりあえずチケットを買う。
550ルピー(1100円)だった。
でチケットを買った後はさてタージマハールへ行こうと思ってたところ、今日一番の最悪な人物が登場。
ニタニタ笑いながら、「タクシー?タクシー?」と近づいてきます。
まあこの時点では多少警戒してたんですが、タクシー乗らないと始まらないので値段を交渉して(100ルピー・200円)乗ることに。
でまあタクシーに揺られ揺られ向かうんですが、このおっさん、話がかなり鬱陶しい。
日本人は友達が沢山いる、とか言ってボロボロの名刺を見せてくるし、私絶対騙さない嘘つかない、とかしきりに言ってくる。
善人アピール凄い。
でまあそこまで言うなら、この100ルピー、どのような着地点に持ってくのかちょっと興味を持ちながらタージマハールへ向かったところ、着いてみたらなんてことはない「チャーターしないか?」ですって。
あーそういう前フリだったのね、と納得しながら丁寧にお断り。
200ルピーあげたことで相手もすんなり引き下がりました。
ふいー。
というわけで到着。
インドの至宝タージマハール。
チケット買って(750ルピー・1500円)、適当に進むと早速ご対面。
じゃーん。
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なかなか見事なもんです。
すっかりテンションが上がった僕。
パチパチ写真を撮りまくり、ベンチに座ってマッタリしたりして堪能。
色んな角度から眺めます。
勿論タージマハールの中にも入りました。
靴にカバーをかけて入るので結構綺麗。
つか中って広いと思ったら随分狭いのね。
中央に棺があって4方向に小部屋があるだけだったわ。
まあ墓だからこんなもんか……。
中に入った後もしばらくはマッタリ。
もう一生来ないところだからしっかり目に焼き付けました。
って、でも実はタージマハール見てちょっと悲しい気持ちにもなったんですよね。
というのも僕、もう世界中で行きたいところがほとんど残ってないんです。
タージマハールとあとはヨルダンにあるペトラ遺跡ぐらいなものかな。
その一つに遂に来たわけで。
あーあ、もう見ちゃったのかあ……。
となんとも言えない寂しい気持ちが強かったです。
ま、ま、ま、とりあえずそれは置いといて。
タージマハールを満喫した僕。
この時点でまだ10時半頃。
列車は18時。
なもんで次は近くにあるアーグラーフォートという城を見学することに。
地図で見る限り歩いて15分位だと思ったんですが、意外に結構時間がかかった。
これは馬車とかに乗るべきかな。
しかも地味にお腹空いてきたし。
でま何とかたどり着き、チケットを買って(250ルピー)、中へ。
入り口の構え的に結構期待できそうだったんですが、入ってみると大したことない作りだった。
庭なんて腐るほど見てるし、建物もあんまなかったしね。
まあ遠くに見えるタージマハールだけは良かったか。
総合的にはあんまり見る価値は無し、ってとこです。
で見学ダラダラしてたんですが、空腹がやばくなってきたのでとりあえずアーグラーフォート駅に向かうことに。
適当に歩いてたら汚いゴミ捨て場の隣に小さなレストランがあるのを発見。
もう背に腹は代えられず、ここで飯を食べることに。
頼んだのは楽しみにしてたビリヤニ(インド風フライドライス)。
これ一度六本木で食べた時美味しかったから本場の味を試してみたかったんだよね。
んで破格の60ルピー(120円)という値段でオーダーし、待つこと数分、到着。
結構ボリュームがあって見た目はなかなか良さ気。
いざ食べてみると味も美味い。
カレー味がついてて具も豊富だしライスもサラサラでこれは当たりだ。
敢えて欠点を挙げるとするならば、ハエが凄い量飛び回ってるので、手で払いのけながら食べなければいけないことか。
つかレストランって言ってるけど、実際はこんなとこだからね(奥がゴミ捨て場。臭い!)。
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まあそりゃハエも来るか……。
お腹がすっかり満たされた後は、アーグラーフォート駅へ。
ここから出発地点のアーグラーカント駅へ行こうとしたのだけど、ここは通ってないとのこと。
仕方なしにアーグラーカント駅までリキシャー(簡易タクシー)で行くことに。
交渉したら100ルピーだった。
安い。
で、程なくしてアーグラーカント駅へ到着。
この時点で14時。
電車は18時。
さてさてこの何もないところでどうしようか、と思っていたところ……どこかからか「ユウキ!ユウキ!」と呼ぶ声がします。
振り向いてみると、さっきのタクシー運転手がいます。
もうね、タイムマシンで戻れるならここでこいつぶち殺したい位なんですが、当初の僕はそんなことも知る由もなし。
適当に雑談します。
すると、「電車は18時だけど、バスなら15時にあるよ。今ならチケットセンターまで送るよ」ですって。
で、僕、よせばいいのにこの口車に乗っちゃって、あろうことか抑えていた列車をキャンセル。
このFuck’nおっさんに連れられるがままにバスのチケットを買いに行きました。
着いた先は旅行代理店。
中に入ると日本語ベラベラのおっさん(Ray)がいました。
最初にフォローだけしておくと、このおっさんはおそらく悪い人間ではない。
この代理店相当有名みたいで、地球の歩き方に10年連続で載ってるお店(実際見せてもらった)。
説明文章も「日本語話せて安心できる。困ったときの駆け込み寺」ですって。
なもんでこのおっさん自体には何の罪も無いのだが……。
そう、バスがなんと数分前に満席になっちゃったから15時はもう無理だよ、次は18時だよ、ですって。
おまえね、なんだそりゃ。
僕18時に列車をワザワザキャンセルしてキャンセルフィー取られてここに来たんだよ。
それなのに18時に出発って、来た意味ねえじゃねえか。
しかも話を聞いてみると、列車では2時間だけどバスは3時間かかり、バスステーションはここから1時間ほど掛かる場所にあるみたい。
さらに到着するバスステーションもNew Deliから離れてるところですって。
極めつけはチケットなんと800ルピー。
つまり、本当なら18時の列車(500ルピー)で2時間で帰れた所を、800ルピー払って1時間かけてバスステーションへ行って3時間かけて帰りそこからさらにタクシーに乗らないと駄目。
もうナニコレ……。
正直もう絶望して心が折れかけましたよ。
Rayのおっさんはユウキの事みて「本当にこればかりはどうしようもないね……。明日は明日の風が吹く」とかいい加減な事言うてるし……。
で、ま、もうしょうがねえからここらへんでカフェで時間潰して18時にバスステーションへ行こうかと思っていたところ、もう最低最悪悪魔の誘いをタクシー運転手がしてくる。
要は「バスステーションまで300ルピーで送る」とのこと。
まあRayのおっさんに聞いても300ルピーはかかるらしいので、それなら断る理由はないなと思いOK。
んが、これ、やめておけばよかった。
本当にやめておけばよかった選択です……。
で今更言うてもしょうがなく、まずはタクシー運転手に乗せられてとりあえずカフェへ。
適当なところでお茶をして雑談。
するとこのおっちゃん、バスステーションは治安が悪いからとりあえずマッサージ屋にでも行って時間潰さないか、ですって。
まあ僕もマッサージ自体は大好きだからやぶさかではなかったんですが、とりあえず実際にマッサージ屋へ行ってみると値段がちょっと高い。
1時間で1500ルピー(3000円)。
なんつーか日本と同じ値段なんだよね。
それだったら別にそこまで疲れてるわけじゃないから行かないでいいや、と言うと、タクシー運転手が食い下がる。
何やら、綺麗な女の子選び放題だから、とか、あと追加でこれだけ払ったらエッチな事もできるから、とか。
でもまあそんなもんに興味ない僕は断固として拒否。
んがこのおっちゃんも引き下がらない。
それならばと今度はタイ古式マッサージ屋へ連れてかれメニューを見せられる。
一時間2700ルピー(5400円)だったので、高いから断ったら、30分以上延々とゴネられる。
それでももうとてもマッサージっつー気分じゃねえから、もうバスステーションへ連れてってくれと何度もいうけれど、おっちゃんは「バスステーションは治安が悪い」と繰り返すばかり。
それから今度はおみやげ屋へ連れてかれる。
でも何やら奥まった所にあり、外から中が見えないスモークガラスのお店。
流石にこんなところに入るわけには行かねえから、断固として拒否。
すると中から何人も人が出てきて僕のタクシーを取り囲みゴネる。
曰く「危険なんてねえから入れ」。
でも僕もどうしても拒否。
拒否拒否拒否。
徹底交戦。
そしたら相手も遂に折れて悪態つきながら店へ戻って行きました。
つか結構やばい雰囲気だった。
おひょー。
さてもうこうなったらとっととバスステーションへ行こう、と思っても、またしてもタクシー運転手、土産物屋へ行こうと言います。
僕も何度も何度も何度も何度も「バスステーションへ行きたい。治安が悪くても大丈夫」っつーってんですが、一向に行こうとしない。
結局通りに面した土産物屋へ連れてかれる。
んで物色して、後ほど買おうとしてたマグネットがあったので申し訳ない程度に2個買う。
つか2個で300ルピー(600円)の時点でぼったくってんだけどね。
もう疲れてたからそのまま買ったよ。
でさてもう帰ろうかと思ったら、タクシー運転手が二階に来いと手招き。
さすがに嫌だったので断って外へ出たらタクシーがない。
何やらガソリン入れてるからちょっと待ってくれだって。
でそれからもしつこく「中に入れ中に入れ」うるさいので、もう我慢の限界。
300ルピーを投げつけるようにして別れを告げました。
悪態を背に受けながら逃げるようにしてその場を離れる僕。
適当なレストランでトイレ借りた後、別のタクシーを拾い、何とか300ルピーで念願のバスステーションへ到着しました。
つか治安が悪いって言ってたけど、全然悪くねえし。
結構大きめだったからベンチもあるし出店もあるからむしろ居心地良いし。
もう本当にやれやれですわ。
でこの時点で16時。
それから何とか頑張って18時まで待機し、バスに乗り込みました。
で18時半定刻通りに出発。
さて後は乗ってるだけだったんですが、聞いてみるとなんとデリー到着は22時ですって。
おまえね、列車だったら20時には着いてんだよ。
とまあもう心が折れてる僕、ひたすら耐え難きを耐え忍び難きを忍びました。
途中トイレに行きたくてたまらなかったところ、運良くトイレ休憩。
少しだけ一息。
で夜も真っ暗になった22時頃ようやくデリーのバスステーションへ到着。
さて後は何とか帰ろうかと思ったところ、もうバスを降りた瞬間からすごい数のリキシャー運転手に囲まれる。
本当は列車で二駅だったからこれで帰ろうとしたんですが、もうにっちもさっちもいかない感じ。
しょうがないのでリキシャーに乗ることにしたんですが、これまたぼったくってくる。
まあこの時間だし僕の選択肢があまりない状況なので強気の交渉が出来ず。
もう疲れ果てていたのもあって250ルピーで駅まで送ってってもらいました。
まあでも結構距離あったからこれぐらいが妥当だったのかもしれないね。
で駅へ何とか着いた後は、ホテルに戻る途中に夜食のビリヤニをテイクアウトして(ビニール袋に入れられた……)、昨日と同じ場所でチャイを飲んで(10ルピー・20円)、何とかホテルへ。
最後の最後の力を振り絞ってママンに無事の報告をした後は、シャワー浴びて倒れるように横になりました、とさ。

と、ま、こんな感じの一日でした。
いやもう途中までは良かったんですよ、アーグラーフォートまでは。
客寄せも強引じゃないし、道も舗装されてるから、「なんだインドったってこんなもんか。悪く無いじゃん。結構ありあり」と思ってたんですよ。
そこにきてこれですよ。
正直、鉄の精神でマッサージや土産を全て断ったので、金銭的にはあまり損失はないんです。
タクシー代とバス代諸々込で3000円ぐらい損したかな。
つか列車で帰る事になってたらマッサージ行ったと思うから、もしかしたらトントンぐらいかもしれない。
でもね、もう精神が疲れたんですよ。
心がバキッとへし折れました。
なんで2時間で帰れるところを(しかもファーストクラス)、嫌な思いをしてお金も沢山払って5時間もかけて戻らなきゃならないの?
もう泣くに泣けないとはこの事です。
僕、被害者によくある「自分だけは大丈夫精神」だったんですよ。
それに来てこれ。
はあ……。
いやまあ良い風に捉えるなら、たった3000円ポッチでインドへ警戒心をついたと思えば安いもんかもしれません。
これが土産物屋で20万の陶器の皿買わされたとか、飛行機のチケットに乗り遅れて移動ができなくなった、とかなら目も当てられないですからね。
良い教訓。
早い時期にダメージが深くないインドの洗礼を受けれて良かったと思いましょう。
やれやれ。
で、明日と明後日は丸々休息日。
たっぷり寝た後、昼ごろからデリーを歩いて見ようと思います。
まだまだ旅も始まったばかり。
嫌になるには早すぎますな。

ま、そいだけー!


インド旅行 三日目

ユウキです。

今日はデリーの街を散策してました。

一日の始まりは午前10時。
今日は旅コミュニティで知り合った男性とお茶をする約束があります。
なのでTwitterで連絡し、13時にホテルのカフェで会う事に決定。
で、また二度寝。
次の目覚めは13時半。
やべっ寝坊だ!
慌ててメールをして下に降りると、幸いその男性S氏はまだいてくれたので一安心。
早速お茶しながら情報交換。
昨日のアーグラーの事とか色々話しました。
でコーヒー飲んでマッタリした後、お互い予定がなかったからデリーを二人で歩くことに。
ニューデリー駅を通ってまずはメインバザールへと向かいました。
メインバザールの様子はこんな感じ。
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まあ南アジアでは見慣れた光景です。
新鮮味も全く無し。
ブラブラ歩き、アクセサリー屋を覗いた後、中心地のコンノートプレイスへ移動。
こちらも特に何も無かったな。
円形状の広い公園なんですが中央にステージが仮設されていて特に綺麗でも無し。
外周は全部出店で埋まってる感じ。
素通りしようかと思ったんですが、僕今日サンダル履いててちょっと靴ずれで痛かったので、靴下を一つゲット。
交渉して50ルピー(100円)で買えた。
ふいー、これで楽になる。
その後は僕もS氏も飯食べてなかったからコンノートプレイスの周りでレストランを探す。
が、目ぼしい物が見つからず。
しょうがないからケンタッキーでご当地バーガーを食べることに。
本当はファストフードなんて嫌なんだけどね。
まあでも長くいるし幾らでも現地の飯食べる機会があるからいいか。
僕が頼んだのはPotato Burger。
肉の代わりにコロッケが入って、これにコーラのLサイズをつけて120ルピー(240円)。
ソースがバーベキュー味で美味しかったけどピリ辛だった。
ちなみにS氏はライスボウルを頼んでた。
気になって見せてもらったら単なるコロッケ丼だった。
こんなの美味いのだろうか……。
お腹が膨れた後はまたしても適当に散策。
お互い用事も無いし行きたいところも無いので本当にブラブラ。
つかこの街あれね。
道は広くて綺麗だし、クラクションも煩くないし、人もそこまで寄ってこないし、歩く分にはストレスはあんまないかも。
結構身構えてたんだけど、こんなん伝え聞くほど辛い街じゃないなあ。
と、言ってもそこはネパールやスリランカを経験した僕基準。
S氏は南アジア初めてらしく、相当参ってました。
うーむ……。
ま、そんなこんなで宛もなく彷徨う。
途中地下のバザールで小綺麗なワイシャツを買う(300ルピー・600円)。
少々小さいけど結構格好良く見えるし、使い捨てには丁度良いですな。
3日ぐらい着て捨てよう。
それからまたコンノートプレイスへ戻ると、イベントのショーをやってたので少し見学。
最後はホテルのカフェに戻りお茶。
一休みした後、18時半頃に解散しました。
一人になった僕はその後地元の食堂街へ。
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薄暗くて糞汚い道にある屋台でチキンカレーを食べました。
チャパティまでついて70ルピー(140円)。
辛かったけど旨い。
本当はS氏も誘ったんだけどね。
道見た瞬間、怖くて入るのも嫌っつって断られました。
僕、ホテルは高くて綺麗なホテルじゃないと嫌な癖に、飯は汚い屋台でも平気なんだよね。
人間の価値観って不思議だ……。
で腹も膨れたので、部屋へ帰って洗濯ジャブジャブ。
もう予定もないので早めに横に。
最後寝る前に下のカフェでチーズマカロニを食べて一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
今日は13時~19時しか活動してなかったので疲れもせず。
ゆっくり出来ました。
ちなみに明日も一日フリーの日です。
今日見たアクセサリー屋で指輪でも買おうかなと思ってます。
後は値段にもよるけどマッサージ行ってもいいかな。
まあマッタリデーになりそうです。

んじゃま、そいだけー!


インド旅行 四日目

ユウキです……。

今日もデリー観光。
映画見たり買い物したりマッサージしたりと楽しい日になるはずだったんです、が……。
この糞ったれた街での休日、果たしてどうなったでしょう……。

一日の始まりは7時頃。
昨日早めに寝たので朝には目が覚めちゃいました。
でも別段やることがないので11時頃までベッドでボケボケ。
それからデリーの街へ繰り出します。
まずは明日のチケットの確認をしたかったのでニューデリー駅へ。
んが、何故かガードマンみたいな人に止められる。
「おまえチケット持ってるか?なけりゃここ入れないぞ?」ですって。
そんなバカな、もう何度も中に入ってるっつの。
と思ったんですが、指し示す看板を見ると確かに「No entry」と書いてる。
どうも嘘じゃないっぽい。
しょうがないのでもう一つある入口に行くも、ここでも駄目。
え、まじなんで?チケット無いと駄目って、そもそもチケットは駅で買うんだろうよ。
と、どうしてもわからなかったんですが、拉致があかないので後でホテルで聞くことにして一旦保留。
市街中心部のコンノートプレイスへ向かいます。
コンノートプレイスに着いてまずやったことは映画館のチェック。
インド映画ってめちゃ陽気なので、是非一度本場で見てみたかったんですよね。
チケットセンター行ったら上手いことに1時間後の12時25分から初回があるみたい。
早速チケットを購入(450ルピー・900円)。
うしし。
一安心したら朝食を食べる為に適当なカフェへ。
ほうれん草とコーンのチーズパニーニ(90ルピー・180円)とコーヒーを取る。
なかなか美味い。
それから映画館へ戻る。
どんな感じの内装なのかと思ったら結構豪華だった。
待合室のソファーはクラシックでフカフカだったし、水も飲み放題。
上映室にも言える事なんだけど全体的に重厚感があったな。
東京にあってもおかしくないレベル。
で程なくして上映開始。
つっても全部インド語で、英語の字幕すら無いから何言ってんだかわかんないんだけどね。
なんだか男3人組が出てきて、それぞれ彼女っぽいのができるみたいなストーリー。
ジャンル的にはコメディみたいで、観客は結構爆笑。
でも絵で笑わせるタイプではなくて、セリフで笑わせるタイプなようで、僕には全く面白さが分からず。
一人ポツーンとしてました。
ですがそこはさすがにインド映画。
要所要所で意味のないダンスシーンが入り、抑揚のある音楽が流れます。
というかカメラワークも独特だし俳優のポージングも変わってる。
まあお国柄ですなあ。
内容はさっぱり分からなかったんですが、勢いのある展開に結構楽しめました。
で1時間半ほど見たとこで休憩時間に。
僕は満足したので最後まで見ること無く映画館を出ました。
その後向かったのは床屋。
僕旅先でシャンプーするのが好き。
なもんでいっちょインドのシャンプーテクニックを見てやろうかと。
値段を聞くと150ルピー(300円)。
これならいいかと思って頼んだら、始まる直前にリンスもするならさらに150ルピーだよ、とか言い出しやがった。
なんか腹立つのでシャンプーだけにする。
で肝心のテクニックなんだけど、これが激しく微妙。
ナヨナヨ撫でるようにしてやるだけで、水もチョボチョボしか出さないのであんま気持よくない。
2回してくれたので綺麗にはなったんだろうけど、あんま満足度は高くないかな。
まあいいけど。
さてさて、映画も見て楽しんだし、床屋も行ってリフレッシュしたし、後はマッサージ屋(アーユルヴェーダ)探しながら適当に昨日の露店で指輪でも買うか~と思い、コンノートプレイスの逆サイドへ。
バザールでプラプラ物色していたのです、が。
が。
が。
が。
ここで突然きました、大事件が。
なんか隣に足速でかけてった爺さんがいたなーと思ったんですが、途端僕の右足(上面)に嫌な感覚が。
なんだなんだ、と慌てて見てみると……なんと……靴の上に……うんこが撒かれてました……。
正直見た瞬間やられた!と思ったのですが、爺さんはすぐに逃げるように消えてく。
そして後ろにいた別の奴が「あそこに靴磨きセンターがあるよ」とか指差してるし……。
……もうね、ナニコレ。
お前これはねえだろうよ。
靴磨いて金取る為にうんこを靴の上に撒くか?
ありえねえだろうよ……。
正直もうこれ僕の理解を遥かに超えた出来事。
まじ意味がピーマンわけわかめ。
「結構毛だらけ猫灰だらけ、靴のまわりはクソだらけ」ですよ……。
あまりのことにしばらく呆気に取られていたのですが、とりあえず何とかしようと手持ちのティッシュで拭き取る。
んが、駄目。
しょうがないので1リットルの水を買ってそれ使いながらティッシュ使ったんですが、これも駄目。
てかね、僕の靴、旅のウォーキング用なので、メッシュなんですよ。
汚い話で申し訳ないのですが、だからどんなにやってもブラシとか使わないかぎり取れないんです。
もう困って困って絶望して、さて一体どうしようこれ……と思ってたんですが、来る途中に靴磨き屋がいたのを思い出す。
共謀の靴磨きセンターに行くぐらいなら路上の奴に頼むよ、っつってわらにもすがる思いで行ってみる。
そしたらこの出来事は日常茶飯事なのかもう手慣れた感じ。
20ルピー(40円)でいいよ、ですって。
とりあえず20ルピーならやらないよりマシかと思ってお願いしてみると、これは流石に靴磨き屋。
紐を外してブラシやら洗剤やら使ってジャブジャブ洗う。
メッシュの間も丁寧に綺麗にしてくれて、紐かけまで何度も何度も拭って綺麗にしてくれた。
うん、まあここまでやってくれるならいいか、と思って100ルピーを渡す。
で、何とか綺麗にはなったんですが、それでもまだ精神的に立ち直れず。
なのでさらに別の靴磨き屋に再度頼む事に。
もうすっかり綺麗になりかけてる靴を、改めて再度丁寧に紐を外して洗剤つけて洗ってもらう。
ブラシも丹念に丹念に。
何度も何度も同じ所を洗ってもらって、ようやっとこれで一旦はOKだと納得。
少しだけ一息つきました。
が、正直もうバザールには近づきたくない。
マッサージって気分でもなくなったし。
ということで足速にホテルへ。
部屋に着いたらまたしても僕は靴掃除。
紐を外してジャブジャブ洗います。
もう靴が水でベショベショなんだけど、どうしても気になっちゃってね。
何とか満足いくレベルになったところで、ようやく部屋で落ち着く。
が、この時点でもう僕のテンションダダ落ち。
デリーなんてそもそも見たいもの無いし、つか外に出る気が一切しないし。
なのでもう明日までホテルに篭もることに。
でボケボケしつつ、17時頃お腹が減ったのでホテルのカフェでチーズリゾットを食べる。
そして夕食用にハンバーガーをゲット。
最後は受付でチェックアウトの時間と、気になる駅について質問する。
やっぱ駅に入るにはプラットフォームチケットとか言うのを買う必要があるみたい。
明日はでも列車のチケットがあるからその場合は必要ないとのこと。
やれやれ……。
ま、そんなこんなで夜6時にしてもう部屋篭もり。
シャワーを浴びてすっきりして、明日に備えて寝ることにしました、とさ。

とまあこんな感じかな。
というかもう正直精神的にショックです。
特に金銭的に被害にあったわけでもないし、暴力を受けたわけでもないけれど、それ以上にやられましたね。
まじもう言葉も出ないほど衝撃的。
色々聞いてはおりましたが、想像の遥か左斜め下をいってる国民でしたわ。
はぁ……。
明日は夜行列車でガンジス川のあるヴァラナシへ向かいます。
ファーストクラスなので列車には結構期待出来そう。
でも20時過ぎのチケットで18時に駅へ行くので、それまでは暇。
街は散策したくないので、ホテルのカフェでずっと漫画でも読んでようかと思います。
デリーは二度と歩かん。
つかでも次のヴァラナシもかなり強烈な所みたいだからなあ。
詐欺や殺人、何でもござれみたいで……。
これはガンジス川見たらまたホテル篭もりの日々になるのかな。
張り切って4泊も入れちゃったから、正直どないしょ……。
まあもうここまできたら頑張るしか無いんですけどね。
つかプライベートで来てる旅行で頑張るって表現自体がおかしいよ。
はぁ……。

ま、とりあえず肉体的には元気だけど精神的に滅入ってるユウキでした。
そいだけー


インド旅行 五日目

ユウキです。

今日はデリーからヴァラナシへの移動日。
飛行機ではなく列車で向かいます。
しかもインドで初めての夜行寝台列車。
噂には聞いておりますが、果たしてどんな感じだったでしょうか。

一日の始まりは朝10時。
チェックアウトが12時なのでゆったりパッキング。
列車の時間は20時20分なので、チェックアウトをした後はホテルのカフェでひたすら待機。
暇だったのでパスタ食べながら小説書いてました。
18時を過ぎた頃、ウェイターにお礼を言って駅へ。
なぜ2時間前に行くのかというと、インドではチケットを抑えた時点では座席番号までは分からず、出発1,2時間前に再び聞きに行くと座席を教えてもらえるんです。
なので外人専用事務所へ行って座席を貰う。
HA1というAC付きのファーストクラス。
んが、何故か座席番号がなし。
駅員へ聞いても、「Cabin number1,Cabin number 1」と繰り返すばかり。
キャキャキャ、キャビンだって?
もしや僕一部屋独占状態?サンライズ出雲の再来キタコレ?
と期待に胸をときめかします。
ふひふひ。
でそれから19時半まで外国人専用事務所で待機。
ネットの情報だと45分前に列車が着くというのでそれに合わせて外へ出ます。
んが、電光掲示板を見てみると……「遅延23:10」。
ぬがー、これがインド名物遅延か。
致し方ない、3時間待機するか。
ということでまたしても待機。
お腹が空いてきたので非常食用のカロリーメイト(フルーツ味)を食べながら過ごす。
で22時になったので再び外へ。
で、電光掲示板を見てみると……またしても「遅延00:30」。
あー、もうもう。
いい加減まじに疲れてきてるんだけども。
と愚痴ってもしょうがなし。
まあポジティブに考えれば、一回しか遅延しないなんてインドっぽく無いですからな。
これも経験、アリアリ。
というわけでまたまた待機。
外国人専用事務所で横になってました。
すると駅員が来て僕に怒鳴る。
「てめーここで寝るんじゃねえ。ここは事務所なんだよ!」ですって。
ちょっと驚きましたが、まあ確かに外にRest roomってのがありますな。
しかもここ外国人専用事務所っつか、チケットセンターだし。
ちょっと反省しつつ座り直した僕でした。
で、23時半になり三度目の正直で電光掲示板を見ると……やった!「00:30」到着だって!
もう、ようやっとこれで横になれる。
その時僕は心の底から安堵しました。
で後は自分の電車番号を見つけるだけ、と思って電光掲示板を見ると、HA-1は一番端っこ。
なのでプラットホームへ入って移動しようとしたのです、が。
……ちょ、ちょっと怖い。
そうなんです。
今もう夜24時になりそうで辺り真っ暗なんですが、ホームにあふれんばかりのインド人が座ってるんですよ。
僕が見慣れない浅黒い(変な意味じゃないよ)人々が全員シーツだの持ち込んで寝たり座ったりして占拠してまして。
で僕だけが肌黄色なので、通る度に皆がもう見つめる見つめる。
しかもただ見つめるだけじゃなくて、ニタニタ笑ってくる奴もいるし、近くまでワザワザ来てツバ吐いてく奴もいる。
さらには反対側のホームに止まってる別の列車が、一番低いクラスの列車なのか汚い車内にすし詰め状態で人々が入り、牢屋の様な鉄格子の窓から糞ガキ手を出して僕を引っ張るんです。
極めつけには喧嘩でもしたのか何人かが泡吹いて倒れてて、それを木の板で運びだしてたりして辺りが混乱気味……。
もうこりゃ一刻も早く車両を見つけよう。
精神衛生上良くない。
そう思って電光掲示板の表示を頼りにその方向に向かったのです、が。
これがとてもとてもファーストクラスがあるところに見えない。
周り中、乞食のような人達が占拠していて、そもそも列車が到着するホームは埋め尽くされてる。
え、これ、明らかに違うんじゃね?でも電光掲示板はこうなってるし……。と言うかそろそろ列車来ちゃうよ、早く見つけないとやばいんじゃね?
と、気ばかりが焦るんですが、肝心の場所がどうしても見つからない。
そうこうするうちに列車が来ると思われる45分前がすぎる。
が、列車が来る気配すら無し。
30分前、15分前、それでも一向に来ない。
これ、まじまた延期?
つか00:20分に着いてすぐ出発するんじゃないだろうな。僕まだ自分の車両すら見つけてないぞ。
と、唯でさえ不穏な空気(?)が漂う中、肝心の列車も来ないという事で、僕の体力はドンドン消耗されます。
立ってるだけで警戒するし、誰かとすれ違う度にバックパックに神経を集中するし、混みあう人々を掻き分けながら進まないといけないし。
真っ暗の中インド人に囲まれてるからそもそも言いがかりつけられたら誰も味方いないし。
そう考えると、喉もすごい勢いで乾き、嫌な汗もかいてくる。
分かってください。
この薄暗い中、見慣れない浅黒い(変な意味じゃない)インド人に囲まれて、皆が皆乞食みたいに地べたに座って、こっちをずっと見てるんですよ。
周り誰も味方がいないこのシチュエーション。
マジで超不安。
つか恐怖を感じるよ、リアルにまじで。
そうこうするうちに00:20に。
んが、一向に列車が来る気配が見当たらない。
こりゃまた遅延か……と思ってそろそろキツくなってきたところ、駅員(ガードマン?)が笛を吹いて整理を始める。
お、お、こりゃもしかして遂に列車が?
そう思ってホームの階段を登って眺めてると、遂に列車がきたー!
やりました。
18時から駅にいること6時間。
ようやっと列車が到着です。
次に僕がやったのは、この日一番の超集中で車両番号のチェック。
遠くから必死に眺めた所(視力1.2)、何とか目星のつけてた場所であってた模様。
つか案内所の電光掲示板の表示だと、これ逆になってんだよ。
そうじゃなくてホームにある要所要所の番号案内を見ろってことね。
いやー危なかった。
でここにワンサカいた見た目完全に貧乏な人達(失礼。でも間違えてないと思う)は、遠くにあるスリーパークラス(一番安いやつ)に乗るのをここまで並んでたってわけか。
あー、ようやくアンダスタンドだよ。
遂に車両が分かった僕。
何とかインド人を掻き分けて掻き分けて車両へ飛び乗ります。
んで名前を告げて奥に進み、トイレと洗面台がついてて広々としたベッドがある豪華な個室(と思われる)のキャビンを見つけて中に入ってみると……単なる上下に2シートの4人用の部屋でした。
DSC_0130
ま、まあ、インドにサンライズ出雲みたいなのがあるわけねえか。
専用トイレや専用洗面台なんて夢のまた夢に決まってますな。
しかも超豪華移動するのはインドらしくないので、これぐらいが丁度良いかもしれません。
中から鍵も掛けられるし、適度に綺麗ですからね。
そう思って休んでると、同部屋と思われる人が入ってくる。
僕とりあえず座席番号が分からなかったので下に座ってたんですが、なんか入ってっきたインド人が「ここ、俺のじゃない?お前のチケットだと上になってる?下になってる?」と言ってくる。
んー、僕上とも下とも言われてないんだけどなあ、まあでもここっつーなら僕上に行くか。
そう思って上に移動。
まあ上も上で男の浪漫って感じがして良いですからね。
というわけで荷物を置いて少しだけマッタリ。
よく見ると座席一つ一つに綺麗なシーツが2枚、枕が1個、毛布が1個あるみたい。
こりゃ良いわ。
んでシーツ広げてマッタリしてたんですが、ちょっと僕のミステイク。
これ、どう考えても上より下のがいいね。
下にはデカい窓が付いてるし(上には無い)、地面に足おろして座れるからさ。
まあ今更変えろと言えないからいいけど。
そんなこんなでようやく自分の席を確保。
それからガタンゴトンと電車が動き出したのは、なんとびっくり深夜1時20分でした。
うひゃー、疲れた。
でチケットの確認をして、手続きが済んだ僕。
最後忘れないうちにパソコンを広げて日記(これ)をつけました、とさ。
この後はおそらく飯が来るはず。
それ食べたら寝ます。
南京錠とかワイヤーとか持ってないけど、まあなんとかなるだろ。
鍵掛けられるし、ファーストクラスに来るような奴らが盗むわけないからね(多分)。
って書いてたら、同室の男性二人に話しかけられた。
何やらドバイから来たんだって!
こうやって話すと少しは安心しますなあ。
ふふふ。
ちなみに到着の時間は不明。
同室の彼が後で教えてくれるみたい。
寝過ごしたらやばいやばい!

ま、とりあえずこんな感じですわ。
終わり良ければ全て良し。
つかインドの列車を色んな意味で体験出来たからむしろ素敵な思い出ですわ。
すんなり来て豪華な部屋でしたー!だったら、インドを列車で旅したとはいえませんからな。
明日は昼か夕方頃にヴァラナシへ到着すると思われます。
もうこの時間ならホテルへ行って休もうかな。
日数が無いなら無理して出かけるけど、ヴァラナシに4泊する予定なんですよ。
ガンジス川を眺める以外やることはないから、明日無理して出かける必要は無さそう。
次の日起きて地の利が分かったらまわることにします。
色々悪い噂を聞く街だけど、旅の最大のハイライトですからな。
何とか楽しんでいきたいところです。

んじゃ、ま、そいだけー!


インド旅行 六日目

ユウキです……。

今日も今日とて一日移動。
昨日から引き続いてデリーからヴァラナシへ向かってます。

一日の始まりは、朝9時。
昨日あれから深夜2時頃まで起きてて、こりゃまずいと思って睡眠薬を半分だけ飲んで寝たんです。
そしたら良い具合の時間に起きました。
でまあ特にやることがないので横になってボケボケ。
深夜25時に出発したのでまあ昼の1時ぐらいには着くだろ、と考えて休んでました。
途中チャイ屋が何度か来たので何杯か買う。
1杯10ルピー(20円)だからいいね。
あとは飯売ってた人もいたので朝食用にゲット(60ルピー・120円)。
開けてみると食パン2枚に、オムレツが1個。
パンに挟んで食べました。
DSC_0133
それからしばらく寝てたのですが、いい加減体が固くなったので下の人の座席に腰を下ろす。
インド人と会話して暇つぶし。
んで話してて教えてもらったんですが、到着なんと15時なんですって。
しかも早くて。
んもーあと何時間あんだよ……。
へこんだ僕。
それから後はずっとベッドの上。
音楽効いて休んでました。
13時頃またランチ売りが来たので120ルピーで購入。
卵カレーでした。
んでようやっと15時になったんです、が、一向に電車が止まらない。
この時点で僕、もうどうにでもなーれ状態。
ベッドに寝っ転がって眠ってました。
それから18時頃かな。
ようやっとようやっとヴァラナシ駅へ到着。
同室のインド人達に別れを告げ、列車を出ました。
つか昨日の18時に駅へ向かって、駅を出たのが今日の18時。
なんだよ、24時間って……。
あー疲れた。
しかも最後降りる時に駅員が「お前なんで飛行機使わないんだ?飛行機なら1時間だぞ?」とか言ってたのには笑った。
いや分かってんだけどさ、どうしても列車で旅したいのよ、一度ぐらい……。
というわけで駅についたらあとはリキシャーに乗ってホテルへ。
なんか混んでるなあと思ったら、今日はインドのお祭りなんですって。
確かに出店が沢山あるわ。
でも今日はとても見て回る余裕はないけどね。
そして、激しい渋滞を乗り越えてようやく到着。
チェックインして、部屋で一息つきました。
このままもう寝ようかと思ったんですが、最後の力を振り絞って夕飯へ。
ホテルのすぐ近くの屋台で何やら肉焼いてるのを発見。
何作ってるのか聞いたら、ハンバーガーみたいなものらしい。
他を探す気力がなかったのでそれをオーダー。
作ってるのを見てたんだけど、パンとか油染み込ませてダイナミックに焼いてた。
こんなん大丈夫なんかい、と思ったけど案外旨かった。
後はコロッケみたいなのがあったのでそれも追加。
歩きながら食べようかと思ってたら、おっさんこのコロッケ、鉄板の上で完全に平らに押しつぶしながら焼いてた。
おま、コロッケの意味ねえじゃねえか……。
まあこれも旨かったんだけどね。
これで60ルピー(120円)。
悪くなし。
お腹が膨れた後は、最後に水を調達し、ホテルへ。
30時間ぶりにシャワー浴びました。
まあシャワーっつか、蛇口からお湯が出るからタライに汲んでかけるだけなんだけどね。
んでこの時点で体力はほぼ0。
倒れるように横になりました、とさ。

ま、こんな感じかな。
インド列車。
流石に音に聞こえるだけはある。
遅延を重ね、進行も遅れ、これは凄いわ。
振り返ってみれば悪くない体験だったけど、一度でいいかな。
もうお腹いっぱい。
ちなみに明日はいよいよ旅の一番のハイライト、ガンジス川巡りです。
ガートと呼ばれる火葬場を見学し、ひたすら川沿いでマッタリする予定。
沐浴はしないけど、足ぐらい浸かってみようかな。
楽しみ楽しみ。

ま、そいだけー!


インド旅行 七日目

ユウキです。

今日は一日ヴァラナシ観光。
旅のメインハイライト、ガンジス河へ行きました。

一日の始まりは、朝9時頃。
朝日のガンジス河が素晴らしいみたいなのですが、疲れて起きれず。
まあ明日行くからいいかな。
それから着替えて出発。
いざ、ガンジス河へ。
ガンジス河はホテルから歩いて10分ほど。
適当に歩いたら建物が見えてきました。
ちなみにガンジス河沿いにはガートと呼ばれる沐浴する場所があります。
全部でガートは60以上。
それを歩きながらまわるわけです。
でメインガートから入ったら、目の前にはもう一面に広がっています。
母なるガンガー(ガンジス河)。
バックパッカーにとっても母と言うんでしょうかね。
色々と旅をしてる間、いつか行きたいなと思っていた場所です。
ようやくたどり着きました。
うーむ、感慨深い。
DSC_0139
実際見てみると、正直お世辞にも綺麗とは言えません。
下水とか処理せず全部ここに流すし、人の死体や糞尿なんかも全て垂れ流しですからね。
でもインド人にとっては聖なる河。
おそらく光り輝く聖なる河に見えるんでしょうね。
沢山の人が沐浴してました。
しばらくメインガートでマッタリしようかと思ったのですが、物売り(ボートに乗れって言う人)が煩い。
デリーの経験から必要以上に警戒しちゃって、慌てて移動。
とりあえず南の静かなガートへ行くことにしました。
んで写真撮りながら散歩。
南の方に行くと平穏だったのでしばらく座って休んでました。
で、ガンジス河なんですが、正直沐浴しようか非常に悩みました。
ここで沐浴したら全ての罪は浄化されるって聞くし、単純に最高の思い出になりますからね。
んが、ガンジス河が細菌だらけで耐性のない日本人には入るだけで相当危険らしく……。
悩みに悩んだ僕。
妥協案として左足首だけ浸かる、という結論になりました(なんじゃそりゃ)。
おっかなびっくり水に入ると、ヒヤリとした感じ。
意外にヌルくもなければ冷たくもないのね。
こんなもんか。
で急いで上がってミネラルウォーターで洗い流す。
どんだけビビってるんだって話ですよね。
まあそいでもガンジス河にて沐浴に成功しました(左足首のみ)!
いえーい!
それからはメインガートへ戻ります。
途中変な外人のおっさんに写真を撮ってくれって頼んだら、色々と説教を受ける(謎)。
「お前なんでそんな緊張してんだ?リラックスしろよ。赤ん坊みたいにビクビクしてんじゃん。インド人いい奴らだよ?リラックスだよ、リラックス」ですって。
でもよ、お前がなかなかカメラ返してくれねえし、こっちゃ気が気じゃねえんだよ!
とまあ何とかカメラの奪取に成功。
逃げるようにメインガートへ向かいました。
それから一旦ホテルへ。
少しだけ一休みしました。
疲れが取れた後は飯。
ベンガリートラという道にあるスパイシーバイトというお店でオニオン・チーズ・マッシュポテト!を食べました。
マッシュポテト大好き僕にとっては最高。
美味しかった~。
それからラッシーが美味しいと評判のソナズカフェというお店でラッシーを。
何だったかな、オススメ頼んだんだよ。
何かのフルーツとココナッツが入ったラッシー。
40ルピー(80円)なんだけどこちらもめちゃ美味い。
すっかりお腹も満たされました。
で一旦またホテルへ帰り一休み。
とりあえずやること全てやっちゃったから何しようかなと考えてたんですが、そいやアーユルヴェーダをやってないなと思い、探してみることに。
ネットでの情報を頼りに適当に歩いてたらそれっぽいのを見つけたので入る。
するとアーユルヴェーダは2時間で2500ルピー(5000円)ですって。
しかもなんとヨガの体験レッスンまでやってるとか。
こちらは1時間で300ルピー(600円)。
というか、インドでヨガって響きが良くないですか?
何か気に入ったかも。
ということで二つとも試してみることに。
まずはヨガ。
僕、体がめちゃ固いんだけど、まあ何とかなった。
つか、親指と中指で丸を作ってポージングってまさにゲームの世界ですよね。
しかもインドで。
1時間ほど瞑想しながら楽しむ。
結構大変だったけど良い思い出ですわ。
その後はアーユルヴェーダを2時間。
最初の一時間はアーユルヴェーダオイルを頭に点滴みたいに垂らしながら頭のマッサージ。
リラックスして気持ち良いんだけど、髪の毛と顔がアブラまみれだよ……。
それから今度はマッサージ。
こちらもアーユルヴェーダオイルを使う。
なんて表現するかな、もみほぐしってわけじゃなくて、ちょっとコネながらやるって感じかな。
まあ格段気持ち良いわけじゃないけど、これはこれで良いか。
つか実は先日夜行列車で腰捻っちゃって、脇腹がめちゃめちゃ痛むんですよ。
寝返り打つと激痛が走るレベル。
そしたら今日は上向いて安静にしてたら治るよ、だって。
ほんまかいな。
というわけで〆て3時間リラクシング。
良い気分転換になりました。
その後はお腹が空いたので、昼にマッシュポテト食べたとこで、今度は鶏の唐揚げを食べる。
こんなもんはどこで食べても味一緒ですからな。
当然美味し。
で後は帰ろうかと思ったんですが、そいやメインガートでは毎晩セレモニーやってんだっけ。
ということを思い出し、おっかなびっくりセレモニーを見ることに。
途中修行僧がいたので、写真を取らせてもらった。
勿論金払ったけど。
DSC_0150
それからセレモニーを見学。
何かガートの前方で炎を使いながらゴチャゴチャやってた。
民衆がそれに向かって手拍子してた。
ヒンドゥー教の何かなんだろうね。
僕にはよう分からんけど。
で、一通り見た後、疲れたのでホテルへ。
夜になってたので一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
つかさ、正直インドって国が分からないよ。
タクシー乗れば軟禁されるし、バザール行けばうんこ投げられるし、もうこの糞ったれた連中は一切信用しない!と思ったんですが、考えてみりゃこいつら以外は結構優しいからなあ。
客引きは勿論あるけれど、そこまでしつこいわけじゃないし、それだって生活の為だからしゃーないっちゃーしゃーないし。
特に金要求されたこともないからなあ。
なんだかさ、いつも海外行くと街歩いてるだけでワクワクするし、楽しもうって気がするのよ。
でもインドだと常に緊張して移動してるから、楽しもうって気が全くしないの。
タスクを消化する感じになってる。
街中でも常に戦闘モード。
緊張しまくりだし、人が話しかけても無視で逃げてるし。
これじゃあ駄目だよね。
今日写真で説教してきたおっちゃん、結構正しいのかも。
確かにリラックスして見るのが大切なんだよね。
かといって信用すると酷い目に遭うとも書いてるし。
うーん、どうなんだろう、この国は……。
もう全然分かりませぬ。
あと10日ほどいるからその間に答えを見つけたいなあ~。

ま、そいだけー!


インド旅行 八日目

ユウキです。

今日はヴァラナシでマッタリしてました。

一日の始まりは朝5時半。
なぜこんな早く起きたのかというと、目的はガンジス河の朝日。
夜明けにあわせて向かいます。
途中の道はもう結構混雑してて、朝早くから熱心なヒンドゥー教の人がいました。
でガートについてガンジス河をしばらく眺めてると、日の出が出てきました。
DSC_0159
うーん、なかなか良い眺めだ。
それからしばらくマッタリ。
悠久の時を流れ続けるガンジス河を前に、心を休ませました。
日の出が終わり辺りがすっかり明るくなった頃、さて帰ろうかと思ったら、いつもの様にボート漕ぎが僕に話しかける。
「ヘイ、ボートはいかが?安くしとくよ?」
で、当然無視して座ってたんですが。
「なんで無視するの?」とお決まりの文句を言ってくる。
そりゃ当然お前なんざ無視するっつの。
どうせ僕から金せびることしか考えてねえんだから。
と、ひたすら無視してたんですが。
「あんた、インドに来てインド人嫌うってどういうこと?なんで来たのよ」とか言ってくる。
もう鬱陶しいから「悪いけどあっち行ってくれ」と言ったところ「俺はどこにも行かないよ。何故ならここは俺の国だからね!」ですって。
正直たいしたやり取りでも無いんだけど、何故かこいつのセリフが頭から消えない。
確かにインドに来てインド人を邪険にするってのはどういうことなのかね。
まだこいつには何も嫌なことされてないんだし。
もちっと態度改めるべきなのかも?
うーん……。
とまあ悶々としながらガートを出ようとしたら、今度は昨日説教してきた外人がまた呼んでるじゃありませんか。
おっかなびっくり会話してみると、彼曰く「インドは決して君が怖がるところじゃないんだよ。ただ君の知ってるシステムとインドのシステムが違うだけ。君が心を閉ざしてると、インド人だって決して君に心は打ち明けないよ」だって。
まあ確かに分かる。
というかさっきもそうだけど、行く先々で結構それっぽいことをインド人から言われたんだよね。
「なんでそんな態度するの?」って。
つまり僕の今までの態度だと警戒しすぎててお互い気持ちよく無い。
僕に関わった人全てが不愉快になるし、僕だって不愉快。
もっと信用して旅を楽しむってスタンスにしないとインドを理解するなんてとてもとても出来ないよね。
でもでも、それでもさ、インドの評判があまりにも良くなさすぎるんだよね、日本では。
まあ自分で体験したことを軸に考えるべきではあるんだけれど、それにしたってあまり良い思い出無いからなあ。
とま、そんな感じで結構話したかな。
適当なところで切り上げ、ホテルへ。
で朝食。
オムレツとパンを食べる。
それから部屋でマッタリ。
仕事のメール書いたり何したり。
でこのまま一日寝てようかと思ったんですが、流石にそれはまずいということで昼前に再度外出。
昨日のラッシー屋でパパイヤラッシーを飲む。
相変わらず美味い。
ちなみに昨日食べたのは杏だった。
まあ何でもいいけど。
その後はブラブラ散歩。
バザールを覗きました。
でもマグネットは無かったなあ。
どこもかしこも似たようなもんでした。
そして帰路の途中、今度はまた床屋へ。
先日のアーユルヴェーダオイルが髪の毛に残りまくっててベタベタしてるんです。
だからシャンプーしてもらいました。
150ルピー(300円)。
綺麗さっぱり。
その後はまたホテルで休んだ後、ホテルのレストランで昼食。
バターチキンとチャパティを食べました。
で、この時点でまだ昼の14時頃だったんですが、特に外に出る気が起きず、ホテルでマッタリ。
もう出歩くのも面倒なので超早めに一日を終えました、とさ。

とまあこんな感じ。
なんてことのない一日でした。
ガンジス河、もう見ることは無いと思うけど、しっかり目に焼き付けてきました。
明日は飛行機を二回使ってアウランガバードへ行きます。
エローラとアジャンターを見る為です。
結構余裕があるのでプールにでも行こうと思います。
マッタリ進行です。

ま、そいだけー!


インド旅行 九日目

ユウキです。

今日は一日移動日。
ヴァラナシからアウランガバードへ行きました。

一日の始まりは、6時頃。
パッキングして7時にホテルを出て8時に空港へ到着。
10時20分の飛行機だったので待機。
そして予定通り出発。
つか日本の会社が一切サポートしてないマニアックな現地のLCC、IndiGOとか言う航空会社を使ったんだけど、滞り無く上手くいって良かった。
正直これしか便がなくて公式サイトで取ったからちょっと不安で……。
流石にLCCだから荷物は持ち込み7キロ制限だったけど。
で2時間ほどでムンバイ空港へ到着。
次のフライトは19時なので7時間待機です。
その間お得意のプライオリティパス使おうと思ったんですが、国内線にはラウンジが無い模様……。
おかしいなあ、ネットの情報ではあったんだけども。
まあカフェがあってそこで充電出来たから良しとするか。
当然ネットは繋がらないのでひたすらボケボケ。
小説読んでました。
でまあ昼飯食べたり夕飯食べたりしてたらようやく時間に。
ムンバイからアウランガバードへ向かいました。
フライトは1時間ぐらいなので余裕。
音楽聴いてたらいつの間にか到着です。
今回のホテルはAurangabad Gymkhana Clubという所。
ネットで見る限り、空港に近くて結構綺麗でプールがあるみたいなので決定しました。
タクシーにちょっと乗って到着。
チェックインして部屋へ入ると、これは確かに当たりの感じがする。
ツインルームで部屋は広くて超綺麗だし、ホットシャワーも凄いよく出る。
プールも良さ気なのがあるみたいだし、朝食バッフェは付いてるわで、もうこりゃ良いね。
アウランガバードには5泊する予定なので、良い拠点になりそう。
そんなこんなで移動し続けて、ようやく一日が終了、です。

ま、こんな感じかな。
今日はちょっとお疲れモードなので、明日は一日プールに入ってマッタリする予定。
明後日から観光をちょっと挟もうと思います。
でももうタージマハールも見たし、ガンジス河にも行ったしで、旅の目的はほとんど終わってんだけどね。
ゆっくり行くとしますかー。

ま、そいだけー!


インド旅行 十日目

ユウキです。

今日はアウランガバードで休息日。
マッタリしてました。

一日の始まりは、なんと徹夜。
そう、久しぶりに強いネット環境になったもので、明日予定がないこともあり、朝までネットしてました。
まあたまにはよいですな。
それから朝7時半を待って朝食。
バッフェっつーからどんだけのものか期待したんだけど、超しょぼかった。
それからプールへ。
まだ日があまり昇ってないのでちょっと肌寒かったけど、意を決して入ったら、結構気持ちよかった。
しばらくジャブジャブ。
でビーチの椅子に横たわってマッタリ。
漫画読んだり、音楽聴いたりしてました。
それから正午前かな、部屋へ。
ようやく眠くなってきたので睡眠。
次の目覚めは夜7時。
お腹が空いてたのでランチを食べました。
バターチキンカレーとバターナン。
かなり美味い。
今回色々大変な旅だけど、食にだけはあまり困ったことがないなあ。
カレーは美味しいし、ビリヤニもあるしね。
超幸運なことに今のところ下痢にもなってないし。
でも帰国後の体重計が怖いよ。
それから夜食用にガーリックフライドライスをお持ち帰りし、部屋へ。
特にやることがなかったので、早めに一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
何もない休息日でしたわ。
長く旅をするとこういう日も必要ということで。
明日はエローラの移籍を見に行きます。
インド岩窟遺跡で最高と言われてるのでちょっと期待。
どんな感じなのでしょう。

ま、そいだけー!


インド旅行 十一日目

ユウキです。

今日はインド三大岩窟遺跡の一つエローラへ行って来ました。

一日の始まりは、朝5時頃。
昨日早く寝ちゃったのでこの時間です。
で急いで活動する理由がないのでマッタリ。
8時頃そろそろエローラへ行こうかなと思いだし準備を始めます。
が、エローラへ行くには市内のメインバスステーションまで行かないとならないのでちょっと面倒。
でふと一昨日空港で貰った営業名刺を思い出します。
何やらエローラへ車チャーターしますよ、ってやつ。
見てみると、ホテルからエローラまでのリターンチケット。
これで1200ルピー(2400円)。
うーん、これはどうなんだろうか。
自力でエローラ行くには、バスステーションまで往復で500ルピー。
バス代が往復で100ルピーほど。
〆て600ルピー(1200円)。
つまり1200円多めに払ってチャーターするか、1200円ケチって自力で行くか、になります。
で、冷静に考えた所、まあ当然チャーターすることにしました。
早速電話して9時にホテルへ来てもらう事に。
なので慌ててレストランでチョコクリスピーとチャイをお腹に入れる。
で出発。
エローラまではホテルから30分ほど。
乗ってたらあっという間に着きます。
到着したらまずはエローラの概要を軽く聞く。
何やら神殿がNo1からNo34まであって、No30以降の奴は離れた場所にあるとのこと。
なのでまずはその離れた場所へ連れてくからそれを見てくれ。
で、見終わったら今度はメインのとこ連れてくから、後は勝手にやれよ、ですって。
なのでまずはNo30以降のところへ連れてってもらいます。
これ車で行ったからいいけど、歩きとかバスだったら大変だったっぽい。
実際歩いてる人結構見たけど、距離結構あるわあ。
というわけで到着。
あ、ちなみにこのエローラという遺跡どんなんかと説明しますと、岩窟遺跡として有名で、その名の通り元は一つの巨大な岩。
それを削って神殿とか作ってるんです。
削るのは当然金槌とノミを使って地道にやります。
1世紀以上かけるので親子孫三代に渡って作ってるんだとか。
うひゃー。
しかも古代インドの寛容さというか、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の神殿が存在してるんだってさ!
と、いうわけで早速見学。
神殿をえっちらおっちら回ります。
……つかね、とりあえず、いやまじ、よくこんなん作りましたね、ッて感じ。
入り口から天井まで全部細部に拘って掘ってる。
柱とか神像とか計算されて作られてんだよなあ。
うーん、凄い。
驚嘆した僕、車に乗って今度は一番の見所であるNo16があるメインへ向かいます。
ガイドブックではNo16を見てしまうと他が色褪せてしまうから最後に見ろ、とまで書いてるので、天邪鬼ユウキは勿論No16から見ます。
んで歩きながら、あれかな?と目星をつけたところ、やっぱり一際目立つのがNo16でした。
で、見てみたところ、いやもう、これも一枚の岩から作ってるってまじかよ!って感じ。
神殿の内部には綺麗な像があって、それを支える小道具なんかも全て一枚の岩からできてる。
何階層にも渡ってできていて、階段や通り道もすごく丁寧。
これは今まで見た僕の遺跡シリーズの中には無い驚きです。
いやまあアイト・ベン・ハッドゥとかテオティワカンみたいにワクワクドキドキはしなかったけど、単純に凄いなと思いました。
んで中に高いところから覗いて見ても、やっぱり格好良い。
ビジュアルグッドな感じです。
DSC_0200
どうです?
これ全部一つの岩から削りだしてるんでっせ?
彼らの努力と根性には感服しますな。
すっかり驚いた僕、それから全部の遺跡を見回り(ちゃちゃっとだけどね)、またNo16まで戻り一休み。
もう一度堪能しました。
ってか、この遺跡、一つ不思議な事があって、何か知らないけど良く写真を撮られる。
いや表現がおかしいな。
「私達の写真撮ってくれませんか?」じゃなくて、「一緒に写真撮らないか?」ってやつ。
たった1,2時間で10回位お願いされたな。
まあ断る理由もないから笑顔で一緒に写ったけどさ。
そんなに黄色人種が珍しいのだろうか。
いやでも他のとこじゃそんな事無かったのになあ。
謎だ……。
ままま、というわけで満足した後、車へ戻り帰路につきました。
ホテルに帰ってからは少し休んだ後、昼飯。
昨日と同じバターチキンカレーとバターナンを食べました。
つか美味しいんだけど、そろそろいい加減飽きてきた。
毎回毎回カレーだからなあ。
デリーではチーズマカロニだのハンバーガーだのあったんだけど、ヴァラナシ以降結構カレーが多いんだよなあ。
うーむ。
ま、んで、その後はプールへ。
暑かったのでザバーンと泳いでたところ、何やらスタッフに注意される。
曰く「プールは9時から12時、16時から21時の間だけだよ」ですって。
なんで一番暑い時間やってないのか本当に謎なんだが、しょうがないので一旦部屋へ。
仕事のメール処理したり何なりして時間潰す。
で16時になったとこで再トライ。
流石に泳ぐ気温では無かったので、ひたすら読書してました。
積み本が少しずつ消化されたので良い感じ。
2時間ほどゆっくりしたかな。
蚊が多くなってきたので、部屋へ戻りました。
それからはずっとネットしてマッタリ。
で、しばらくしてお腹が空いたので飯でも食べることに。
んが、もう正直ホテルのカレーはお腹いっぱい。
とても食べる気になりません。
なのでネットで周辺を調べてみると、インド料理屋ばかりの中に光り輝くKFCの文字が。
やったぜ、俺達のKFC!
ということで早速ホテルを出発。
もうバーガーを食べるき満々です。
んが、分け入っても分け入っても荒れ地。
そこにはKFCがある雰囲気無し。
と言うか超ローカルの店ばかり。
流石にこれはGoogle先生間違えだよと思い、出店を覗いて帰ることに。
中にはハンバーガーの絵が描いてる店もあるんですが、メニュー持ってるかって聞くと誰も英語がそもそも通じない。
んでそうこうするうちに住民がゾロゾロと集まってくるわけで。
なんだかフライドチキンとかフライドフィッシュなら作れるぜ!とか言い出して、生きてる鶏とか魚の切り身とか持ち出してきます。
流石にこの雰囲気でパスタが食べたいとは言えず。
適当に切り上げて帰りました。
つかここでも何枚も写真撮られた。
多分僕が黄色人種ということ以外にも髪型がロングヘアーだからってのがあるんだろうな。
皆面白いように群がって、髪の毛触ってきたり、我先へと肩組んできてセルフィーで撮ってくよ。
しかも超盛り上がってるし……。
で、肝心の飯はというと、結局ホテルのレストランで食べることに。
最後の抵抗とばかりに、フレンチフライはあるか?って聞いたら、そもそもフレンチフライを知らなかった。
そんなバカなと写真で見せたら、これインドじゃフィンガーチップスって言うんだってさ。
キャッキャ言いながら話してしまった。
で分かったんだけど、やっぱ僕のロングヘアーが珍しいみたい。
確かにインド人の男は皆ショートヘアーだからなあ。
それで皆していつも触って笑うのか……。
結局飯はチリガーリックポテトとクラブサンドイッチを食べました。
味はなかなかいけてた。
サンドイッチしょぼかったけど。
まあカレーよりはマシか……。
そうそう、またカレーの話なんだけど、ほうれん草のカレーをユウキ結構好きで日本で食べるんですよ。
これの名前がパラク・パニールって言うことが判明しました。
明日フレンチフライと一緒に食べてみます。
小さい楽しみが出来たー。
んでお腹が膨れてコーヒーで一息入れた後、部屋へ帰ってシャワーを浴び、ようやく一日が終了しました、とさ。

ま、今日はこんな感じ。
エローラがまあ悪くなかったので満足。
明日はもう一つの世界遺産アジャンターへ行こうかどうか悩み中。
というのも片道3時間ぐらいあるんですよ。
ネット見る限りあんまり良さそうでも無いし。
かと言って他にやることもないからなあ。
うーむ。
ちょっと考えます。
多分行かないと思うけど。

ま、そいだけー!


インド旅行 十二日目

ユウキです。

今日は休息日です。

一日の始まりは、なんと昼の3時。
なんでこんなに遅くなったのかと言いますと……実は昨日の夜、両隣の部屋に住むインド人の大家族が深夜までどんちゃん騒ぎしていて眠れなかったのです。
夜10時頃廊下で小学生ぐらいの子供が多数騒いでいた時は我慢してたのですが、夜0時を過ぎてもずっと廊下を駆けずり回ってはしゃいでまして。
普段は温厚な僕もそろそろ限界。
廊下に出て両親に向かって怒鳴りました。
すると一旦は部屋へ戻り静かになるんですが、今度は部屋で大音量で音楽をかけてそれにあわせて大合唱。
それも小学生とかそれ以下の子どもたちがですよ?
お前らもう寝ろと。
しばらく我慢していたのですが、深夜2時を過ぎても合唱が終わること無く続く状態で……。
もうブチ切れ。
部屋に入っていって糞ガキ共にマジに怒鳴りました。
お前ら歌うな、もう寝ろ、と。
それからようやっと静かに。
僕も睡眠薬を飲んで寝たのでありました。
というのが昨日の夜。
もう疲れ果てたので起きたのがこの時間なわけです。
で起きてからまずは朝食を。
昨日教えてもらったフィンガーティップス(フレンチフライ)を頼み、それにコーラとデザートを。
なかなか美味しかったんだけど、なんでポテトとアイスを一緒に持ってくるかな。
アイス溶けちゃうじゃないの。
お腹が膨れたところでレセプションへ。
昨日の糞ガキがうるせえって言ったら、なんとチェックアウトしてったとのこと。
あーマジで嬉しいわ。
それから次はプールへ。
中には入らずひたすら読書。
つか警備員のおっちゃんが、どうも暇なのか、一周まわる度話しかけてくる。
それだけならいいんだけど、おっちゃんの英語がなまりすぎて何言ってるのか分からない。
結局あんま会話自体が成り立たず。
それでもしつこいぐらいに話しかけるおっちゃんは、一体何者なのだろうか……。
辺りが暗くなるまで読書した後は、レストランで昼飯。
念願のパラクパニール(ほうれん草とチーズのカレー)を食べる。
日本で食べるより少しだけほうれん草のテイストが強い感じがする。
でもめちゃ美味しい。
一緒にガーリックナンも頼んだんだけど、こちらもガーリックが随分乗ってて超好み。
このレストラン、味付けは美味しいんだよなあ。
カレー以外にイタリアンとかあったら最高なんだけど。
その後はコーヒーを頼みレストランで小説を書いてマッタリ。
ついでにチャイも飲む。
美味し。
で夕食用にチーズサンドイッチを部屋に送ってもらうよう頼み、レストランを出ました。
さて後は寝るだけか、と思ったのです、が。
廊下に出ると昨日の悪夢の再来かのように大量の糞ガキ共が廊下を走りまくってるじゃありませんか。
おい、お前らチェックアウトしたんじゃないのか。
あまりに縦横無尽に駆けずり回ってるので、すぐにレセプションへ。
注意するよう伝えた所、後ほどすぐするとのこと。
ただ昨日の奴らは本当にチェックアウトしてて、あいつらは別の新しい奴らなんだよ、だって。
インディアンってのはもうどうしてこうやってエキサイトするんだろうか。
もううんざりだよ……。
頭が痛くなってきた僕。
注意しようか悩んだんですが、もう面倒になったので部屋へ戻り一日を終了しました、とさ。

ま、こんな感じかな。
特に何もなくボケボケした一日でした。
ちなみに明日も予定は一切ありません。
市内中心部へ行ったら幾つか見どころはあるみたいなんだけど、リキシャー使って行く程のもんでもなさそうだし、ひたすらプールサイドでマッタリ本でも読む予定です。
と言うか一日余分だったなあ。
本当は夜行列車で次のムンバイへ行く予定だったから余裕を取ったスケジュールにしたんだよね。
飛行機にした時点で一日繰り上げれば良かった。
まあいいけども。

んじゃ、ま、そいだけー!


インド旅行 十三日目

ユウキです。

今日も今日とて休息日。
何にもしませんでした。

一日の始まりは、なんと徹夜。
昨日目覚めたのが夕方ですからな。
眠れるわけがありません。
でちょっと仕事絡みのコラムを書く。
後はひたすらネットしてました。
朝食の時間になったらレストランへ。
チョコクリスピー食べて、チャイ飲んでマッタリ。
それからようやっと睡眠。
次に起きたのは夕方5時。
もうこの時点で一日の大半が終わってますな。
やること無いのでまたしてもネットしてボケボケ。
6時になって飯を食べに行きます。
頼んだのはフィンガーティップス(フレンチフライ)とコーラ。
食べ終わったら暫し読書タイム。
今回の旅行で何冊か消化出来たのは嬉しい。
で部屋へ戻ってまたネットし、夜9時に夕飯を食べる(食べてばっかだ)。
チリガーリックヌードルってのを食べたんだけど、あんまり美味しくなかった。
後はコーヒーとバタースコッチアイスクリームで一息。
明日の朝は朝食を食べる余裕が無いので、夜食にチーズサンドイッチを頼む。
で部屋へ戻って後はマッタリしました、とさ。

とま、今日はもうまさに何もしませんでした。
日本にいるのと変わらない感じ。
ちょっとぐらい外に出てもいいのにね。
隣に映画館あるんだから映画見るなり何なり。
まあでも手持ちのキャッシュがなくなってきたし、ATM探すのも面倒だし、もういいかな、と……。
明日は朝一でチェックアウトしてムンバイへ飛行機で向かいます。
ここでは五つ星ホテルを予約してるので二日間優雅に過ごす予定。
その後は帰国です。
最後まで何事もなければ良いのですが。

ま、そいだけー!


インド旅行 十四日目

ユウキです。

今日はアウランガバードから旅の最終地ムンバイへ移動しました。

一日の始まりは、今日も徹夜。
フライトが朝6時45分なのでパッキングも考えると4時起きなんです。
なのでもう起きてようかな、と。
まあ昨日昼間に寝ちゃって眠れなかったってのが理由なんですけどね。
完全に夜型生活になってます。
でパッキングしてチェックアウトしてタクシー乗って空港へ。
国内線の割には厳重なセキュリティチェックを受けて無事出発。
飛行機が結構揺れて気が気でなかったのですが、まあ50分ほどであっという間にムンバイへ到着。
これ、夜行列車で行ったら8時間位かかるんですよね。
またアレに乗る事を考えると、飛行機にして正解でした。
で空港についたらまずはATMを探す。
もう500ルピー(1000円)しかなかったので2000ルピー(4000円)を引き出しました。
それからムンバイでのホテルへ向かいます。
最後に選んだホテルはThe orchid。
なんと豪華な五つ星。
うひゃひゃ。
もうホテル自体がムンバイでの最大のハイライトになりますな。
さて、んじゃどうやって行くか、タクシーでも使おうかなと思ったんだけど、歩いてすぐっぽい。
なので空港のスタッフに聞きながら適当に彷徨うこと10分、無事到着。
着いてみると流石は五つ星。
門構えから違います。
ゴージャスなエンタランスを通りとりあえずフロントへ。
この時点でまだ朝8時。
チェックインは幾らなんでも無理だろうと思ったらやっぱダメだった。
でも通常12時のところをアーリーチェックインで10時半にしてくれた。
サイト上では14時ってなってたので長期戦を覚悟していた僕にはこれは嬉しい。
素直にカフェでコーヒー飲んで待ちました。
程なくして時間になったのでチェックイン。
案内されながら部屋へ。
中へ入ってみると、こちらもやはりお洒落。
綺麗なツインルームで全ての質が高い。
トイレなどの水回りも良いし、ネットも非常に強く安定してる。
枕もなんやかんやもフカフカだし。
これは当たりですわ。
それからちょっとネットをチェックした後、まずはランチを。
カフェに行ってカルボナーラを食べました。
アウランガバードでは5日間3食全部カレーという生活をしてたので、久しぶりの洋食はもう泣けそうなぐらい美味しかったです。
カレーもいいんだけど、もう飽きたよ……。
お腹が膨れた時点でホテルの一番の楽しみプールへ行きます。
グニャグニャとホテルを探索し、フィットネスクラブを通り屋上へ向かってみると……あるじゃありませんか、素晴らしいプールが。
シンプルながら程よい大きさのプールで、見た目もグッド。
しかもアウランガバードと違って糞ガキがいないので静か静か。
早速ベンチに座り(専用の日除け付き)暫し体を休めます。
徹夜明けなので太陽の下で横になると気持ち良いですな。
体にエネルギーが入る気がしますよ。
で読書しながら休み、体が火照ってきたら一気にザブーンとプールへ。
暑いインドで入るプールはたまりません。
ん、が、ここで注意事項が一つ。
それは……日射病。
そうなんです。
熱烈なブログの読者(そんな人いないか)ならご存知かと思いますが、最近僕の旅、日射病にかかって途中リタイアが続いてるんですよ。
マルタではこちらも五つ星に3泊したのに、最初の日プールで調子乗ったら日焼けが酷くて後は寝てるだけだったり、タイでは数百円をケチって長時間歩いた結果、日射病にかかり深夜救急病院へ行く始末。
もうこれはいけない。
あんま長居は危険。
なので適当に体をクールダウンしたらまたベンチへ。
体を直接外に出さないようタオルやシャツで隠しマッタリしました。
で火照ってきたらまた少しの間プールへ。
これの繰り返し。
いやー有意義な時間ですわ。
五つ星のプールでマッタリ。
これに優るものはあまりなさそうですなあ。
それからすっかり居座る事数時間。
そろそろ眠気がやばそうなので部屋へ。
ベッドで一度眠りました。
再び起きたのは19時頃。
ボケボケしつつ、夕飯を食べに行きました。
何やらバッフェもやってるというので覗かせてもらったのですが、インド料理中心でナンだのカレーだのばかり。
流石に今はこういう気分じゃないな、というわけでスパゲッティボロネーゼとフレンチフライを食べました。
それからコーヒーとクッキーでお茶。
久々の洋食をたっぷり堪能しました。
落ち着いたところで部屋へ戻り休憩。
そろそろ昼型に切り替えるため、ボケボケしながら早めに一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
もう少し疲れる一日になるかなと思ったら、アーリーチェックインのお陰で楽々でした。
明日はいよいよインド最終日。
色々あった旅ですが、こうなると早いもんですなあ。
最後の一日、何しようか考えたんですが、結局ホテルにいる事にしました。
ムンバイの市内にも幾つか見どころがあるのですが、市内までホテルから片道一時間もかかるみたいなんですよ。
流石にそれは面倒でして。
しかもそこまでして見たいもんでもないですしねえ。
というかせっかくの五つ星ですからこっちを楽しまないとダメでしょ。
一日プールに居座りまっせー。
あひゃひゃー

とま、そいだけー!


インド旅行 十五日目

ユウキです。

今日はインド観光最終日。
ずっとホテルで休んでました。

一日の始まりは朝9時。
寝たのが5時頃だったのでまだちょっと眠い。
そんなんでも起きたのは理由があります。
それは……朝食バッフェ。
そうなんです、わざわざ高い金(一食2000円)払って滞在中の朝食を全てインクルーシブにしてもらったんです。
これは食べないと損でしょ。
ってことでレストランへ。
早速レパートリーをチェック。
何やらやはりインドらしくカレー系が多い。
ナンにチャパティ、スチームライス等も勢揃い。
洋食は卵料理とソーセージ、ベーコンのようなオーソドックスなのが少々。
後はフライドチキンとかフライドフィッシュとか。
フルーツが結構あって、スイーツ系も少々。
まあ悪く無い品揃えといえます。
なので少しずつ食べる。
美味し。
食後にコーヒーをもらって一息。
そしたら部屋へ。
あまりに眠かったので仮眠しました。
起きたら昼2時頃。
まずはプールへ。
めちゃ暑い時間を通り越してたのでプールサイドで本を読んで過ごしました。
ちょっとだけ泳いだりしたかな。
で2時間ぐらいして満喫した後部屋へ。
ネットサーフィンしました。
その後は遅めのランチ。
昨日食べたカルボナーラを食べる。
帰りに併設されたケーキ屋を覗くと、なんと18時以降は半額とのこと。
なのでフルーツタルトを購入。
80ルピー(160円)だった。
部屋に持って帰ってコーヒーいれて暫しブレイクタイム。
小説読み読み過ごしました。
最後はもう一度だけプールへ。
と言っても涼しかったので横になってただけですが。
で帰ってきたら夜8時頃だったので、明日に備えて早めに一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
五つ星ホテルを堪能してました。
明日からいよいよ帰国です。
ムンバイから一度デリーへ飛びます。
これが夜8時の便なので、それまでは時間をどこかで潰す予定。
それから日付をまたいで深夜にデリーから成田へ。
で昼ごろ到着予定、です。
あと少し、最後まで頑張っていきましょー。

そいではー!


インド旅行 十六日目・十七日目

ユウキです。

今日は日本への帰国日です。

一日の始まりは、朝8時。
昨日寝たのが早かったのでこの時間に起きれました。
それから豪華な朝食バッフェを食べて、プールで一休みした後パッキング。
12時半にホテルをチェックアウトしました。
それから18時までホテルのラウンジで待機。
空港へ向かいました。
帰路の旅程ですが、ムンバイから一度デリーへ飛びます。
それから成田へ。
なので国内線空港に行くんだと思ってたら、なんとAirIndiaは国際線空港だとか。
慌ててタクシーに乗って出発。
まあ時間的に結構余裕あったので無事到着。
また30分ほど飛行機が遅れてるみたいなのでゆったりチェックイン。
プライオリティパス使ってラウンジでノンビリしてました。
それからデリーへ2時間ほどかけて向かいました。
到着後、次のフライトまでは僅か2時間。
駆け足でインターナショナルトランジットへ向かった所、なんとANAの場合は一度外に出て改めてチェックインしないといけないとか。
こいつぁーまずいと思って、超ダッシュ。
必死に人の波を掛け分けて外に出て、チェックイン。
イミグレーションが混んでたので割り込みしまくって何とか出国。
ゲートにたどり着いたのは20分前でした。
ふいー危ない危ない。
日付をまたいで成田行きの飛行機へ。
後は7時間睡眠薬を飲んで寝るだけ。
あー楽だ楽だ。
と思った僕、ここにきて最高にして最大の必殺技「エコノミーフラット」を発動させます。
説明しましょう。
エコノミーフラットとは、エコノミーシートで自分の座ってる列に誰もいない時に全ての座席を使って横になるという禁断の秘儀。
非常に使える機会が少ない為、使い手も僅かという代物なのです。
というわけで、最初のドリンクをもらった後の記憶は一切なし。
気づいたら成田についてました。
最後は入国手続。
これも問題なく終わって、無事家へ。
荷物の整理をしてインド旅行が無事に終わりになりました、とさ。

ま、こんな感じかな。
つかつか、わざわざムンバイからデリーへ飛行機で飛んだんだけど、ムンバイから東京までANAの直行便あるのね。
それ使えば良かったよ。
やれやれ……。

ま、そいだけー!


インド旅行 総括

ユウキでーす。

いやー、遂に達成しましたよ、インド旅行!
長年思い描いていた聖地巡礼ですわ。
見たいところは一通り見れましたし、懸念していた下痢や発熱など体調不良にも一切ならなかったので良かったです。
で、ま、この度の旅行を一言で表すと……「不思議」です。
おまえなんじゃそりゃ、と思われるかもしれませんが、今回17日間行きましたが、結局インドという国が良く分からなかったんです。
これは日記にも都度書いてましたが、僕、インドに来る前にインドの悪評を聞きまくってたせいで、現地でも緊張、警戒しまくり。
「人に会ったら詐欺師と思え」精神で旅してきました。
んが、やっぱそういう心構えだと行く先々で非難を浴びるんです。
「なんで無視すんだよ!」とか、「なんで俺の出したチャイ飲まないの?」とか。
極めつけだったのが、ヴァラナシで出会ったボート屋の糞ガキと説教外人。
糞ガキには「あっち行ってくれ」と言ったら、「おまえ、インドに来てインド人嫌うってどういうこと?何のために来たの?あっち行けって俺はどこにも行かないよ。だってここ俺の国だからな」と言われ、外人には「なんでそんな赤ん坊みたいに震えてるんだよ。ここは安全だよ。君の知ってるシステムと違うシステムってだけ。君がそういう態度をとるからダメなんだよ。リラックスしろよ」と言われる始末。
正直これ随分頭に残ってるんですよね。
確かになあ、こんな姿勢じゃダメだよな。
とまあそれからずっと思ってたんですが、最後まで緊張が取れず。
結局街の散策もあまりしないまま帰国となったわけです。
もう少しなー、住民と触れて、仮にハプニングがあったとしてもそれを受け入れて旅したら違ったものになったのかもな、とまあ思いました。
あ、総合評価的には「まず良し」としておきます。
一度は行った方がいいよ、二回目三回目は肌が合ったらね、って感じです。
そいでは個別に振り返ってみましょう。

■デリー(アーグラー)
この糞ったれた街、正直文字通り糞投げられた思い出が強烈過ぎて、それから出歩く気が起きませんでした。
街中歩いても対して見どころないし、コンノートプレイスにしてもつまらなかったですからな。
デリー観光は一日あったら事足りると思います。
タージ・マハル見にアーグラー行くにせよ、日帰りで十分です。
朝6時の列車に乗って、14時にはもう全て見終わって暇してましたからな。
8時に着くので早朝のタージ・マハルも見れますし、泊まる必要は無いです。
ホテルはBloomroomsというホテルにしたんですが、これ最高でした。
まるで北欧のお洒落なホテルのような感じで、清潔だし、設備整ってるし言うことありません。
併設されたカフェも安くて洋食が美味いし、もう大満足です。
まじでフィンランドとかスウェーデンとかにいる気がしました。
ニューデリーのメインストリートに泊まる必要はあんま無いと思います。

■ヴァラナシ
ガンジス河を見に行きましたが、正直4泊もする必要はなかったです。
人生について考えようと思って長めに取りましたが、正直暇でした。
ホテルはやはりベンガリートラと呼ばれるメインストリートの付近で泊まった方が良いかもしれません。
ユウキのホテルは少し離れた位置にあったので、ガンジス河見るのも一手間ありますし、飯食べに外行こうって気があまりしませんでした。

■アウランガバード
エローラとアジャンターの街。
こちら調整日の為に5泊しましたが、もう暇で暇で。
エローラ、アジャンターは一日で見ることも出来そうなので、ぶっちゃけ2泊ぐらいで良いかもしれません。
ユウキは空港から近くバスターミナルから遠い場所にしたので周りに娯楽がなくて暇でした。
こちらもバスターミナルの近くに泊まったほうが良さそうです。

■ムンバイ
五つ星ホテルに篭ってたので、外のことは何も分かりません。
泊まったのはThe orchidというホテルなんですがここはオススメ。
諸々込みで2泊で3万円位。
洋食も安くて食べれるし、プールも素敵なのでリフレッシュするには最高ですよ。

■交通
これはもう飛行機一択ですわ。
僕今回4都市を回ったんですが、最初全部夜行列車とかバスにする予定だったんです。
でもネット見る限り、遅延も多いし、衛生面も問題あるし、トラブルばかりだったので、デリーからヴァラナシへ行く時だけ夜行列車に乗って、後は全部飛行機にしたんです。
結果的にこれが正解。
夜行列車はチケット取るのが面倒だし(自力でやったからか)、とにかく遅延もするし、深夜発だと慣れないインドのホームで待つのも大変、車両探すのも一苦労。
何とか中に入っても、到着時間とか調べないといけないし、とにかく大変でした。
まあ話のネタに一度ぐらいは良いですが、後は飛行機を絶対オススメします。

■飯
もう基本全てカレーだと思っていいです。
チキン頼もうがフライドライス頼もうがポテト頼もうがカレー味。
まあ味は美味しいんですよ。
バターチキンカレー頼んでもほうれん草とチーズのカレー頼んでもチキンカレー頼んでも美味い。
日本で食べるインドカレーそのもの。
チャパティやナンもありますしね。
ん、が、さすがに17日間ずっとカレーは飽きます。
もう見るのも嫌なぐらいに飽きる。
そういう時のためにカフェに洋食があるのでそこら辺見つけて確保しておくと良いかも。
意外にインドの洋食、いけてます。
ちなみにマサラティー(チャイ)はベリーグッド。
一杯20円ぐらいでどこでも飲めるし、もう疲れが取れて美味しいこと美味しいこと。
やみつきになりそうです。

■衛生面
僕は特に気になりませんでした。
前回のネパールが強烈過ぎて、ネパールに比べると、道は舗装されてるし、クラクションは五月蝿くないし、トイレも清潔だし、痰もそこまで吐かないし、さすが大国、と思いました。
初日に下痢止め買いましたが一度も使わず。
ティッシュも大量に持って行ったのですが、何もなかったです。

■人々
正直これが意外や意外。
あんまりしつこい客引きはいませんでした。
少なくともエジプトのような鬱陶しさではないかな。
ちょっと無視したらすぐどっかに消えてくし、嫌がらせも無く、皆ニコニコ。
僕がもう少し打ち解ける姿勢を見せてたならもっと良かったのかも?
逆にトラブルに遭ってた可能性もありますが。

■見どころ
うーん、どうなんですかね。
エローラは結構良かったので見る価値あります。
タージ・マハルは別にそこまで……って感じではありますが定番ものなのでインドまで来たんなら見ない手はないはず。
他はジャイプルとかカジュラホは面倒なので省略したので分からず。
まあ観光メインの旅じゃないですからな。

ってこんなとこでしょうか。
まあ何度も言いますが、ちょっと色々考えさせられる旅でした。
それでも旅ライフの集大成として挑んだインド旅行。
無事終わったのでちょっとホッとしてたりします。
これで真のバックパッカーになりましたな。
ふふふ。

ま、そゆわけですわ。
次の旅行先は未定。
あと人生で行きたいのはヨルダンだけなのでヨルダンになる可能性が高いです。
あるいは中央アジア(トルクメニスタン・キルギスタン・ウズベキスタン)とか?
はたまたモンゴルで馬乗ったり、ブルガリアのソフィアへ行ったり?
まあ風の向くまま気の向くままってやつですわ。
楽しみにしておいてください。
僕自身も楽しみなので。

そいでは17日間お付き合いいただきありがとうございました。
また次の旅行記で会いましょうー!


ウズベキスタン旅行 一日目

ユウキでーす。

今日から始まる旅行記は、なんと人生初の中央アジア、ウズベキスタンです!
ウズベキスタンと言ってもほとんどの人には馴染みないかもしれませんね。
まあなんというかシルクロードをイメージしてもらえれば、それっぽいです。
月の~砂漠を~はる~ばると~ってやつですな。
で、今回の目的はズバリ青の都と謳われる「サマルカンド」。
歴史の偉人が皆褒めたと言われるサマルカンド・ブルーを見に行ってくるんです。
旅程的にはタシケント~ヒヴァ~サマルカンドで、6泊8日の予定。
今回は要所要所は全て手配済みなので大きな変更はありません。
ま、そんなわけなんで、楽しんでいきましょー!

一日の始まりは朝7時。
エッチラオッチラパッキングして、成田空港へ。
12時フライトで今回はソウル仁川国際空港でトランジット。
朝食にマックを食べて、成田のラウンジではおにぎりとパンを食べる。
でソウル行きでは弁当が出て、お腹いっぱいになりながらあっという間にソウル到着。
それから大好きプライオリティ・パスでアシアナラウンジ入って、止めときゃいいのに後々の事を考えてチャーハンと肉を無理して詰め込む。
ついでに水のボトルを補充。
それから1時間ちょっと待機してすぐにウズベキスタン・タシケント行きに乗り込み。
こちら座席指定の時はガラガラだったので、お得意のエコノミーフラットでも発動しようかと思ったんですが、何故か激混みでした。
やれやれですな。
でまあウツラウツラしながら休んでると、またしても飯。
今日もう5回目ですよ……。
食べなきゃいいのに無理して食べて気持ち悪くなりながらマッタリ。
映画で「ララランド」がやってたから観ようと思ったら、日本語なかったのが残念……。
ま、そんなこんなで7時間ほどで到着(最後に今日6回目の飯、ピザが出た)。
あっという間でした。

ウズベキスタンの最初の印象は……ちょっと暑い。
レインウェアを着込んでたんですが、もしかしたらいらないかな?
で入国しようと思ったら、何故か知らないけど手続きするところが長蛇の列。
30分ぐらい揉まれながらなんとか通過。
で外に出て、面倒臭いタクシーと交渉して、今夜の宿「シティー・ライン・ブティック・ホテル」へ。
ここ、空港から近いので選んだんですが、結構当たりかも。
レセプションは優しいし、部屋はキレイだし、ネットは強いし。
ま、でも今、21時で、明日の早朝5時には出るんだけどね(ヒヴァに飛行機で行くの!)。
この後はちょっとだけチケットの受取をして(何のチケットかはまだ内緒)、寝る予定。
明日一日長いからね。

ま、こんな感じで旅が始まりました。
今回も楽しんで、新しい世界を取り込んできます。

よろしくどうぞー!


ウズベキスタン旅行 二日目

ユウキです。

今日はタシケントからヒヴァへ移動します。

一日の始まりは……なんと徹夜。
そうなんです、昨日23時に寝て朝4時に起きる計画だったんですが、何故か眠れず。
結局ホテルのロビーに行って、受付の若い兄ちゃんと夜通しクッチャベッてました。
と言うか途中からロシアン美女が入ってきたんですが、やっぱロシアンは綺麗ですなあ。
ブロンドヘアー、青い瞳、白い肌。
お近づきになりたいわん。
ま、そんなわけで眠さでウツラウツラしながら朝5時に空港へ。
適当にチェックを受けて7時15分の便でタシケントからウルゲンチ(ヒヴァ)へ向かいました。
フライト時間は2時間弱だったかな。
正直寝てたので覚えてません。
で到着したらヒヴァへ行くためタクシーと交渉。
ネットだと5ドルぐらいで行けるって書いてたんですが、何故か交渉がそこまでいかず。
面倒なので8ドルでお願いしました。
揺られること数十分、ヒヴァへ到着。
まずはホテルにチェックイン。
今回泊まるのは城壁内イチャン・カラにあるシャフリゾーダというホテル。
外観は至って普通。
だけど中は伝統的な作りで良さげ。
部屋は広く、ベッドが2つに、風呂にはバスタブまでついてる優れもの。
さらにWifiも部屋で無料で使えてシグナルも強し。
ただスタッフは皆英語が話せないのがちょっと辛いかな。
それでもウェルカムドリンクを出してくれたり、お茶菓子を用意してくれたりと、対応はとても親切。
これは当たりかな。
部屋で少しだけ休み荷物を置くと、眠さをこらえて外に出ます。
この時点で朝の10時頃だったかな。
旧市街を散策すると、雰囲気はまあ悪くなし。
どこまでも続く砂岩の建物は、異国情緒たっぷり。

で、まず最初にやったことは……飯。
そうなんです、もうペコペコで倒れる寸前。
というわけで記念すべきウズベキスタン一食目を取ることにしました。
そこいらへんのチャイハネ(休憩所)に入って僕が頼んだのは、ウズベキスタン料理の名物料理プロフ!

プロフとは、人参と肉を一緒にいれて作った炊き込みご飯。
これにあともう一つウズベキスタン料理として有名なマンティーというヨーグルトがかかった小籠包みたいなのを頼みました。
気になるお味はと言うと、正直悪くなし。
プロフは思ってたよりは脂っぽくはなかったけど、これはこれでいける。
マンティーも肉の味がして美味しかったし。
んが、お会計見たら、800円もした。
ウズベキスタンの相場で一つ400円はないよな。
完全にぼられてる気がする……。

ま、まあすっかりお腹が満ちた僕。
眠い中もう少しだけ頑張って街を散策します。
西へ行ったり、東の奴隷門見たり。
なかなか見ない景色は確かに面白く。
が、残念ながら、眠くて眠くてあまり集中できず。
なんというか常に頭のなかに靄がかかった状態。
仕方ないので、一旦ホテルへ戻ることに。
まあ、明日も丸々ヒヴァにいますからいつでも観光できますしね。
で、帰路の途中、ふと東門を覗くと、何やらバザールが。
どれどれと見てみるとシャシリクが売ってました。
まあ早い話、肉の串焼きですな。

一枚写真を撮らせてもらったんだけど、美味そうなので1本注文。
60円。
どうやって食べるのかなと思ったら、パンに挟んでくれました。
中には玉ねぎまで入ってて、結構美味かった。
で、腹も膨れたところで、ホテルへ。
まだ11時ではありますが、ようやっと眠りにつけました。

目が覚めたのは18時。
まだウツラウツラしてたのですがボケボケしてても勿体無いと思い立って外へ。
この時間でもまだ明るくて、そしてツアー客もいなくなってるのもあり観光にはうってつけ。
よしきたとばかりに街を歩いてたら、なんと雨が降ってきた。
念のためレインウェアを着込んでたのですが、寒くなってもきたのですぐホテルへ戻る。
でスタッフの人がコーヒーとお茶菓子を沢山くれたので一息つく。
しばらく休んだ後外に出ると、雨がやんでた。
よっしゃっしゃと思って街ブラ再開。
と言ってもイチャン・カラ自体小さくて、西から東へ歩いても5分もかからない感じ。
こりゃ明日一日あると全部見れちゃうね。
写真を撮りながら歩きつつ、ちょっと小腹が空いたので(またか)、二食目をとることに。
適当なレストランに入り、今回頼んだのはシュヴィト・オシュという有名な料理。
香草を練り込んだ麺に具が乗って、ヨーグルトソースがかかってます。

これに、マンティーみたいなやつを追加。
卵の味がして柔らかい水餃子でソースはまたしてもヨーグルトソース。
なんというかこの国はヨーグルトが多い気がする。
なぜだろう。
まあ味は結構美味い。
とりあえず外れではないな。
夜食用にプロフをお持ち帰りにし、さらに水のボトルを2本追加。
これで〆て50000スム。
日本円だと幾らかな1000円~1500円ぐらい?
そりゃ高くはないけど、相場からしたら高い?
まあイチャン・カラ自体観光地だからしょうがないね。
庶民の味を食べてみたいから、明日はイチャン・カラの外に出てみよう。
お腹が膨れた後は、ちょっと外を歩く。
もう観光客はおろか現地民すらいないけど、逆に凄く雰囲気がある。
誰もいない砂岩の街、ゲームの中みたいだった。
でちょっと彷徨いながらホテルへ。
ゆっくりしながら今日一日を終えたのでした。

ま、こんな感じかな。
明日は一日イチャン・カラ観光。
観光客のこない朝からめぐろうか、あるいはユックリ寝て昼からめぐろうか。
まあ起きた時間に合わせるか。

んじゃま、そいだけー!


ウズベキスタン旅行 三日目

ユウキです。

今日は丸々ヒヴァ観光。
長い長い一日でした。

一日の始まりは……なんと深夜1時。
そう、昨日眠くて眠くて仕方なかったので早めに寝たら、目が覚めたのがこの時間。
まあこんな時間に起きてもやること無いのでひたすらネットしてました。
そして朝7時、ようやく明るくなった頃、誰もいない街を散策開始。
メイン通りを歩き、神殿前を通り、裏路地で迷い、要所要所では写真を撮り、ひたすらブラブラ。
朝早く出たのが功を奏したようで、澄み切った空気の中、誰もいない街を練り歩きました。
気持ち良い!

あー、で、ちょっと厄介な事がありまして。
実はヒヴァなんですが、ちょっと寒いんです……。
事前に下調べしたら日本とあまり変わらないか、ちょっと暖かいって書いてたので、薄着しかもってきてないんですよね。
でもなんだか13度らしくて……。
結構凍え気味な僕。
そこで、仕方なく……というかもともと非常に興味があったので、この機会に民族衣装を買うことに。
まだお店もほとんど空いて無いのに見て回りました。
幾つか良さそうなのがあったので値段を聞いてみると20ドルとのこと。
結構厚めだし、まじで買っちゃおうかな。
そんなことを考えながら、とりあえず一旦ホテルへ。
小腹が空いてたので、朝食を食べることにしました。
まあ朝食ったって、何が来るのかわからなかったけれど、最悪パンと目玉焼きでもありゃいいかなと思ってたんですが……。

じゃ~ん!見てください、この豪華な食事。
パンは2種類あって、トッピングはバターだけじゃなく、練乳、ヨーグルト、蜂蜜、ジャムと盛りだくさん。
おかずにはハムとチーズ。
甘いクッキーは3種類。
フルーツは山盛りで、飲み物にはコーヒー以外にジュースと水まで。
世界を回ること約60カ国は行ってますが、このレベルのホテルでこんな豪華な食事が出るのは初めて。
まじで当たりだなあ。
すっかりお腹が膨れた僕。
ホテルにいてもしょうがないので、再び外へ。
ブラブラしながら向かった先は、ミナレット(塔)。
何やらイチャン・カラで一番高いらしく、景色が良いみたい。
受付にお金払って(6000スム・200円)登ります。
んが、これがもう大変大変。
階段100段以上あるって時点でキツイのに、中は真っ暗、段差はバラバラ、階段は狭くてボロボロ。
もう途中で諦めて帰ろうかと思いましたよ。
まあそいでもなんとか登りきり、頂上の景色を拝見。

まあ、悪くありませんな。
こういう砂岩の街、そもそも大好きだし。
ミナレットを見た後はまたしてもブラブラ。
つかこの街、端から端まで歩いても5分10分だから、もう見どころ大半見ちゃったんですけどね。
それでも適当に歩いてたらイチャン・カラ外にバザールを発見。
まあバザールなんて世界中で見まくってるんですが、とりあえず物色。
パン屋やら蜂蜜屋やら果物屋やら何やらが沢山並んでました。
途中甘いお菓子と、ドライフルーツをゲット。
15円とか30円とか払って少しだけもらいました。

甘いものを食べた後、次に僕が行ったのは……ずばり民族衣装屋。
僕さー「乙嫁語り」っていう漫画を読んで以来、ずっと中央アジアの民族衣装に憧れてたんですよね。
しかも今寒いから、もうここで満を持して買っちゃうぞ、と思い立ったわけですよ。
で、どうせ買うならあれだな、普通のシンプルのじゃつまらないから、コテコテのやつを買うぞ、という事で、僕が選んだのがこれ。

もうどうですか、この模様。
見て分かる通り、これ、おそらくフォーマル用。
およそおそらく街中を気軽に着るものじゃ無し。
というか誰もこれ着てるの見たことがない。
そんなわけで、ただでさえ一人浮いてるジャポネが、この冠婚葬祭用の服を着て歩くとどうなるか……。
それはもう僕はハリウッドスターじゃないかと錯覚するほど、皆から話しかけられます(笑
通り過ぎる人は皆こっち見てニヤニヤするし、こちらが手を振ってみるもんなら、もう大騒ぎ。
子どもたちは触ってくるし、おっさん達も大爆笑。
チャイハネ(カフェ)でお茶してたら皆ささっと近づいて勝手に写真撮ってどっか行くし、神殿見てたら女子大生軍団に囲まれて一人ひとり列を作って一緒に写真撮らされるし、遺跡の屋上では女子高生みたいな女の子に何度も何度も写真を一緒にせがまれました。
もうね、マジで凄いわ、民族衣装効果。
圧倒的にアイスブレイクになるね。
だってどんなやつでも僕の事見て笑ってくもん。
これから帰国の日までずっとこれ着よう。
どれだけ良い出会いがあることか……。
ま、大注目を受けながらも、遺跡を見て回り、別のミナレットに登り、チャイハネでお茶をしました。
あ、ちなみにランチも当然とったんだけど、プロフとシャシリク(串焼き)を食べました。
プロフは3回目ということで、ようやく味が完全に分かった感じ。
なんというか、不味くはないけど、想像していたよりは美味しくないかな。
店によって味にバラつきがあるのだろうと思ってたけど、そんなこたなく、どれも味一緒。
もう少し脂っこかったらいいのになあ……。
あ、シャシリクは当然美味い。
肉焼いてるだけなんだからどうやったって美味いよね。
添え物のオニオンも相性良いし。
ま、そんな感じで楽しみながら、ちょっと疲れたらホテルで休み、また少ししたら外に出てブラブラを繰り返しました。
それから夕方前になると、少し眠くなったのでベッドへ。
ネットしながらマッタリしてるといつの間にやら意識を失って……。
次に目が覚めたのは夜8時。
ホテルでコーヒーを貰ってクッキーと一緒にコーヒータイム。
結構落ち着いちゃったのでこのままもう寝ようかとも思ったんですが、まあヒヴァ最後の夜、もう一生ここには来ないということで夜の街を散策することに。
一応ホテルの人に聞いたら、イチャン・カラ内は安全極まりないとのこと。
なので頑張って出歩きます。
ホテルから大通りに入ると、そこはまた昼とは別の顔。
薄暗い道では所々人が集まってお茶していて、昼にはなかった屋台までありました。
僕も街をブラブラして神殿とかを覗いた後、その人達の近くに腰を落とす事に。
ゆっくり座って改めて街を眺めると、これはなかなか乙な物。
ミナレットが仄かにライトアップされ、頭上には綺麗な星々が。
これは目に焼き付けておきたい光景ですなあ。
遠目に映る昔奴隷市場があった東門も見事。
僕も遠い昔に思いを馳せ、奴隷のことを思いながらゆっくりしました。
最後はチャイハネでシャシリクを注文。
ビーフが10000スム(200円)だったので、それとお水を頼む。
夜の街を眺めながら食しました。
すっかりお腹が膨れた僕は、ホテルへ戻り、今度こそ一日の終了。
明日に備えてシャワー浴びて休みました、とさ。

ま、こんな感じかな。
今日はヒヴァ観光を十分堪能しました。
狭い街だしもう心残りはありません。
明日はまた移動日。
今度はいよいよ旅の目的地、青の都サマルカンドへ向かいます。
なお、ちょっと諸事情により更新は遅くなる模様。
どうしてかは今はまだ内緒。
ふふふ。
まあ48時間以内には更新頑張るので、そのつもりで。

そいではー!


ウズベキスタン旅行 四日目

ユウキです……。

今日は一日移動日。
しかし大変な目に遭いました……。

一日の始まりは……忘れた。
まあ朝食食べて12時チェックアウトギリギリまでネットして休んでました。
チェックアウトした後は13時に迎えのタクシーがきたので、それに乗ってウルゲンチ鉄道駅へ。
そう、今日はなんと夜行列車でヒヴァからサマルカンドへ行くのです。
夜行列車、どうです?ワクワクしませんか?
僕大好きなんですよね。
スペインやエジプト、トルコやインドと、機会があったらいつも乗るようにしてます。
で、鉄道についたらとりあえずサモサを口に入れて、夜食用にクッキーをゲット。
14時半頃列車が到着したので乗り込みます。
今回抑えたのはVIP class。
あまり期待しないでいったら……まあまあ良かった!
こんな感じ。

僕とあともう一人(英語話せないおっさん)が一部屋を分け合う感じかな。
でもちょっと狭い感じがする。
もう少しなー空間的に広けりゃ文句無しなんだが。
まあぶつくさ言っても広くなるわけじゃないので(当たり前)、仕方なく腰を落とす。
で、この時点で眠かったので、列車が動き出す前に寝ました。
目が覚めたのは20時。
辺りがすっかり暗くなってました。
ちなみに一瞬だけ昼間に目が覚めた時、外は全体砂漠でした。
で目が覚めてちょっと腹が減ったなと思ったんですが、一向に売り子が来ない。
駅に止まったらてっきり来るんだと思ってたので当てが外れました。
さてんじゃ飯はどうしようかと思って、相部屋のおっさんに聞くも、おっさん英語がさっぱり分からず。
しょうがないので何とかジェスチャーで伝えた所、なんと4つ先の車両が食堂車の模様。
ほんまかいな、おっちゃん僕の言いたいこと分かってるんけ。
と思ったんですが、一応信じて行ってみると……食堂車あったー!
まあ食堂車といってもそんな豪華なもんじゃないですが、何とか飯は食べれそう。
早速メニューを貰おうとしたところ、ウェイターもコックも英語がさっぱり分からないー!
もうね、しょうがないからここでもジェスチャーゲームですよ。
腹減ってる、何かくれ。プロフ無いか?プロフ、プロフ!
みたいな感じ。
そしたら何とか通じたのかプロフを持ってきてくれました。
あー言葉が通じないのは疲れる……。
お腹が膨れたところで部屋へ。
と言ってもサマルカンドは深夜2時45分到着なので、もう寝れないんですけどね。
しょうがないので後はひたすらひたすら音楽聴いてました。
もうね、おっちゃんが部屋の電気消したから情緒も無いし、外も真っ暗、ベッドは狭い、そしてちょっと寒い、と、僕が想像していた楽しい移動とは全然かけ離れてる感じ。
もうちょっとなー女の子と英語でやり取りしながら、ワイワイ行きたかったんだけど……。
まあもうしょうがないので何とか我慢。
で、気力体力時の運がすり減ってきたところでようやっとサマルカンド到着。
ふいー。
で、後はこの深夜でどうやってタクシーを捕まえて、糞面倒な交渉をするかと思ったら、なんと「ユウキ」と書いた看板持ってる人がいた。
どうやらホテルの迎えみたい。
いやー嬉しかったなあ。
何とか迎えからホテルへ到着。
チェックインして、シャワーを浴びて、一日がこれにて終了、です。

いやまあ、くたびれ果てましたが、何とか到着ですわ。
青の都サマルカンド。
待ちに待った感じです。
とりあえず4泊もするので、明日は休み休みしながら回ろうと思います。
どうせ一日あれば見れちゃいますしね。
ま、こんな感じですわ。
旅の目的地、楽しんでいきますー

そいではー!