インド旅行 十四日目

ユウキです。

今日はアウランガバードから旅の最終地ムンバイへ移動しました。

一日の始まりは、今日も徹夜。
フライトが朝6時45分なのでパッキングも考えると4時起きなんです。
なのでもう起きてようかな、と。
まあ昨日昼間に寝ちゃって眠れなかったってのが理由なんですけどね。
完全に夜型生活になってます。
でパッキングしてチェックアウトしてタクシー乗って空港へ。
国内線の割には厳重なセキュリティチェックを受けて無事出発。
飛行機が結構揺れて気が気でなかったのですが、まあ50分ほどであっという間にムンバイへ到着。
これ、夜行列車で行ったら8時間位かかるんですよね。
またアレに乗る事を考えると、飛行機にして正解でした。
で空港についたらまずはATMを探す。
もう500ルピー(1000円)しかなかったので2000ルピー(4000円)を引き出しました。
それからムンバイでのホテルへ向かいます。
最後に選んだホテルはThe orchid。
なんと豪華な五つ星。
うひゃひゃ。
もうホテル自体がムンバイでの最大のハイライトになりますな。
さて、んじゃどうやって行くか、タクシーでも使おうかなと思ったんだけど、歩いてすぐっぽい。
なので空港のスタッフに聞きながら適当に彷徨うこと10分、無事到着。
着いてみると流石は五つ星。
門構えから違います。
ゴージャスなエンタランスを通りとりあえずフロントへ。
この時点でまだ朝8時。
チェックインは幾らなんでも無理だろうと思ったらやっぱダメだった。
でも通常12時のところをアーリーチェックインで10時半にしてくれた。
サイト上では14時ってなってたので長期戦を覚悟していた僕にはこれは嬉しい。
素直にカフェでコーヒー飲んで待ちました。
程なくして時間になったのでチェックイン。
案内されながら部屋へ。
中へ入ってみると、こちらもやはりお洒落。
綺麗なツインルームで全ての質が高い。
トイレなどの水回りも良いし、ネットも非常に強く安定してる。
枕もなんやかんやもフカフカだし。
これは当たりですわ。
それからちょっとネットをチェックした後、まずはランチを。
カフェに行ってカルボナーラを食べました。
アウランガバードでは5日間3食全部カレーという生活をしてたので、久しぶりの洋食はもう泣けそうなぐらい美味しかったです。
カレーもいいんだけど、もう飽きたよ……。
お腹が膨れた時点でホテルの一番の楽しみプールへ行きます。
グニャグニャとホテルを探索し、フィットネスクラブを通り屋上へ向かってみると……あるじゃありませんか、素晴らしいプールが。
シンプルながら程よい大きさのプールで、見た目もグッド。
しかもアウランガバードと違って糞ガキがいないので静か静か。
早速ベンチに座り(専用の日除け付き)暫し体を休めます。
徹夜明けなので太陽の下で横になると気持ち良いですな。
体にエネルギーが入る気がしますよ。
で読書しながら休み、体が火照ってきたら一気にザブーンとプールへ。
暑いインドで入るプールはたまりません。
ん、が、ここで注意事項が一つ。
それは……日射病。
そうなんです。
熱烈なブログの読者(そんな人いないか)ならご存知かと思いますが、最近僕の旅、日射病にかかって途中リタイアが続いてるんですよ。
マルタではこちらも五つ星に3泊したのに、最初の日プールで調子乗ったら日焼けが酷くて後は寝てるだけだったり、タイでは数百円をケチって長時間歩いた結果、日射病にかかり深夜救急病院へ行く始末。
もうこれはいけない。
あんま長居は危険。
なので適当に体をクールダウンしたらまたベンチへ。
体を直接外に出さないようタオルやシャツで隠しマッタリしました。
で火照ってきたらまた少しの間プールへ。
これの繰り返し。
いやー有意義な時間ですわ。
五つ星のプールでマッタリ。
これに優るものはあまりなさそうですなあ。
それからすっかり居座る事数時間。
そろそろ眠気がやばそうなので部屋へ。
ベッドで一度眠りました。
再び起きたのは19時頃。
ボケボケしつつ、夕飯を食べに行きました。
何やらバッフェもやってるというので覗かせてもらったのですが、インド料理中心でナンだのカレーだのばかり。
流石に今はこういう気分じゃないな、というわけでスパゲッティボロネーゼとフレンチフライを食べました。
それからコーヒーとクッキーでお茶。
久々の洋食をたっぷり堪能しました。
落ち着いたところで部屋へ戻り休憩。
そろそろ昼型に切り替えるため、ボケボケしながら早めに一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
もう少し疲れる一日になるかなと思ったら、アーリーチェックインのお陰で楽々でした。
明日はいよいよインド最終日。
色々あった旅ですが、こうなると早いもんですなあ。
最後の一日、何しようか考えたんですが、結局ホテルにいる事にしました。
ムンバイの市内にも幾つか見どころがあるのですが、市内までホテルから片道一時間もかかるみたいなんですよ。
流石にそれは面倒でして。
しかもそこまでして見たいもんでもないですしねえ。
というかせっかくの五つ星ですからこっちを楽しまないとダメでしょ。
一日プールに居座りまっせー。
あひゃひゃー

とま、そいだけー!


インド旅行 十三日目

ユウキです。

今日も今日とて休息日。
何にもしませんでした。

一日の始まりは、なんと徹夜。
昨日目覚めたのが夕方ですからな。
眠れるわけがありません。
でちょっと仕事絡みのコラムを書く。
後はひたすらネットしてました。
朝食の時間になったらレストランへ。
チョコクリスピー食べて、チャイ飲んでマッタリ。
それからようやっと睡眠。
次に起きたのは夕方5時。
もうこの時点で一日の大半が終わってますな。
やること無いのでまたしてもネットしてボケボケ。
6時になって飯を食べに行きます。
頼んだのはフィンガーティップス(フレンチフライ)とコーラ。
食べ終わったら暫し読書タイム。
今回の旅行で何冊か消化出来たのは嬉しい。
で部屋へ戻ってまたネットし、夜9時に夕飯を食べる(食べてばっかだ)。
チリガーリックヌードルってのを食べたんだけど、あんまり美味しくなかった。
後はコーヒーとバタースコッチアイスクリームで一息。
明日の朝は朝食を食べる余裕が無いので、夜食にチーズサンドイッチを頼む。
で部屋へ戻って後はマッタリしました、とさ。

とま、今日はもうまさに何もしませんでした。
日本にいるのと変わらない感じ。
ちょっとぐらい外に出てもいいのにね。
隣に映画館あるんだから映画見るなり何なり。
まあでも手持ちのキャッシュがなくなってきたし、ATM探すのも面倒だし、もういいかな、と……。
明日は朝一でチェックアウトしてムンバイへ飛行機で向かいます。
ここでは五つ星ホテルを予約してるので二日間優雅に過ごす予定。
その後は帰国です。
最後まで何事もなければ良いのですが。

ま、そいだけー!


インド旅行 十二日目

ユウキです。

今日は休息日です。

一日の始まりは、なんと昼の3時。
なんでこんなに遅くなったのかと言いますと……実は昨日の夜、両隣の部屋に住むインド人の大家族が深夜までどんちゃん騒ぎしていて眠れなかったのです。
夜10時頃廊下で小学生ぐらいの子供が多数騒いでいた時は我慢してたのですが、夜0時を過ぎてもずっと廊下を駆けずり回ってはしゃいでまして。
普段は温厚な僕もそろそろ限界。
廊下に出て両親に向かって怒鳴りました。
すると一旦は部屋へ戻り静かになるんですが、今度は部屋で大音量で音楽をかけてそれにあわせて大合唱。
それも小学生とかそれ以下の子どもたちがですよ?
お前らもう寝ろと。
しばらく我慢していたのですが、深夜2時を過ぎても合唱が終わること無く続く状態で……。
もうブチ切れ。
部屋に入っていって糞ガキ共にマジに怒鳴りました。
お前ら歌うな、もう寝ろ、と。
それからようやっと静かに。
僕も睡眠薬を飲んで寝たのでありました。
というのが昨日の夜。
もう疲れ果てたので起きたのがこの時間なわけです。
で起きてからまずは朝食を。
昨日教えてもらったフィンガーティップス(フレンチフライ)を頼み、それにコーラとデザートを。
なかなか美味しかったんだけど、なんでポテトとアイスを一緒に持ってくるかな。
アイス溶けちゃうじゃないの。
お腹が膨れたところでレセプションへ。
昨日の糞ガキがうるせえって言ったら、なんとチェックアウトしてったとのこと。
あーマジで嬉しいわ。
それから次はプールへ。
中には入らずひたすら読書。
つか警備員のおっちゃんが、どうも暇なのか、一周まわる度話しかけてくる。
それだけならいいんだけど、おっちゃんの英語がなまりすぎて何言ってるのか分からない。
結局あんま会話自体が成り立たず。
それでもしつこいぐらいに話しかけるおっちゃんは、一体何者なのだろうか……。
辺りが暗くなるまで読書した後は、レストランで昼飯。
念願のパラクパニール(ほうれん草とチーズのカレー)を食べる。
日本で食べるより少しだけほうれん草のテイストが強い感じがする。
でもめちゃ美味しい。
一緒にガーリックナンも頼んだんだけど、こちらもガーリックが随分乗ってて超好み。
このレストラン、味付けは美味しいんだよなあ。
カレー以外にイタリアンとかあったら最高なんだけど。
その後はコーヒーを頼みレストランで小説を書いてマッタリ。
ついでにチャイも飲む。
美味し。
で夕食用にチーズサンドイッチを部屋に送ってもらうよう頼み、レストランを出ました。
さて後は寝るだけか、と思ったのです、が。
廊下に出ると昨日の悪夢の再来かのように大量の糞ガキ共が廊下を走りまくってるじゃありませんか。
おい、お前らチェックアウトしたんじゃないのか。
あまりに縦横無尽に駆けずり回ってるので、すぐにレセプションへ。
注意するよう伝えた所、後ほどすぐするとのこと。
ただ昨日の奴らは本当にチェックアウトしてて、あいつらは別の新しい奴らなんだよ、だって。
インディアンってのはもうどうしてこうやってエキサイトするんだろうか。
もううんざりだよ……。
頭が痛くなってきた僕。
注意しようか悩んだんですが、もう面倒になったので部屋へ戻り一日を終了しました、とさ。

ま、こんな感じかな。
特に何もなくボケボケした一日でした。
ちなみに明日も予定は一切ありません。
市内中心部へ行ったら幾つか見どころはあるみたいなんだけど、リキシャー使って行く程のもんでもなさそうだし、ひたすらプールサイドでマッタリ本でも読む予定です。
と言うか一日余分だったなあ。
本当は夜行列車で次のムンバイへ行く予定だったから余裕を取ったスケジュールにしたんだよね。
飛行機にした時点で一日繰り上げれば良かった。
まあいいけども。

んじゃ、ま、そいだけー!


インド旅行 十一日目

ユウキです。

今日はインド三大岩窟遺跡の一つエローラへ行って来ました。

一日の始まりは、朝5時頃。
昨日早く寝ちゃったのでこの時間です。
で急いで活動する理由がないのでマッタリ。
8時頃そろそろエローラへ行こうかなと思いだし準備を始めます。
が、エローラへ行くには市内のメインバスステーションまで行かないとならないのでちょっと面倒。
でふと一昨日空港で貰った営業名刺を思い出します。
何やらエローラへ車チャーターしますよ、ってやつ。
見てみると、ホテルからエローラまでのリターンチケット。
これで1200ルピー(2400円)。
うーん、これはどうなんだろうか。
自力でエローラ行くには、バスステーションまで往復で500ルピー。
バス代が往復で100ルピーほど。
〆て600ルピー(1200円)。
つまり1200円多めに払ってチャーターするか、1200円ケチって自力で行くか、になります。
で、冷静に考えた所、まあ当然チャーターすることにしました。
早速電話して9時にホテルへ来てもらう事に。
なので慌ててレストランでチョコクリスピーとチャイをお腹に入れる。
で出発。
エローラまではホテルから30分ほど。
乗ってたらあっという間に着きます。
到着したらまずはエローラの概要を軽く聞く。
何やら神殿がNo1からNo34まであって、No30以降の奴は離れた場所にあるとのこと。
なのでまずはその離れた場所へ連れてくからそれを見てくれ。
で、見終わったら今度はメインのとこ連れてくから、後は勝手にやれよ、ですって。
なのでまずはNo30以降のところへ連れてってもらいます。
これ車で行ったからいいけど、歩きとかバスだったら大変だったっぽい。
実際歩いてる人結構見たけど、距離結構あるわあ。
というわけで到着。
あ、ちなみにこのエローラという遺跡どんなんかと説明しますと、岩窟遺跡として有名で、その名の通り元は一つの巨大な岩。
それを削って神殿とか作ってるんです。
削るのは当然金槌とノミを使って地道にやります。
1世紀以上かけるので親子孫三代に渡って作ってるんだとか。
うひゃー。
しかも古代インドの寛容さというか、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の神殿が存在してるんだってさ!
と、いうわけで早速見学。
神殿をえっちらおっちら回ります。
……つかね、とりあえず、いやまじ、よくこんなん作りましたね、ッて感じ。
入り口から天井まで全部細部に拘って掘ってる。
柱とか神像とか計算されて作られてんだよなあ。
うーん、凄い。
驚嘆した僕、車に乗って今度は一番の見所であるNo16があるメインへ向かいます。
ガイドブックではNo16を見てしまうと他が色褪せてしまうから最後に見ろ、とまで書いてるので、天邪鬼ユウキは勿論No16から見ます。
んで歩きながら、あれかな?と目星をつけたところ、やっぱり一際目立つのがNo16でした。
で、見てみたところ、いやもう、これも一枚の岩から作ってるってまじかよ!って感じ。
神殿の内部には綺麗な像があって、それを支える小道具なんかも全て一枚の岩からできてる。
何階層にも渡ってできていて、階段や通り道もすごく丁寧。
これは今まで見た僕の遺跡シリーズの中には無い驚きです。
いやまあアイト・ベン・ハッドゥとかテオティワカンみたいにワクワクドキドキはしなかったけど、単純に凄いなと思いました。
んで中に高いところから覗いて見ても、やっぱり格好良い。
ビジュアルグッドな感じです。
DSC_0200
どうです?
これ全部一つの岩から削りだしてるんでっせ?
彼らの努力と根性には感服しますな。
すっかり驚いた僕、それから全部の遺跡を見回り(ちゃちゃっとだけどね)、またNo16まで戻り一休み。
もう一度堪能しました。
ってか、この遺跡、一つ不思議な事があって、何か知らないけど良く写真を撮られる。
いや表現がおかしいな。
「私達の写真撮ってくれませんか?」じゃなくて、「一緒に写真撮らないか?」ってやつ。
たった1,2時間で10回位お願いされたな。
まあ断る理由もないから笑顔で一緒に写ったけどさ。
そんなに黄色人種が珍しいのだろうか。
いやでも他のとこじゃそんな事無かったのになあ。
謎だ……。
ままま、というわけで満足した後、車へ戻り帰路につきました。
ホテルに帰ってからは少し休んだ後、昼飯。
昨日と同じバターチキンカレーとバターナンを食べました。
つか美味しいんだけど、そろそろいい加減飽きてきた。
毎回毎回カレーだからなあ。
デリーではチーズマカロニだのハンバーガーだのあったんだけど、ヴァラナシ以降結構カレーが多いんだよなあ。
うーむ。
ま、んで、その後はプールへ。
暑かったのでザバーンと泳いでたところ、何やらスタッフに注意される。
曰く「プールは9時から12時、16時から21時の間だけだよ」ですって。
なんで一番暑い時間やってないのか本当に謎なんだが、しょうがないので一旦部屋へ。
仕事のメール処理したり何なりして時間潰す。
で16時になったとこで再トライ。
流石に泳ぐ気温では無かったので、ひたすら読書してました。
積み本が少しずつ消化されたので良い感じ。
2時間ほどゆっくりしたかな。
蚊が多くなってきたので、部屋へ戻りました。
それからはずっとネットしてマッタリ。
で、しばらくしてお腹が空いたので飯でも食べることに。
んが、もう正直ホテルのカレーはお腹いっぱい。
とても食べる気になりません。
なのでネットで周辺を調べてみると、インド料理屋ばかりの中に光り輝くKFCの文字が。
やったぜ、俺達のKFC!
ということで早速ホテルを出発。
もうバーガーを食べるき満々です。
んが、分け入っても分け入っても荒れ地。
そこにはKFCがある雰囲気無し。
と言うか超ローカルの店ばかり。
流石にこれはGoogle先生間違えだよと思い、出店を覗いて帰ることに。
中にはハンバーガーの絵が描いてる店もあるんですが、メニュー持ってるかって聞くと誰も英語がそもそも通じない。
んでそうこうするうちに住民がゾロゾロと集まってくるわけで。
なんだかフライドチキンとかフライドフィッシュなら作れるぜ!とか言い出して、生きてる鶏とか魚の切り身とか持ち出してきます。
流石にこの雰囲気でパスタが食べたいとは言えず。
適当に切り上げて帰りました。
つかここでも何枚も写真撮られた。
多分僕が黄色人種ということ以外にも髪型がロングヘアーだからってのがあるんだろうな。
皆面白いように群がって、髪の毛触ってきたり、我先へと肩組んできてセルフィーで撮ってくよ。
しかも超盛り上がってるし……。
で、肝心の飯はというと、結局ホテルのレストランで食べることに。
最後の抵抗とばかりに、フレンチフライはあるか?って聞いたら、そもそもフレンチフライを知らなかった。
そんなバカなと写真で見せたら、これインドじゃフィンガーチップスって言うんだってさ。
キャッキャ言いながら話してしまった。
で分かったんだけど、やっぱ僕のロングヘアーが珍しいみたい。
確かにインド人の男は皆ショートヘアーだからなあ。
それで皆していつも触って笑うのか……。
結局飯はチリガーリックポテトとクラブサンドイッチを食べました。
味はなかなかいけてた。
サンドイッチしょぼかったけど。
まあカレーよりはマシか……。
そうそう、またカレーの話なんだけど、ほうれん草のカレーをユウキ結構好きで日本で食べるんですよ。
これの名前がパラク・パニールって言うことが判明しました。
明日フレンチフライと一緒に食べてみます。
小さい楽しみが出来たー。
んでお腹が膨れてコーヒーで一息入れた後、部屋へ帰ってシャワーを浴び、ようやく一日が終了しました、とさ。

ま、今日はこんな感じ。
エローラがまあ悪くなかったので満足。
明日はもう一つの世界遺産アジャンターへ行こうかどうか悩み中。
というのも片道3時間ぐらいあるんですよ。
ネット見る限りあんまり良さそうでも無いし。
かと言って他にやることもないからなあ。
うーむ。
ちょっと考えます。
多分行かないと思うけど。

ま、そいだけー!


インド旅行 十日目

ユウキです。

今日はアウランガバードで休息日。
マッタリしてました。

一日の始まりは、なんと徹夜。
そう、久しぶりに強いネット環境になったもので、明日予定がないこともあり、朝までネットしてました。
まあたまにはよいですな。
それから朝7時半を待って朝食。
バッフェっつーからどんだけのものか期待したんだけど、超しょぼかった。
それからプールへ。
まだ日があまり昇ってないのでちょっと肌寒かったけど、意を決して入ったら、結構気持ちよかった。
しばらくジャブジャブ。
でビーチの椅子に横たわってマッタリ。
漫画読んだり、音楽聴いたりしてました。
それから正午前かな、部屋へ。
ようやく眠くなってきたので睡眠。
次の目覚めは夜7時。
お腹が空いてたのでランチを食べました。
バターチキンカレーとバターナン。
かなり美味い。
今回色々大変な旅だけど、食にだけはあまり困ったことがないなあ。
カレーは美味しいし、ビリヤニもあるしね。
超幸運なことに今のところ下痢にもなってないし。
でも帰国後の体重計が怖いよ。
それから夜食用にガーリックフライドライスをお持ち帰りし、部屋へ。
特にやることがなかったので、早めに一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
何もない休息日でしたわ。
長く旅をするとこういう日も必要ということで。
明日はエローラの移籍を見に行きます。
インド岩窟遺跡で最高と言われてるのでちょっと期待。
どんな感じなのでしょう。

ま、そいだけー!


インド旅行 九日目

ユウキです。

今日は一日移動日。
ヴァラナシからアウランガバードへ行きました。

一日の始まりは、6時頃。
パッキングして7時にホテルを出て8時に空港へ到着。
10時20分の飛行機だったので待機。
そして予定通り出発。
つか日本の会社が一切サポートしてないマニアックな現地のLCC、IndiGOとか言う航空会社を使ったんだけど、滞り無く上手くいって良かった。
正直これしか便がなくて公式サイトで取ったからちょっと不安で……。
流石にLCCだから荷物は持ち込み7キロ制限だったけど。
で2時間ほどでムンバイ空港へ到着。
次のフライトは19時なので7時間待機です。
その間お得意のプライオリティパス使おうと思ったんですが、国内線にはラウンジが無い模様……。
おかしいなあ、ネットの情報ではあったんだけども。
まあカフェがあってそこで充電出来たから良しとするか。
当然ネットは繋がらないのでひたすらボケボケ。
小説読んでました。
でまあ昼飯食べたり夕飯食べたりしてたらようやく時間に。
ムンバイからアウランガバードへ向かいました。
フライトは1時間ぐらいなので余裕。
音楽聴いてたらいつの間にか到着です。
今回のホテルはAurangabad Gymkhana Clubという所。
ネットで見る限り、空港に近くて結構綺麗でプールがあるみたいなので決定しました。
タクシーにちょっと乗って到着。
チェックインして部屋へ入ると、これは確かに当たりの感じがする。
ツインルームで部屋は広くて超綺麗だし、ホットシャワーも凄いよく出る。
プールも良さ気なのがあるみたいだし、朝食バッフェは付いてるわで、もうこりゃ良いね。
アウランガバードには5泊する予定なので、良い拠点になりそう。
そんなこんなで移動し続けて、ようやく一日が終了、です。

ま、こんな感じかな。
今日はちょっとお疲れモードなので、明日は一日プールに入ってマッタリする予定。
明後日から観光をちょっと挟もうと思います。
でももうタージマハールも見たし、ガンジス河にも行ったしで、旅の目的はほとんど終わってんだけどね。
ゆっくり行くとしますかー。

ま、そいだけー!


インド旅行 八日目

ユウキです。

今日はヴァラナシでマッタリしてました。

一日の始まりは朝5時半。
なぜこんな早く起きたのかというと、目的はガンジス河の朝日。
夜明けにあわせて向かいます。
途中の道はもう結構混雑してて、朝早くから熱心なヒンドゥー教の人がいました。
でガートについてガンジス河をしばらく眺めてると、日の出が出てきました。
DSC_0159
うーん、なかなか良い眺めだ。
それからしばらくマッタリ。
悠久の時を流れ続けるガンジス河を前に、心を休ませました。
日の出が終わり辺りがすっかり明るくなった頃、さて帰ろうかと思ったら、いつもの様にボート漕ぎが僕に話しかける。
「ヘイ、ボートはいかが?安くしとくよ?」
で、当然無視して座ってたんですが。
「なんで無視するの?」とお決まりの文句を言ってくる。
そりゃ当然お前なんざ無視するっつの。
どうせ僕から金せびることしか考えてねえんだから。
と、ひたすら無視してたんですが。
「あんた、インドに来てインド人嫌うってどういうこと?なんで来たのよ」とか言ってくる。
もう鬱陶しいから「悪いけどあっち行ってくれ」と言ったところ「俺はどこにも行かないよ。何故ならここは俺の国だからね!」ですって。
正直たいしたやり取りでも無いんだけど、何故かこいつのセリフが頭から消えない。
確かにインドに来てインド人を邪険にするってのはどういうことなのかね。
まだこいつには何も嫌なことされてないんだし。
もちっと態度改めるべきなのかも?
うーん……。
とまあ悶々としながらガートを出ようとしたら、今度は昨日説教してきた外人がまた呼んでるじゃありませんか。
おっかなびっくり会話してみると、彼曰く「インドは決して君が怖がるところじゃないんだよ。ただ君の知ってるシステムとインドのシステムが違うだけ。君が心を閉ざしてると、インド人だって決して君に心は打ち明けないよ」だって。
まあ確かに分かる。
というかさっきもそうだけど、行く先々で結構それっぽいことをインド人から言われたんだよね。
「なんでそんな態度するの?」って。
つまり僕の今までの態度だと警戒しすぎててお互い気持ちよく無い。
僕に関わった人全てが不愉快になるし、僕だって不愉快。
もっと信用して旅を楽しむってスタンスにしないとインドを理解するなんてとてもとても出来ないよね。
でもでも、それでもさ、インドの評判があまりにも良くなさすぎるんだよね、日本では。
まあ自分で体験したことを軸に考えるべきではあるんだけれど、それにしたってあまり良い思い出無いからなあ。
とま、そんな感じで結構話したかな。
適当なところで切り上げ、ホテルへ。
で朝食。
オムレツとパンを食べる。
それから部屋でマッタリ。
仕事のメール書いたり何したり。
でこのまま一日寝てようかと思ったんですが、流石にそれはまずいということで昼前に再度外出。
昨日のラッシー屋でパパイヤラッシーを飲む。
相変わらず美味い。
ちなみに昨日食べたのは杏だった。
まあ何でもいいけど。
その後はブラブラ散歩。
バザールを覗きました。
でもマグネットは無かったなあ。
どこもかしこも似たようなもんでした。
そして帰路の途中、今度はまた床屋へ。
先日のアーユルヴェーダオイルが髪の毛に残りまくっててベタベタしてるんです。
だからシャンプーしてもらいました。
150ルピー(300円)。
綺麗さっぱり。
その後はまたホテルで休んだ後、ホテルのレストランで昼食。
バターチキンとチャパティを食べました。
で、この時点でまだ昼の14時頃だったんですが、特に外に出る気が起きず、ホテルでマッタリ。
もう出歩くのも面倒なので超早めに一日を終えました、とさ。

とまあこんな感じ。
なんてことのない一日でした。
ガンジス河、もう見ることは無いと思うけど、しっかり目に焼き付けてきました。
明日は飛行機を二回使ってアウランガバードへ行きます。
エローラとアジャンターを見る為です。
結構余裕があるのでプールにでも行こうと思います。
マッタリ進行です。

ま、そいだけー!


インド旅行 七日目

ユウキです。

今日は一日ヴァラナシ観光。
旅のメインハイライト、ガンジス河へ行きました。

一日の始まりは、朝9時頃。
朝日のガンジス河が素晴らしいみたいなのですが、疲れて起きれず。
まあ明日行くからいいかな。
それから着替えて出発。
いざ、ガンジス河へ。
ガンジス河はホテルから歩いて10分ほど。
適当に歩いたら建物が見えてきました。
ちなみにガンジス河沿いにはガートと呼ばれる沐浴する場所があります。
全部でガートは60以上。
それを歩きながらまわるわけです。
でメインガートから入ったら、目の前にはもう一面に広がっています。
母なるガンガー(ガンジス河)。
バックパッカーにとっても母と言うんでしょうかね。
色々と旅をしてる間、いつか行きたいなと思っていた場所です。
ようやくたどり着きました。
うーむ、感慨深い。
DSC_0139
実際見てみると、正直お世辞にも綺麗とは言えません。
下水とか処理せず全部ここに流すし、人の死体や糞尿なんかも全て垂れ流しですからね。
でもインド人にとっては聖なる河。
おそらく光り輝く聖なる河に見えるんでしょうね。
沢山の人が沐浴してました。
しばらくメインガートでマッタリしようかと思ったのですが、物売り(ボートに乗れって言う人)が煩い。
デリーの経験から必要以上に警戒しちゃって、慌てて移動。
とりあえず南の静かなガートへ行くことにしました。
んで写真撮りながら散歩。
南の方に行くと平穏だったのでしばらく座って休んでました。
で、ガンジス河なんですが、正直沐浴しようか非常に悩みました。
ここで沐浴したら全ての罪は浄化されるって聞くし、単純に最高の思い出になりますからね。
んが、ガンジス河が細菌だらけで耐性のない日本人には入るだけで相当危険らしく……。
悩みに悩んだ僕。
妥協案として左足首だけ浸かる、という結論になりました(なんじゃそりゃ)。
おっかなびっくり水に入ると、ヒヤリとした感じ。
意外にヌルくもなければ冷たくもないのね。
こんなもんか。
で急いで上がってミネラルウォーターで洗い流す。
どんだけビビってるんだって話ですよね。
まあそいでもガンジス河にて沐浴に成功しました(左足首のみ)!
いえーい!
それからはメインガートへ戻ります。
途中変な外人のおっさんに写真を撮ってくれって頼んだら、色々と説教を受ける(謎)。
「お前なんでそんな緊張してんだ?リラックスしろよ。赤ん坊みたいにビクビクしてんじゃん。インド人いい奴らだよ?リラックスだよ、リラックス」ですって。
でもよ、お前がなかなかカメラ返してくれねえし、こっちゃ気が気じゃねえんだよ!
とまあ何とかカメラの奪取に成功。
逃げるようにメインガートへ向かいました。
それから一旦ホテルへ。
少しだけ一休みしました。
疲れが取れた後は飯。
ベンガリートラという道にあるスパイシーバイトというお店でオニオン・チーズ・マッシュポテト!を食べました。
マッシュポテト大好き僕にとっては最高。
美味しかった~。
それからラッシーが美味しいと評判のソナズカフェというお店でラッシーを。
何だったかな、オススメ頼んだんだよ。
何かのフルーツとココナッツが入ったラッシー。
40ルピー(80円)なんだけどこちらもめちゃ美味い。
すっかりお腹も満たされました。
で一旦またホテルへ帰り一休み。
とりあえずやること全てやっちゃったから何しようかなと考えてたんですが、そいやアーユルヴェーダをやってないなと思い、探してみることに。
ネットでの情報を頼りに適当に歩いてたらそれっぽいのを見つけたので入る。
するとアーユルヴェーダは2時間で2500ルピー(5000円)ですって。
しかもなんとヨガの体験レッスンまでやってるとか。
こちらは1時間で300ルピー(600円)。
というか、インドでヨガって響きが良くないですか?
何か気に入ったかも。
ということで二つとも試してみることに。
まずはヨガ。
僕、体がめちゃ固いんだけど、まあ何とかなった。
つか、親指と中指で丸を作ってポージングってまさにゲームの世界ですよね。
しかもインドで。
1時間ほど瞑想しながら楽しむ。
結構大変だったけど良い思い出ですわ。
その後はアーユルヴェーダを2時間。
最初の一時間はアーユルヴェーダオイルを頭に点滴みたいに垂らしながら頭のマッサージ。
リラックスして気持ち良いんだけど、髪の毛と顔がアブラまみれだよ……。
それから今度はマッサージ。
こちらもアーユルヴェーダオイルを使う。
なんて表現するかな、もみほぐしってわけじゃなくて、ちょっとコネながらやるって感じかな。
まあ格段気持ち良いわけじゃないけど、これはこれで良いか。
つか実は先日夜行列車で腰捻っちゃって、脇腹がめちゃめちゃ痛むんですよ。
寝返り打つと激痛が走るレベル。
そしたら今日は上向いて安静にしてたら治るよ、だって。
ほんまかいな。
というわけで〆て3時間リラクシング。
良い気分転換になりました。
その後はお腹が空いたので、昼にマッシュポテト食べたとこで、今度は鶏の唐揚げを食べる。
こんなもんはどこで食べても味一緒ですからな。
当然美味し。
で後は帰ろうかと思ったんですが、そいやメインガートでは毎晩セレモニーやってんだっけ。
ということを思い出し、おっかなびっくりセレモニーを見ることに。
途中修行僧がいたので、写真を取らせてもらった。
勿論金払ったけど。
DSC_0150
それからセレモニーを見学。
何かガートの前方で炎を使いながらゴチャゴチャやってた。
民衆がそれに向かって手拍子してた。
ヒンドゥー教の何かなんだろうね。
僕にはよう分からんけど。
で、一通り見た後、疲れたのでホテルへ。
夜になってたので一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
つかさ、正直インドって国が分からないよ。
タクシー乗れば軟禁されるし、バザール行けばうんこ投げられるし、もうこの糞ったれた連中は一切信用しない!と思ったんですが、考えてみりゃこいつら以外は結構優しいからなあ。
客引きは勿論あるけれど、そこまでしつこいわけじゃないし、それだって生活の為だからしゃーないっちゃーしゃーないし。
特に金要求されたこともないからなあ。
なんだかさ、いつも海外行くと街歩いてるだけでワクワクするし、楽しもうって気がするのよ。
でもインドだと常に緊張して移動してるから、楽しもうって気が全くしないの。
タスクを消化する感じになってる。
街中でも常に戦闘モード。
緊張しまくりだし、人が話しかけても無視で逃げてるし。
これじゃあ駄目だよね。
今日写真で説教してきたおっちゃん、結構正しいのかも。
確かにリラックスして見るのが大切なんだよね。
かといって信用すると酷い目に遭うとも書いてるし。
うーん、どうなんだろう、この国は……。
もう全然分かりませぬ。
あと10日ほどいるからその間に答えを見つけたいなあ~。

ま、そいだけー!


インド旅行 六日目

ユウキです……。

今日も今日とて一日移動。
昨日から引き続いてデリーからヴァラナシへ向かってます。

一日の始まりは、朝9時。
昨日あれから深夜2時頃まで起きてて、こりゃまずいと思って睡眠薬を半分だけ飲んで寝たんです。
そしたら良い具合の時間に起きました。
でまあ特にやることがないので横になってボケボケ。
深夜25時に出発したのでまあ昼の1時ぐらいには着くだろ、と考えて休んでました。
途中チャイ屋が何度か来たので何杯か買う。
1杯10ルピー(20円)だからいいね。
あとは飯売ってた人もいたので朝食用にゲット(60ルピー・120円)。
開けてみると食パン2枚に、オムレツが1個。
パンに挟んで食べました。
DSC_0133
それからしばらく寝てたのですが、いい加減体が固くなったので下の人の座席に腰を下ろす。
インド人と会話して暇つぶし。
んで話してて教えてもらったんですが、到着なんと15時なんですって。
しかも早くて。
んもーあと何時間あんだよ……。
へこんだ僕。
それから後はずっとベッドの上。
音楽効いて休んでました。
13時頃またランチ売りが来たので120ルピーで購入。
卵カレーでした。
んでようやっと15時になったんです、が、一向に電車が止まらない。
この時点で僕、もうどうにでもなーれ状態。
ベッドに寝っ転がって眠ってました。
それから18時頃かな。
ようやっとようやっとヴァラナシ駅へ到着。
同室のインド人達に別れを告げ、列車を出ました。
つか昨日の18時に駅へ向かって、駅を出たのが今日の18時。
なんだよ、24時間って……。
あー疲れた。
しかも最後降りる時に駅員が「お前なんで飛行機使わないんだ?飛行機なら1時間だぞ?」とか言ってたのには笑った。
いや分かってんだけどさ、どうしても列車で旅したいのよ、一度ぐらい……。
というわけで駅についたらあとはリキシャーに乗ってホテルへ。
なんか混んでるなあと思ったら、今日はインドのお祭りなんですって。
確かに出店が沢山あるわ。
でも今日はとても見て回る余裕はないけどね。
そして、激しい渋滞を乗り越えてようやく到着。
チェックインして、部屋で一息つきました。
このままもう寝ようかと思ったんですが、最後の力を振り絞って夕飯へ。
ホテルのすぐ近くの屋台で何やら肉焼いてるのを発見。
何作ってるのか聞いたら、ハンバーガーみたいなものらしい。
他を探す気力がなかったのでそれをオーダー。
作ってるのを見てたんだけど、パンとか油染み込ませてダイナミックに焼いてた。
こんなん大丈夫なんかい、と思ったけど案外旨かった。
後はコロッケみたいなのがあったのでそれも追加。
歩きながら食べようかと思ってたら、おっさんこのコロッケ、鉄板の上で完全に平らに押しつぶしながら焼いてた。
おま、コロッケの意味ねえじゃねえか……。
まあこれも旨かったんだけどね。
これで60ルピー(120円)。
悪くなし。
お腹が膨れた後は、最後に水を調達し、ホテルへ。
30時間ぶりにシャワー浴びました。
まあシャワーっつか、蛇口からお湯が出るからタライに汲んでかけるだけなんだけどね。
んでこの時点で体力はほぼ0。
倒れるように横になりました、とさ。

ま、こんな感じかな。
インド列車。
流石に音に聞こえるだけはある。
遅延を重ね、進行も遅れ、これは凄いわ。
振り返ってみれば悪くない体験だったけど、一度でいいかな。
もうお腹いっぱい。
ちなみに明日はいよいよ旅の一番のハイライト、ガンジス川巡りです。
ガートと呼ばれる火葬場を見学し、ひたすら川沿いでマッタリする予定。
沐浴はしないけど、足ぐらい浸かってみようかな。
楽しみ楽しみ。

ま、そいだけー!


インド旅行 五日目

ユウキです。

今日はデリーからヴァラナシへの移動日。
飛行機ではなく列車で向かいます。
しかもインドで初めての夜行寝台列車。
噂には聞いておりますが、果たしてどんな感じだったでしょうか。

一日の始まりは朝10時。
チェックアウトが12時なのでゆったりパッキング。
列車の時間は20時20分なので、チェックアウトをした後はホテルのカフェでひたすら待機。
暇だったのでパスタ食べながら小説書いてました。
18時を過ぎた頃、ウェイターにお礼を言って駅へ。
なぜ2時間前に行くのかというと、インドではチケットを抑えた時点では座席番号までは分からず、出発1,2時間前に再び聞きに行くと座席を教えてもらえるんです。
なので外人専用事務所へ行って座席を貰う。
HA1というAC付きのファーストクラス。
んが、何故か座席番号がなし。
駅員へ聞いても、「Cabin number1,Cabin number 1」と繰り返すばかり。
キャキャキャ、キャビンだって?
もしや僕一部屋独占状態?サンライズ出雲の再来キタコレ?
と期待に胸をときめかします。
ふひふひ。
でそれから19時半まで外国人専用事務所で待機。
ネットの情報だと45分前に列車が着くというのでそれに合わせて外へ出ます。
んが、電光掲示板を見てみると……「遅延23:10」。
ぬがー、これがインド名物遅延か。
致し方ない、3時間待機するか。
ということでまたしても待機。
お腹が空いてきたので非常食用のカロリーメイト(フルーツ味)を食べながら過ごす。
で22時になったので再び外へ。
で、電光掲示板を見てみると……またしても「遅延00:30」。
あー、もうもう。
いい加減まじに疲れてきてるんだけども。
と愚痴ってもしょうがなし。
まあポジティブに考えれば、一回しか遅延しないなんてインドっぽく無いですからな。
これも経験、アリアリ。
というわけでまたまた待機。
外国人専用事務所で横になってました。
すると駅員が来て僕に怒鳴る。
「てめーここで寝るんじゃねえ。ここは事務所なんだよ!」ですって。
ちょっと驚きましたが、まあ確かに外にRest roomってのがありますな。
しかもここ外国人専用事務所っつか、チケットセンターだし。
ちょっと反省しつつ座り直した僕でした。
で、23時半になり三度目の正直で電光掲示板を見ると……やった!「00:30」到着だって!
もう、ようやっとこれで横になれる。
その時僕は心の底から安堵しました。
で後は自分の電車番号を見つけるだけ、と思って電光掲示板を見ると、HA-1は一番端っこ。
なのでプラットホームへ入って移動しようとしたのです、が。
……ちょ、ちょっと怖い。
そうなんです。
今もう夜24時になりそうで辺り真っ暗なんですが、ホームにあふれんばかりのインド人が座ってるんですよ。
僕が見慣れない浅黒い(変な意味じゃないよ)人々が全員シーツだの持ち込んで寝たり座ったりして占拠してまして。
で僕だけが肌黄色なので、通る度に皆がもう見つめる見つめる。
しかもただ見つめるだけじゃなくて、ニタニタ笑ってくる奴もいるし、近くまでワザワザ来てツバ吐いてく奴もいる。
さらには反対側のホームに止まってる別の列車が、一番低いクラスの列車なのか汚い車内にすし詰め状態で人々が入り、牢屋の様な鉄格子の窓から糞ガキ手を出して僕を引っ張るんです。
極めつけには喧嘩でもしたのか何人かが泡吹いて倒れてて、それを木の板で運びだしてたりして辺りが混乱気味……。
もうこりゃ一刻も早く車両を見つけよう。
精神衛生上良くない。
そう思って電光掲示板の表示を頼りにその方向に向かったのです、が。
これがとてもとてもファーストクラスがあるところに見えない。
周り中、乞食のような人達が占拠していて、そもそも列車が到着するホームは埋め尽くされてる。
え、これ、明らかに違うんじゃね?でも電光掲示板はこうなってるし……。と言うかそろそろ列車来ちゃうよ、早く見つけないとやばいんじゃね?
と、気ばかりが焦るんですが、肝心の場所がどうしても見つからない。
そうこうするうちに列車が来ると思われる45分前がすぎる。
が、列車が来る気配すら無し。
30分前、15分前、それでも一向に来ない。
これ、まじまた延期?
つか00:20分に着いてすぐ出発するんじゃないだろうな。僕まだ自分の車両すら見つけてないぞ。
と、唯でさえ不穏な空気(?)が漂う中、肝心の列車も来ないという事で、僕の体力はドンドン消耗されます。
立ってるだけで警戒するし、誰かとすれ違う度にバックパックに神経を集中するし、混みあう人々を掻き分けながら進まないといけないし。
真っ暗の中インド人に囲まれてるからそもそも言いがかりつけられたら誰も味方いないし。
そう考えると、喉もすごい勢いで乾き、嫌な汗もかいてくる。
分かってください。
この薄暗い中、見慣れない浅黒い(変な意味じゃない)インド人に囲まれて、皆が皆乞食みたいに地べたに座って、こっちをずっと見てるんですよ。
周り誰も味方がいないこのシチュエーション。
マジで超不安。
つか恐怖を感じるよ、リアルにまじで。
そうこうするうちに00:20に。
んが、一向に列車が来る気配が見当たらない。
こりゃまた遅延か……と思ってそろそろキツくなってきたところ、駅員(ガードマン?)が笛を吹いて整理を始める。
お、お、こりゃもしかして遂に列車が?
そう思ってホームの階段を登って眺めてると、遂に列車がきたー!
やりました。
18時から駅にいること6時間。
ようやっと列車が到着です。
次に僕がやったのは、この日一番の超集中で車両番号のチェック。
遠くから必死に眺めた所(視力1.2)、何とか目星のつけてた場所であってた模様。
つか案内所の電光掲示板の表示だと、これ逆になってんだよ。
そうじゃなくてホームにある要所要所の番号案内を見ろってことね。
いやー危なかった。
でここにワンサカいた見た目完全に貧乏な人達(失礼。でも間違えてないと思う)は、遠くにあるスリーパークラス(一番安いやつ)に乗るのをここまで並んでたってわけか。
あー、ようやくアンダスタンドだよ。
遂に車両が分かった僕。
何とかインド人を掻き分けて掻き分けて車両へ飛び乗ります。
んで名前を告げて奥に進み、トイレと洗面台がついてて広々としたベッドがある豪華な個室(と思われる)のキャビンを見つけて中に入ってみると……単なる上下に2シートの4人用の部屋でした。
DSC_0130
ま、まあ、インドにサンライズ出雲みたいなのがあるわけねえか。
専用トイレや専用洗面台なんて夢のまた夢に決まってますな。
しかも超豪華移動するのはインドらしくないので、これぐらいが丁度良いかもしれません。
中から鍵も掛けられるし、適度に綺麗ですからね。
そう思って休んでると、同部屋と思われる人が入ってくる。
僕とりあえず座席番号が分からなかったので下に座ってたんですが、なんか入ってっきたインド人が「ここ、俺のじゃない?お前のチケットだと上になってる?下になってる?」と言ってくる。
んー、僕上とも下とも言われてないんだけどなあ、まあでもここっつーなら僕上に行くか。
そう思って上に移動。
まあ上も上で男の浪漫って感じがして良いですからね。
というわけで荷物を置いて少しだけマッタリ。
よく見ると座席一つ一つに綺麗なシーツが2枚、枕が1個、毛布が1個あるみたい。
こりゃ良いわ。
んでシーツ広げてマッタリしてたんですが、ちょっと僕のミステイク。
これ、どう考えても上より下のがいいね。
下にはデカい窓が付いてるし(上には無い)、地面に足おろして座れるからさ。
まあ今更変えろと言えないからいいけど。
そんなこんなでようやく自分の席を確保。
それからガタンゴトンと電車が動き出したのは、なんとびっくり深夜1時20分でした。
うひゃー、疲れた。
でチケットの確認をして、手続きが済んだ僕。
最後忘れないうちにパソコンを広げて日記(これ)をつけました、とさ。
この後はおそらく飯が来るはず。
それ食べたら寝ます。
南京錠とかワイヤーとか持ってないけど、まあなんとかなるだろ。
鍵掛けられるし、ファーストクラスに来るような奴らが盗むわけないからね(多分)。
って書いてたら、同室の男性二人に話しかけられた。
何やらドバイから来たんだって!
こうやって話すと少しは安心しますなあ。
ふふふ。
ちなみに到着の時間は不明。
同室の彼が後で教えてくれるみたい。
寝過ごしたらやばいやばい!

ま、とりあえずこんな感じですわ。
終わり良ければ全て良し。
つかインドの列車を色んな意味で体験出来たからむしろ素敵な思い出ですわ。
すんなり来て豪華な部屋でしたー!だったら、インドを列車で旅したとはいえませんからな。
明日は昼か夕方頃にヴァラナシへ到着すると思われます。
もうこの時間ならホテルへ行って休もうかな。
日数が無いなら無理して出かけるけど、ヴァラナシに4泊する予定なんですよ。
ガンジス川を眺める以外やることはないから、明日無理して出かける必要は無さそう。
次の日起きて地の利が分かったらまわることにします。
色々悪い噂を聞く街だけど、旅の最大のハイライトですからな。
何とか楽しんでいきたいところです。

んじゃ、ま、そいだけー!


インド旅行 四日目

ユウキです……。

今日もデリー観光。
映画見たり買い物したりマッサージしたりと楽しい日になるはずだったんです、が……。
この糞ったれた街での休日、果たしてどうなったでしょう……。

一日の始まりは7時頃。
昨日早めに寝たので朝には目が覚めちゃいました。
でも別段やることがないので11時頃までベッドでボケボケ。
それからデリーの街へ繰り出します。
まずは明日のチケットの確認をしたかったのでニューデリー駅へ。
んが、何故かガードマンみたいな人に止められる。
「おまえチケット持ってるか?なけりゃここ入れないぞ?」ですって。
そんなバカな、もう何度も中に入ってるっつの。
と思ったんですが、指し示す看板を見ると確かに「No entry」と書いてる。
どうも嘘じゃないっぽい。
しょうがないのでもう一つある入口に行くも、ここでも駄目。
え、まじなんで?チケット無いと駄目って、そもそもチケットは駅で買うんだろうよ。
と、どうしてもわからなかったんですが、拉致があかないので後でホテルで聞くことにして一旦保留。
市街中心部のコンノートプレイスへ向かいます。
コンノートプレイスに着いてまずやったことは映画館のチェック。
インド映画ってめちゃ陽気なので、是非一度本場で見てみたかったんですよね。
チケットセンター行ったら上手いことに1時間後の12時25分から初回があるみたい。
早速チケットを購入(450ルピー・900円)。
うしし。
一安心したら朝食を食べる為に適当なカフェへ。
ほうれん草とコーンのチーズパニーニ(90ルピー・180円)とコーヒーを取る。
なかなか美味い。
それから映画館へ戻る。
どんな感じの内装なのかと思ったら結構豪華だった。
待合室のソファーはクラシックでフカフカだったし、水も飲み放題。
上映室にも言える事なんだけど全体的に重厚感があったな。
東京にあってもおかしくないレベル。
で程なくして上映開始。
つっても全部インド語で、英語の字幕すら無いから何言ってんだかわかんないんだけどね。
なんだか男3人組が出てきて、それぞれ彼女っぽいのができるみたいなストーリー。
ジャンル的にはコメディみたいで、観客は結構爆笑。
でも絵で笑わせるタイプではなくて、セリフで笑わせるタイプなようで、僕には全く面白さが分からず。
一人ポツーンとしてました。
ですがそこはさすがにインド映画。
要所要所で意味のないダンスシーンが入り、抑揚のある音楽が流れます。
というかカメラワークも独特だし俳優のポージングも変わってる。
まあお国柄ですなあ。
内容はさっぱり分からなかったんですが、勢いのある展開に結構楽しめました。
で1時間半ほど見たとこで休憩時間に。
僕は満足したので最後まで見ること無く映画館を出ました。
その後向かったのは床屋。
僕旅先でシャンプーするのが好き。
なもんでいっちょインドのシャンプーテクニックを見てやろうかと。
値段を聞くと150ルピー(300円)。
これならいいかと思って頼んだら、始まる直前にリンスもするならさらに150ルピーだよ、とか言い出しやがった。
なんか腹立つのでシャンプーだけにする。
で肝心のテクニックなんだけど、これが激しく微妙。
ナヨナヨ撫でるようにしてやるだけで、水もチョボチョボしか出さないのであんま気持よくない。
2回してくれたので綺麗にはなったんだろうけど、あんま満足度は高くないかな。
まあいいけど。
さてさて、映画も見て楽しんだし、床屋も行ってリフレッシュしたし、後はマッサージ屋(アーユルヴェーダ)探しながら適当に昨日の露店で指輪でも買うか~と思い、コンノートプレイスの逆サイドへ。
バザールでプラプラ物色していたのです、が。
が。
が。
が。
ここで突然きました、大事件が。
なんか隣に足速でかけてった爺さんがいたなーと思ったんですが、途端僕の右足(上面)に嫌な感覚が。
なんだなんだ、と慌てて見てみると……なんと……靴の上に……うんこが撒かれてました……。
正直見た瞬間やられた!と思ったのですが、爺さんはすぐに逃げるように消えてく。
そして後ろにいた別の奴が「あそこに靴磨きセンターがあるよ」とか指差してるし……。
……もうね、ナニコレ。
お前これはねえだろうよ。
靴磨いて金取る為にうんこを靴の上に撒くか?
ありえねえだろうよ……。
正直もうこれ僕の理解を遥かに超えた出来事。
まじ意味がピーマンわけわかめ。
「結構毛だらけ猫灰だらけ、靴のまわりはクソだらけ」ですよ……。
あまりのことにしばらく呆気に取られていたのですが、とりあえず何とかしようと手持ちのティッシュで拭き取る。
んが、駄目。
しょうがないので1リットルの水を買ってそれ使いながらティッシュ使ったんですが、これも駄目。
てかね、僕の靴、旅のウォーキング用なので、メッシュなんですよ。
汚い話で申し訳ないのですが、だからどんなにやってもブラシとか使わないかぎり取れないんです。
もう困って困って絶望して、さて一体どうしようこれ……と思ってたんですが、来る途中に靴磨き屋がいたのを思い出す。
共謀の靴磨きセンターに行くぐらいなら路上の奴に頼むよ、っつってわらにもすがる思いで行ってみる。
そしたらこの出来事は日常茶飯事なのかもう手慣れた感じ。
20ルピー(40円)でいいよ、ですって。
とりあえず20ルピーならやらないよりマシかと思ってお願いしてみると、これは流石に靴磨き屋。
紐を外してブラシやら洗剤やら使ってジャブジャブ洗う。
メッシュの間も丁寧に綺麗にしてくれて、紐かけまで何度も何度も拭って綺麗にしてくれた。
うん、まあここまでやってくれるならいいか、と思って100ルピーを渡す。
で、何とか綺麗にはなったんですが、それでもまだ精神的に立ち直れず。
なのでさらに別の靴磨き屋に再度頼む事に。
もうすっかり綺麗になりかけてる靴を、改めて再度丁寧に紐を外して洗剤つけて洗ってもらう。
ブラシも丹念に丹念に。
何度も何度も同じ所を洗ってもらって、ようやっとこれで一旦はOKだと納得。
少しだけ一息つきました。
が、正直もうバザールには近づきたくない。
マッサージって気分でもなくなったし。
ということで足速にホテルへ。
部屋に着いたらまたしても僕は靴掃除。
紐を外してジャブジャブ洗います。
もう靴が水でベショベショなんだけど、どうしても気になっちゃってね。
何とか満足いくレベルになったところで、ようやく部屋で落ち着く。
が、この時点でもう僕のテンションダダ落ち。
デリーなんてそもそも見たいもの無いし、つか外に出る気が一切しないし。
なのでもう明日までホテルに篭もることに。
でボケボケしつつ、17時頃お腹が減ったのでホテルのカフェでチーズリゾットを食べる。
そして夕食用にハンバーガーをゲット。
最後は受付でチェックアウトの時間と、気になる駅について質問する。
やっぱ駅に入るにはプラットフォームチケットとか言うのを買う必要があるみたい。
明日はでも列車のチケットがあるからその場合は必要ないとのこと。
やれやれ……。
ま、そんなこんなで夜6時にしてもう部屋篭もり。
シャワーを浴びてすっきりして、明日に備えて寝ることにしました、とさ。

とまあこんな感じかな。
というかもう正直精神的にショックです。
特に金銭的に被害にあったわけでもないし、暴力を受けたわけでもないけれど、それ以上にやられましたね。
まじもう言葉も出ないほど衝撃的。
色々聞いてはおりましたが、想像の遥か左斜め下をいってる国民でしたわ。
はぁ……。
明日は夜行列車でガンジス川のあるヴァラナシへ向かいます。
ファーストクラスなので列車には結構期待出来そう。
でも20時過ぎのチケットで18時に駅へ行くので、それまでは暇。
街は散策したくないので、ホテルのカフェでずっと漫画でも読んでようかと思います。
デリーは二度と歩かん。
つかでも次のヴァラナシもかなり強烈な所みたいだからなあ。
詐欺や殺人、何でもござれみたいで……。
これはガンジス川見たらまたホテル篭もりの日々になるのかな。
張り切って4泊も入れちゃったから、正直どないしょ……。
まあもうここまできたら頑張るしか無いんですけどね。
つかプライベートで来てる旅行で頑張るって表現自体がおかしいよ。
はぁ……。

ま、とりあえず肉体的には元気だけど精神的に滅入ってるユウキでした。
そいだけー


インド旅行 三日目

ユウキです。

今日はデリーの街を散策してました。

一日の始まりは午前10時。
今日は旅コミュニティで知り合った男性とお茶をする約束があります。
なのでTwitterで連絡し、13時にホテルのカフェで会う事に決定。
で、また二度寝。
次の目覚めは13時半。
やべっ寝坊だ!
慌ててメールをして下に降りると、幸いその男性S氏はまだいてくれたので一安心。
早速お茶しながら情報交換。
昨日のアーグラーの事とか色々話しました。
でコーヒー飲んでマッタリした後、お互い予定がなかったからデリーを二人で歩くことに。
ニューデリー駅を通ってまずはメインバザールへと向かいました。
メインバザールの様子はこんな感じ。
DSC_0110
まあ南アジアでは見慣れた光景です。
新鮮味も全く無し。
ブラブラ歩き、アクセサリー屋を覗いた後、中心地のコンノートプレイスへ移動。
こちらも特に何も無かったな。
円形状の広い公園なんですが中央にステージが仮設されていて特に綺麗でも無し。
外周は全部出店で埋まってる感じ。
素通りしようかと思ったんですが、僕今日サンダル履いててちょっと靴ずれで痛かったので、靴下を一つゲット。
交渉して50ルピー(100円)で買えた。
ふいー、これで楽になる。
その後は僕もS氏も飯食べてなかったからコンノートプレイスの周りでレストランを探す。
が、目ぼしい物が見つからず。
しょうがないからケンタッキーでご当地バーガーを食べることに。
本当はファストフードなんて嫌なんだけどね。
まあでも長くいるし幾らでも現地の飯食べる機会があるからいいか。
僕が頼んだのはPotato Burger。
肉の代わりにコロッケが入って、これにコーラのLサイズをつけて120ルピー(240円)。
ソースがバーベキュー味で美味しかったけどピリ辛だった。
ちなみにS氏はライスボウルを頼んでた。
気になって見せてもらったら単なるコロッケ丼だった。
こんなの美味いのだろうか……。
お腹が膨れた後はまたしても適当に散策。
お互い用事も無いし行きたいところも無いので本当にブラブラ。
つかこの街あれね。
道は広くて綺麗だし、クラクションも煩くないし、人もそこまで寄ってこないし、歩く分にはストレスはあんまないかも。
結構身構えてたんだけど、こんなん伝え聞くほど辛い街じゃないなあ。
と、言ってもそこはネパールやスリランカを経験した僕基準。
S氏は南アジア初めてらしく、相当参ってました。
うーむ……。
ま、そんなこんなで宛もなく彷徨う。
途中地下のバザールで小綺麗なワイシャツを買う(300ルピー・600円)。
少々小さいけど結構格好良く見えるし、使い捨てには丁度良いですな。
3日ぐらい着て捨てよう。
それからまたコンノートプレイスへ戻ると、イベントのショーをやってたので少し見学。
最後はホテルのカフェに戻りお茶。
一休みした後、18時半頃に解散しました。
一人になった僕はその後地元の食堂街へ。
DSC_0120
薄暗くて糞汚い道にある屋台でチキンカレーを食べました。
チャパティまでついて70ルピー(140円)。
辛かったけど旨い。
本当はS氏も誘ったんだけどね。
道見た瞬間、怖くて入るのも嫌っつって断られました。
僕、ホテルは高くて綺麗なホテルじゃないと嫌な癖に、飯は汚い屋台でも平気なんだよね。
人間の価値観って不思議だ……。
で腹も膨れたので、部屋へ帰って洗濯ジャブジャブ。
もう予定もないので早めに横に。
最後寝る前に下のカフェでチーズマカロニを食べて一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じかな。
今日は13時~19時しか活動してなかったので疲れもせず。
ゆっくり出来ました。
ちなみに明日も一日フリーの日です。
今日見たアクセサリー屋で指輪でも買おうかなと思ってます。
後は値段にもよるけどマッサージ行ってもいいかな。
まあマッタリデーになりそうです。

んじゃま、そいだけー!


インド旅行 二日目

ユ、ユ、ユウキです……。

今日は観光初日。
旅のハイライトの一つ、タージマハールを見に行きました。
ですが早速インドの洗礼を受ける羽目に。
本当に長く辛い一日でした……。

一日の始まりは朝4時。
昨日たっぷり寝たのでこの時間です。
朝6時の列車でタージマハールを見にアーグラーという街へ行きます。
なのでチケットを買う時間を考慮して4時45分頃出ることに。
んが、部屋を出ると生憎の雨。
せっかくのタージマハールだから延期しようかなと思ったんですが、まあなんとかなるかーとレインウェアを着込んで出発です。
駅に着いてまずはチケットを無事ゲット(500ルピー・1000円)。
ファーストクラスです。
で朝5時から駅で待機。
つかこの時間なのに随分沢山の人がいる。
おまいら一体何してんねん……。
程なくして列車が到着。
座席を見つけて出発進行。
さてさてこの列車、なかなかどうして立派なもんです。
コンセントはついてるし座席も綺麗。
極めつけはなんと朝食込み。
最初に一人ずつに小さなポットが配られ、ティーパックとお茶菓子をもらいます。
それでマッタリしてると次はメインが。
でこのメインなんですが、配る時に「おい、おまえ、ベジタブルか?違うか?」と聞かれます。
僕は当然「いやノンベジくれよ」と言ったんです、が。
様子を見ると何かがおかしい。
僕のは後に配る事になったようで(これはまあいい)、隣の早く来たやつを見ると何やら美味そうなコロッケが入ってる。
あれ?ベジタブル用でもコロッケっつーことは、ノンベジはもっと肉肉しいのかな?と思って期待してたら、いざ貰ったものを蓋開けてみると「グリーンピースのオムレツ」。
おま、僕のほうがベジタブルかよ!
つか僕、グリーンピース嫌いなんだけど!
とまあしょっぱなから出鼻をくじかれましたが、もう食事一つでガタガタ騒ぐ年でも無いので、何とかお腹にいれました。
あとは食パンが2枚ついてた。
こちらはバターとジャムをつけておいしくいただきました。
そんなこんなするうちに2時間ほどでアーグラー到着。
結構楽でした。
しかも雨止んだ。
ラッキー。
駅についてまずやったことは、帰りの列車の手配。
駅を背に右手側にチケットセンターがあったので申し込む。
んが、なんと18時の列車しか無いとの事。
参ったなあ、こんなに時間いらないんだけどなあ、と思ったんですが、言ってもしゃーないのでとりあえずチケットを買う。
550ルピー(1100円)だった。
でチケットを買った後はさてタージマハールへ行こうと思ってたところ、今日一番の最悪な人物が登場。
ニタニタ笑いながら、「タクシー?タクシー?」と近づいてきます。
まあこの時点では多少警戒してたんですが、タクシー乗らないと始まらないので値段を交渉して(100ルピー・200円)乗ることに。
でまあタクシーに揺られ揺られ向かうんですが、このおっさん、話がかなり鬱陶しい。
日本人は友達が沢山いる、とか言ってボロボロの名刺を見せてくるし、私絶対騙さない嘘つかない、とかしきりに言ってくる。
善人アピール凄い。
でまあそこまで言うなら、この100ルピー、どのような着地点に持ってくのかちょっと興味を持ちながらタージマハールへ向かったところ、着いてみたらなんてことはない「チャーターしないか?」ですって。
あーそういう前フリだったのね、と納得しながら丁寧にお断り。
200ルピーあげたことで相手もすんなり引き下がりました。
ふいー。
というわけで到着。
インドの至宝タージマハール。
チケット買って(750ルピー・1500円)、適当に進むと早速ご対面。
じゃーん。
DSC_0064
なかなか見事なもんです。
すっかりテンションが上がった僕。
パチパチ写真を撮りまくり、ベンチに座ってマッタリしたりして堪能。
色んな角度から眺めます。
勿論タージマハールの中にも入りました。
靴にカバーをかけて入るので結構綺麗。
つか中って広いと思ったら随分狭いのね。
中央に棺があって4方向に小部屋があるだけだったわ。
まあ墓だからこんなもんか……。
中に入った後もしばらくはマッタリ。
もう一生来ないところだからしっかり目に焼き付けました。
って、でも実はタージマハール見てちょっと悲しい気持ちにもなったんですよね。
というのも僕、もう世界中で行きたいところがほとんど残ってないんです。
タージマハールとあとはヨルダンにあるペトラ遺跡ぐらいなものかな。
その一つに遂に来たわけで。
あーあ、もう見ちゃったのかあ……。
となんとも言えない寂しい気持ちが強かったです。
ま、ま、ま、とりあえずそれは置いといて。
タージマハールを満喫した僕。
この時点でまだ10時半頃。
列車は18時。
なもんで次は近くにあるアーグラーフォートという城を見学することに。
地図で見る限り歩いて15分位だと思ったんですが、意外に結構時間がかかった。
これは馬車とかに乗るべきかな。
しかも地味にお腹空いてきたし。
でま何とかたどり着き、チケットを買って(250ルピー)、中へ。
入り口の構え的に結構期待できそうだったんですが、入ってみると大したことない作りだった。
庭なんて腐るほど見てるし、建物もあんまなかったしね。
まあ遠くに見えるタージマハールだけは良かったか。
総合的にはあんまり見る価値は無し、ってとこです。
で見学ダラダラしてたんですが、空腹がやばくなってきたのでとりあえずアーグラーフォート駅に向かうことに。
適当に歩いてたら汚いゴミ捨て場の隣に小さなレストランがあるのを発見。
もう背に腹は代えられず、ここで飯を食べることに。
頼んだのは楽しみにしてたビリヤニ(インド風フライドライス)。
これ一度六本木で食べた時美味しかったから本場の味を試してみたかったんだよね。
んで破格の60ルピー(120円)という値段でオーダーし、待つこと数分、到着。
結構ボリュームがあって見た目はなかなか良さ気。
いざ食べてみると味も美味い。
カレー味がついてて具も豊富だしライスもサラサラでこれは当たりだ。
敢えて欠点を挙げるとするならば、ハエが凄い量飛び回ってるので、手で払いのけながら食べなければいけないことか。
つかレストランって言ってるけど、実際はこんなとこだからね(奥がゴミ捨て場。臭い!)。
DSC_0105
まあそりゃハエも来るか……。
お腹がすっかり満たされた後は、アーグラーフォート駅へ。
ここから出発地点のアーグラーカント駅へ行こうとしたのだけど、ここは通ってないとのこと。
仕方なしにアーグラーカント駅までリキシャー(簡易タクシー)で行くことに。
交渉したら100ルピーだった。
安い。
で、程なくしてアーグラーカント駅へ到着。
この時点で14時。
電車は18時。
さてさてこの何もないところでどうしようか、と思っていたところ……どこかからか「ユウキ!ユウキ!」と呼ぶ声がします。
振り向いてみると、さっきのタクシー運転手がいます。
もうね、タイムマシンで戻れるならここでこいつぶち殺したい位なんですが、当初の僕はそんなことも知る由もなし。
適当に雑談します。
すると、「電車は18時だけど、バスなら15時にあるよ。今ならチケットセンターまで送るよ」ですって。
で、僕、よせばいいのにこの口車に乗っちゃって、あろうことか抑えていた列車をキャンセル。
このFuck’nおっさんに連れられるがままにバスのチケットを買いに行きました。
着いた先は旅行代理店。
中に入ると日本語ベラベラのおっさん(Ray)がいました。
最初にフォローだけしておくと、このおっさんはおそらく悪い人間ではない。
この代理店相当有名みたいで、地球の歩き方に10年連続で載ってるお店(実際見せてもらった)。
説明文章も「日本語話せて安心できる。困ったときの駆け込み寺」ですって。
なもんでこのおっさん自体には何の罪も無いのだが……。
そう、バスがなんと数分前に満席になっちゃったから15時はもう無理だよ、次は18時だよ、ですって。
おまえね、なんだそりゃ。
僕18時に列車をワザワザキャンセルしてキャンセルフィー取られてここに来たんだよ。
それなのに18時に出発って、来た意味ねえじゃねえか。
しかも話を聞いてみると、列車では2時間だけどバスは3時間かかり、バスステーションはここから1時間ほど掛かる場所にあるみたい。
さらに到着するバスステーションもNew Deliから離れてるところですって。
極めつけはチケットなんと800ルピー。
つまり、本当なら18時の列車(500ルピー)で2時間で帰れた所を、800ルピー払って1時間かけてバスステーションへ行って3時間かけて帰りそこからさらにタクシーに乗らないと駄目。
もうナニコレ……。
正直もう絶望して心が折れかけましたよ。
Rayのおっさんはユウキの事みて「本当にこればかりはどうしようもないね……。明日は明日の風が吹く」とかいい加減な事言うてるし……。
で、ま、もうしょうがねえからここらへんでカフェで時間潰して18時にバスステーションへ行こうかと思っていたところ、もう最低最悪悪魔の誘いをタクシー運転手がしてくる。
要は「バスステーションまで300ルピーで送る」とのこと。
まあRayのおっさんに聞いても300ルピーはかかるらしいので、それなら断る理由はないなと思いOK。
んが、これ、やめておけばよかった。
本当にやめておけばよかった選択です……。
で今更言うてもしょうがなく、まずはタクシー運転手に乗せられてとりあえずカフェへ。
適当なところでお茶をして雑談。
するとこのおっちゃん、バスステーションは治安が悪いからとりあえずマッサージ屋にでも行って時間潰さないか、ですって。
まあ僕もマッサージ自体は大好きだからやぶさかではなかったんですが、とりあえず実際にマッサージ屋へ行ってみると値段がちょっと高い。
1時間で1500ルピー(3000円)。
なんつーか日本と同じ値段なんだよね。
それだったら別にそこまで疲れてるわけじゃないから行かないでいいや、と言うと、タクシー運転手が食い下がる。
何やら、綺麗な女の子選び放題だから、とか、あと追加でこれだけ払ったらエッチな事もできるから、とか。
でもまあそんなもんに興味ない僕は断固として拒否。
んがこのおっちゃんも引き下がらない。
それならばと今度はタイ古式マッサージ屋へ連れてかれメニューを見せられる。
一時間2700ルピー(5400円)だったので、高いから断ったら、30分以上延々とゴネられる。
それでももうとてもマッサージっつー気分じゃねえから、もうバスステーションへ連れてってくれと何度もいうけれど、おっちゃんは「バスステーションは治安が悪い」と繰り返すばかり。
それから今度はおみやげ屋へ連れてかれる。
でも何やら奥まった所にあり、外から中が見えないスモークガラスのお店。
流石にこんなところに入るわけには行かねえから、断固として拒否。
すると中から何人も人が出てきて僕のタクシーを取り囲みゴネる。
曰く「危険なんてねえから入れ」。
でも僕もどうしても拒否。
拒否拒否拒否。
徹底交戦。
そしたら相手も遂に折れて悪態つきながら店へ戻って行きました。
つか結構やばい雰囲気だった。
おひょー。
さてもうこうなったらとっととバスステーションへ行こう、と思っても、またしてもタクシー運転手、土産物屋へ行こうと言います。
僕も何度も何度も何度も何度も「バスステーションへ行きたい。治安が悪くても大丈夫」っつーってんですが、一向に行こうとしない。
結局通りに面した土産物屋へ連れてかれる。
んで物色して、後ほど買おうとしてたマグネットがあったので申し訳ない程度に2個買う。
つか2個で300ルピー(600円)の時点でぼったくってんだけどね。
もう疲れてたからそのまま買ったよ。
でさてもう帰ろうかと思ったら、タクシー運転手が二階に来いと手招き。
さすがに嫌だったので断って外へ出たらタクシーがない。
何やらガソリン入れてるからちょっと待ってくれだって。
でそれからもしつこく「中に入れ中に入れ」うるさいので、もう我慢の限界。
300ルピーを投げつけるようにして別れを告げました。
悪態を背に受けながら逃げるようにしてその場を離れる僕。
適当なレストランでトイレ借りた後、別のタクシーを拾い、何とか300ルピーで念願のバスステーションへ到着しました。
つか治安が悪いって言ってたけど、全然悪くねえし。
結構大きめだったからベンチもあるし出店もあるからむしろ居心地良いし。
もう本当にやれやれですわ。
でこの時点で16時。
それから何とか頑張って18時まで待機し、バスに乗り込みました。
で18時半定刻通りに出発。
さて後は乗ってるだけだったんですが、聞いてみるとなんとデリー到着は22時ですって。
おまえね、列車だったら20時には着いてんだよ。
とまあもう心が折れてる僕、ひたすら耐え難きを耐え忍び難きを忍びました。
途中トイレに行きたくてたまらなかったところ、運良くトイレ休憩。
少しだけ一息。
で夜も真っ暗になった22時頃ようやくデリーのバスステーションへ到着。
さて後は何とか帰ろうかと思ったところ、もうバスを降りた瞬間からすごい数のリキシャー運転手に囲まれる。
本当は列車で二駅だったからこれで帰ろうとしたんですが、もうにっちもさっちもいかない感じ。
しょうがないのでリキシャーに乗ることにしたんですが、これまたぼったくってくる。
まあこの時間だし僕の選択肢があまりない状況なので強気の交渉が出来ず。
もう疲れ果てていたのもあって250ルピーで駅まで送ってってもらいました。
まあでも結構距離あったからこれぐらいが妥当だったのかもしれないね。
で駅へ何とか着いた後は、ホテルに戻る途中に夜食のビリヤニをテイクアウトして(ビニール袋に入れられた……)、昨日と同じ場所でチャイを飲んで(10ルピー・20円)、何とかホテルへ。
最後の最後の力を振り絞ってママンに無事の報告をした後は、シャワー浴びて倒れるように横になりました、とさ。

と、ま、こんな感じの一日でした。
いやもう途中までは良かったんですよ、アーグラーフォートまでは。
客寄せも強引じゃないし、道も舗装されてるから、「なんだインドったってこんなもんか。悪く無いじゃん。結構ありあり」と思ってたんですよ。
そこにきてこれですよ。
正直、鉄の精神でマッサージや土産を全て断ったので、金銭的にはあまり損失はないんです。
タクシー代とバス代諸々込で3000円ぐらい損したかな。
つか列車で帰る事になってたらマッサージ行ったと思うから、もしかしたらトントンぐらいかもしれない。
でもね、もう精神が疲れたんですよ。
心がバキッとへし折れました。
なんで2時間で帰れるところを(しかもファーストクラス)、嫌な思いをしてお金も沢山払って5時間もかけて戻らなきゃならないの?
もう泣くに泣けないとはこの事です。
僕、被害者によくある「自分だけは大丈夫精神」だったんですよ。
それに来てこれ。
はあ……。
いやまあ良い風に捉えるなら、たった3000円ポッチでインドへ警戒心をついたと思えば安いもんかもしれません。
これが土産物屋で20万の陶器の皿買わされたとか、飛行機のチケットに乗り遅れて移動ができなくなった、とかなら目も当てられないですからね。
良い教訓。
早い時期にダメージが深くないインドの洗礼を受けれて良かったと思いましょう。
やれやれ。
で、明日と明後日は丸々休息日。
たっぷり寝た後、昼ごろからデリーを歩いて見ようと思います。
まだまだ旅も始まったばかり。
嫌になるには早すぎますな。

ま、そいだけー!


インド旅行 一日目

ユウキでーす。

皆さん、お待たせしました。
2015年次なる目的地に選んだ場所は……ずばりインド。
そうなんです。
僕、バックパッカーを名乗っておきながら、実はインド未体験。
こんなことではとてもとてもバックパッカーなんて言えません。
と、常々思っていたところで、ようやくインドへ行く機会ができたのです。
んが、このインド。
調べてみるとなかなかにしてハードルが高い。
人を見たら詐欺師だと思え、と言われるように、インド人は外人を騙すことしか考えてない模様。
治安も悪いし、衛生面もやばい。
おまけにインフラは全く整ってないし……。
正直なんで行くの?って自分でも思います。
高い金払って、嫌な思いをして、最悪じゃないですか。
でもいいんです。
バックパッカーの聖地。
そこにインドがあるからです。
インドが僕を呼んでるんです!
まあ、騙されたとしてもそれもまたエンターテインメントだと割りきって楽しくいきましょう。
なーに、「死ぬこと以外かすり傷」。
この精神でいきましょう。
ちなみに日程ですが、デリー、バラナシ、ムンバイを巡り、約17日間を予定しております。
まあ帰りのチケットはFixではないので、ずれる可能性もありますが。
その場その場に応じて対応していく予定です。
というわけで、インド旅行の始まり始まり~。

一日の始まりは……徹夜。
フライト中(昼11時半)に寝る為調整して起きてました。
でまあパッキングして(ティッシュ超多めに持って)、出発。
空港に着いてチェックインして、非常食買って、出国手続きを済ます。
さーて後はお得意のプライオリティパスで優雅に過ごすか、と思ったのですが、なんと成田空港第二は出国後にはプライオリティパスのラウンジは無いとのこと。
なんだってー!て、て、てめー、そんなんだからアジアのハブになれねえんだよ!Fuck !
と一頻りイライラしたのですが、まあロビーに行くと結構豪華な無料の個室が沢山あったのでそこで休みました。
休んだっつっても1時間ですけど。
で程なくして飛行機へ。
今回はなんと贅沢して直行便。
たった10時間乗れば現地入りです。
いつも20時間30時間かけて行くのが当たり前の僕にとってはもう天国みたいなもんです。
そしてこの機体、これもまた凄かった。
さすがANAというべきか。
飛行機の窓もデジタル制御なんですよ。
ボタンを押せば少しずつ遮光するみたいで。
こんなの初めてー。
しかも当然USBケーブルもあるし!
とウキウキ。
んでまあとりあえず動き出す前にお約束の睡眠薬でも、と思って飲んだのですが、正直元々眠かった事もあり、この後の記憶がほとんどありませぬ。
気がついたら9時間位寝てたのかな、離陸前に眠って、気づいたら到着直前でした。
なんちゅー楽なフライトだ……。
心の準備も出来ぬ間に、こんにちはインド。
で、このインド、やはり暑い。
蒸し蒸しします。
まあいつものフーディーを着てるからなんですけどね。
しばらくは無しで過ごすか。
でインターネットビザを取ってたのでそれで申請したところ、かなり呆気無く入国しました。
ふいー。
入国してまずはちょっとお金を両替。
その後早速メトロで中心地ニューデリー駅へ。
20分ぐらいで着きました(200円だったかな)。
駅について僕が真っ先にやったことは、4日後の寝台列車の予約。
何事もなければデリーからバラナシへ行くので、それのチケットを抑えたいんです。
んが、これが糞大変。
まず広いステーションで色んな奴にチケット売り場を聞くんですが、皆もう何言ってんだか全くわからず。
かろうじて英語言ってるんだろうな、ってのは分かるんですが、なまりが酷くてもうわけわかめ。
Other sideだっつーから行ったら全然違うし、Upper floorだっつーから覗いたらホテルだし。
もうここまで来たら鬱陶しいけど代理店挟んで買うかと諦め気味だったのですが、何故か僕の周りには客引きが誰も来ず。
お前らね、インド着いたら邪魔するレベルで集まってくるんじゃ無いのか、と。
どうして必要な時には来ないのか、と。
結局30分ぐらいたらい回しされたかな。
何とか今までの話を統合して考えてみるに、やはりこれはOther sideへ行かないと行けないような気がします。
もうでもここ行ったんだようなあと思いながら行ってみたら……、なんてことはない、こっちがメインステーションでした。
何だよ、空港から着いたところは逆側なのか……。
すっかりゲンナリした僕ですが、気合でチケットカウンターへ行きます。
外人専用のコーナーを見つけ、番号を取って並び、何とかユウキの番へ。
「あのー、バラナシ行きたいんだけど。勿論ファーストクラスで。一番高いやつで。ベッドがついてるやつで!」
と、頼んでみると、なんとラッキー、良い席があるとのこと。
ネットで見る限りこれを取るのに相当苦労するみたいだったから、こいつは嬉しいわ。
あひゃひゃ。
すっかりルンルン気分の僕。
それから次はホテルを目指します。
今回泊まるのはBloomroomsというホテル。
何やら出来たばかりでインドには似ても似つかないほどモダンなホテルだとか。
駅からも歩いて5分ぐらいだからこれは良し。
と思って向かっていったのですが、途中汚いチャイ屋を発見。
お、これが本場か、と思って飲んでみることに。
DSC_0053
一杯幾らか聞いたら10ルピーだって。
つまり20円。
やすー。
でこれなんですが、写真の右手にある大釜に牛乳が入っておりまして、手前の汚い鍋に茶葉があります。
注文が入る度に牛乳入れて煮沸させて濾すという原始的な作り。
まあこれなら良いか。
そう思って飲んでみたんですが、なるほど、これはなかなかイケる。
甘からず苦からず。
今回の旅では重宝しそうですわ。
すっかり満たされた僕、ホテルへ到着。
このホテル、なかなかにしてGood。
本当にインド?っていう位お洒落。
白と黄で統一されていて、システムも最新だし、日本のアパホテルとかよりよっぽど良い。
これで一泊3000円なんだからなあ。
まあインドで3000円って超高い方なんだけど。
肝心の部屋も勿論良し。
AC(クーラー)付いてるし、トイレも綺麗。
ベッド周りも最高。
Wifiシグナルも言うことなし。
これなら拠点として十分ですな。
と、荷物を置いてちょっとメールやり取りして一休みした後は、最後は飯でも食うかと。
ホテルのフロントに聞いたら、ホテルに併設してるカフェ行けっつーから行ってみる。
こちらも日本のカフェレベルに綺麗。
でカレーあるかって聞いたらあるっつーから、バターチキンを頼みました。
これにお水で500ルピー(1000円)。
高い……。
余所だと多分300円とかで食べれるんだよな。
まあ今日は初日だし夜だからここでもいいけど。
で初めてのインドカレーですが、やっぱり美味い。
日本のインドカレーと変わらない感じ。
こちらもチャイと同様今回の旅ではお世話になりますなあ。
ふふふ。
お腹も満たされて、後は寝るだけかなと思ったんですが、最後に一つ大切なことが。
それは「薬」。
そうなんです。
インドではおそらく100%の確率で下痢をします。
日本の下痢止めなんてのは一切効かないレベル。
なもんで、それならば最初から買っておこうというわけでファーマシーへ。
250円で良さ気なのが売ってたのでゲット。
これで一安心。
そしていよいよ全ての用事が片付いたので、ホテルへ。
部屋へ戻って一日を終えました、とさ。

ま、こんな感じですかな。
とりあえず行く前は超気乗りしなかった旅ですが、着いてみたらやっぱワクワクしますわ。
もしかしたら噂ほど酷い連中じゃないかもしれないしね。
まあ明日以降どうなるかは分かりませんが、今のとこ。
ちなみに明日は一日デリーを見る予定だったんですが、いきなりタージマハールへ行く事になりました。
タージマハール、明後日予定だったんですが、明後日休みらしいから。
なので朝7時に起きて出発します。
いきなり旅のハイライトの一つ。
さてさて、期待するレベルなのかな?
乞うご期待ですわ。

ま、そういうわけで、僕のインド旅行が幕を開けました。
皆さん最後までお付き合いくださいませませ。
そいではー!


ネパール旅行 総括

ユウキです。

いやーネパール旅行、好事魔多しと思って警戒してたのですが、特に大きな問題無く終わりました。
一安心。
で、今回の旅、結論的には「ぼちぼち」です。
良い面もあり悪い面もあり。
期待しすぎてがっかりした事もあったんですが、予想外に良かった部分もありました。
そんなわけで振り返って見ましょう。

■ホテルと地理
今回はKathmandu boutique Hotelというタメルとダルバール広場の間にあるホテルに泊まったんですが、これは正直失敗。
人はすごく優しかったんですが、部屋が最悪です。
ベッドは硬すぎるわ、ダニはいるわ、蚊はいるわ、おまけに天井低くて頭ぶつけて血が出るわ、と。
まあ一泊2200円だったんですが、オススメはしません。
ちなみに地理的な面でいうと、悪くなかったです。
というのもぶっちゃけタメルってあんま行かなかったんですよ。
一番行ったのが街の東のバスステーションなので、一本で行けるのは楽でした。
もっとバスステーションに近かったらベターかな。
タメルに泊まると五月蝿そうだからオススメできません。
あとダルバール広場なんてそうそう何度も行かないので、この付近で宿を取る必要は全くありませんでした。

■見どころ
今回観光は全く期待してなかったんですが、バクタプルという街がとても気に入りました。
静かな古都だったので、ネパール行くかもって人がいたら候補に入れといてください。
その他はまあボチボチです。

■飯
モモが安くて早くて美味い。
店先で常に作ってるので、頼んだら5秒で食べれる。
どこにでも売ってるし小腹が空いた時とか最適。
ダルバート・タルカリとかも意外にいける。
他にもアジア特有のフライドライスとかは当然安い。
100円でお腹いっぱいになります。
でもパスタだのピザだのは高くてまずいのでオススメできない。
まあネパーリの生活外のものは頼むなってことですな。

■移動
マイクロバス一択。
2時間の距離でも30円ぐらいなので使わない手は無い。
基本的に街の東側のバスステーションから乗るんだけど、行き先がわからないから、バスのガイドに街の名前連呼するのでOK。
そのバスが行くなら「乗れ」って言うし、行かないなら違うのを教えてくれる。
各街にバスが自然と集まる場所があるので、地図がなくてもそこら辺の人に聞くと教えてくれる。
かなり便利。
でも信じられないほど窮屈なので注意されたし。
およそおそらく想像できないような乗り方をさせられますので。

■物価
再三書くけど、ネパーリの生活と同じ範囲内なら恐ろしく安い。
飯は100円でお腹いっぱいだし、水は20円だし、バスは30円だし。
全くかからない。
でもちょっとでもネパーリがやらないことをすると急にお金がかかる。
観光地の入場料は1800円ぐらいだし、ピザは1000円。
マッサージだって90分2000円と周りの国に比べて随分高い。
まあ滞在してボケボケするだけならいいんですが。

■その他
まず街が異常に汚い。
ネパーリって一分に一回の頻度で道にタンを吐くんですよ。
で雨が降ると下水システムとかないから水が地面にたまって汚水になるんです。
その上を車やオートバイがとおるもんだから足にかかりまくり。
サンダルで歩いた日には伝染病になるんじゃないかってほど汚くなります。
でも下手にデニム履くとデニムがやられるから、結局は短パンにサンダルで綺麗に洗えってことなのかもしれません。
まあ本当に汚いです。
汚いと言ったらトイレも。
そもそも公衆トイレがほとんど無い上に、あっても使えるレベルじゃない。
陶器むき出しの便座は汚れていて、トイレットペーパーなんてそもそもそういうシステムが無いので手で水使って洗う感じ。
お腹弱い僕にはとてもつらかったです。
その他には、まあアジア特有のボッタクリとか、むしろ前提としてあるので色々大変。
そういうのでイライラする人には向かないかも。
あとあと、車とオートバイが本当に多い。
そしてなぜか知りませんが、常時クラクション鳴らし状態。
もう五月蝿いのなんのって。
耳がおかしくなりました。
最後にネット環境なんですが、意外なことにこれは良かったです。
どこでもWifiが結構あってシグナルも強い。
停電になってもネットだけはできるので助かりました。

まあ、ざっとこんなもんですかね。
正直オススメする国かっつーと、そんなこたーありません。
どうしてもヒマラヤ登りたいんだとか、カトマンズ見たいんだって熱い思いがあるならいいんですが、軽い気持ちならマイナス面のが多いと思います。
山だってヨーロッパの方が綺麗で良いのがありますよ、多分。
人は良い人が多かったんですけどねえ。
不衛生で色々と残念な国でした。

んじゃま、これを持ちましてネパール旅行記を終わりにしたいと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。
次の旅行記で会いましょう。

そいではー


ネパール旅行 九日目・十日目

ユウキです。

今日は帰国日。
ネパールともお別れです。

一日の始まりは10時。
パッキングして朝食を食べ予約していたタクシーを待ちます。
んが、今日なんだか偉い人が死んだみたいでそれの葬式でトラフィックジャムがあるとのこと。
なので頼んでたタクシーが来なくなり代わりのものを手配してもらって空港へ行きました。
空港につきチェックインをしてもらい無事出国。
と、ここまでは良かったんですが、この空港小さくて小さくて。
出発するフライトの電光掲示板があるんですが、小さい一画面のみで全部で8フライトしか表示されません。
しかもなんとそのうち6フライトがDelayed。
何たるこっちゃ。
こりゃ僕のフライト情報なんて乗るスペース無いなあと思ってたんですが、案の定見れない。
なんとか係員に聞いたらやっぱり僕のもDelayed。
何やら悪天候なのでほとんど飛ばないんですって。
むむむーどうしようか~と混雑していたロビーで待ってたら、予定時刻より1時間遅れで出発することに。
良かった良かった。
で、乗り込んだのですが、この飛行機がまた揺れる揺れる。
もう手に汗握る展開でした。
でも行きは8時間かかったところが、5時間強でソウルまで着いたので意外と楽でした。
で、ソウル仁川国際空港に着いた時点で日付が代わり1時頃。
レストランでビビンバ食べた後、ユウキ大好きラウンジ巡りを~と思ったんですが、なんと4つあるラウンジの内24時間やってるのは、行きに使ったSkyhubだけということが判明。
なんだよ、アシアナだのKALだのは違うのか。
仕方ないのでSkyhubでマッタリ。
ここはUSB充電ポートとかあるから結構便利。
いい場所知りました。
で朝の5時までひたすらネットしてました。
5時を過ぎるとこんどはアシアナが開く時間。
僕はシャワーを浴びたかったのでアシアナへ移動しました。
本日最初の客として僕が入ったんですが、アシアナ、かなり凄いですな。
シャワールームは欧米の高級ホテル並みに豪華。
すっごい清潔なのはもちろん、アメニティが超充実してる。
シェービングクリームやアフタースキンローションも何種類もあるし、歯磨き、耳かき、なんでもござれ。
トイレも完備だったので30分ぐらい長居してしまいました。
体がこざっぱりした後は今度はシャワールームの隣にあるリラックスルームへ。
こちらも負けじと凄かった。
完全フルフラットになる椅子があって、サイドデスクや充電などが完備。
なのでロビーからクッキーやらコーヒーやらを持ち込みひたすらボケボケ。
疲れも取れてリラックスしたら、いつのまにか朝10時になってました。
恐るべし、アシアナ。
そんなわけで最後はソウルから成田へのフライト。
こちらはもうあっという間だったので、タブレット弄ってたら到着してました。
これにてネパールからのフライトも終わり。
成田でおかえりなさいをした後、僕はママンパパンの待つ家へ帰りました。

ま、こんな感じですな。
行きに比べると全然疲れませんでした。
と言うか仁川国際空港凄いわ。
成田空港とレベルが違う。
初めて来たんだけど、ファンになりそう。
すごいねえ。

んじゃま、そいだけー!


ネパール旅行 八日目

ユウキです。

楽しかったネパールも今日が観光最終日。
丸一日休息に充てました。

一日の始まりは9時。
それから11時近くまでダラダラしてました。
まず最初に向かったのはファイヤー&アイスというピッツェリア。
なぜイタ飯かというと、ここはクレカ払いができるようなのです。
正直キャッシュが後1800ルピー(2000円)ぐらいしかないんですよ。
まあ普通の暮らししてたら一日ぐらいは余裕なんですが、一応念には念を入れて、です。
で僕大好きパイナップルハワイアンピザとフライドポテト、それにダイエットコークを頼む(朝からすごいな)。
〆て1350ルピー。
これって日本円で1500円ぐらいなんですよね。
やっぱネパール人の生活の範囲外のことになると格段に値段が高くなりますなあ。
お腹が膨れた後は近くにあるガーデンオブドリームズとかいうイギリス式の庭園へ行ってみることに。
まあ全く期待してなかったんですが、やることなかったんです。
で、受付で200ルピー払って中に入ると、なかなか悪くないじゃないですか。
芝生が綺麗に段になって配置され、それぞれにマットが敷いてあり寝れる感じ。
中央には噴水があって、両サイドには綺麗なテラスなんかもありました。
とりあえずサイドのテラスに座り隣にいたネパーリ(ネパール人)と会話する僕。
何やら33才なのにもう6才の子供がいるんですって!
ネパーリは結婚が早い。
談笑した後は気になってた芝生に移動しマットでゴロリ。
で、これが気持ち良いのなんのって。
青空の下こんな広々と寝る機会はあんまありませんからね。
マルコ達と寝っ転がったカナダを思い出します。
すっかり腰を落ち着けた僕、2時間ほどボンヤリ読書して過ごしました。
14時過ぎになったのを確認すると、一日寝てるのもあれなんで移動。
どうも昨日の影響で体が痛いので、お金を3000ルピーほど引き出してマッサージに行くことにしました。
街を歩いてるとマッサージ屋がチラホラあるんですが、どれもボロボロのトタン屋根の小屋みたいな所ばかり。
マッサージ部屋も薄暗くて汚いビニールのベッドとか、ゴミクズとかたまってるような部屋みたいな。
マッサージってさ、雰囲気も大切なんだよねえ、高い金払うんだからさ。
しょうがないので、初日に行ったグリーン・ハーツというマッサージ屋へ。
ここはな~綺麗なんだけどちょっと高いんだよな~あんまり上手くないし~と思ったんですが、背に腹は代えられず。
んが、着いてみるとメニューがなんと安い。
こないだは90分で2200ルピーぐらいだったのが、1850ルピーみたい。
これなら日本円で2000円ぐらいなので割安です。
というか最初の値段は何だったのか……。
気を良くした僕、足を洗ってもらって(前回はこれもなかった)、早速スタート。
可愛い女の子に揉んでもらいます。
ムギュ、ムギュ。
……お、お、この子、可愛い顔して割りとやるもんだねと。
そう、自称タイ古式マッサージ通の僕なんですが、この子の繰り出す技が非常にユニークで体験したことないのばかり。
なのでとても新鮮なんですが、それでいて丁寧にやってくれるからもう気持ち良い。
90分間をすこぶる堪能しました。
あまりにも気分が良くなったのでお釣りは彼女にチップとして渡してあげました。
あ、そうそう、ネパール行く人用に彼女の名前を書いときます。
イシュアリー、という女の子です。
良かったら指名してあげてください。
ちなみにマネージャーみたいな男はあんま上手くありませんでした。
すっかり気分が良くなった僕。
引き出したキャッシュがまだ残ってたので、次は同じフロアー内の目の前にあったバーバーへ入り、シャンプーをしてもらうことに。
あんま臭いと明日帰る飛行機で皆に迷惑をかけますからな。
先日行ったバーバーが300ルピーだったのでタメルでは幾らかなと思ったら、なんと165ルピー(190円ぐらい)。
安い。
タイで確か300円ぐらいだったのですが、それを更新する値段です。
さてお点前拝見、と思ったんですが手を抜かずしっかり洗ってくれました。
髪の毛サラサラ~。
体が軽くなって頭もリフレッシュした僕は、次は見納めのダルバール広場へ行くことにしました。
でもちょっと歩いて行くのは面倒なんだよな~と思ったら、リクシャー(自転車に二人乗りの籠がくっついてるやつ)があった。
そういやネパールではまだ乗ってなかったな、ということで100ルピーだったので乗ってみることに。
んが、これが正直微妙。
そもそも道が全然整備されてなくて穴だらけ岩だらけな上、車とオートバイと人で混みまくってるから、ガンガン上下に揺さぶられ、クラクションが鳴らされまくり、とても生きた居心地がしませんでした。
そいでもなんとか到着(100ルピーだった)。
人生最後のダルバール広場です。
いつものようにメインの仏塔(シヴァ寺院)へ登ります。
今回はコーヒーは買わずに来ました。
それはこの仏塔には魔法瓶を持った子供がチャイを売りつけに来るのをこないだ知ったから。
思った通り、僕が最上階の石畳に腰を下ろすと、早速子供がやってきます。
チャイいらないか?だって。
幾らなの?と聞いたら、50ルピーっつーから、可哀想だけど少し値切って30ルピーにしてもらいました。
だって財布の小銭がちょうど30ルピーだったんだもん。
でも知ってるぞ、おまえ脇の外人のお姉さんに20ルピーで売ってたろ!!!
そんなわけで子供にお金を渡すと、嬉しそうに子供がチャイをくれます。
いやくれますっつーか、手に持ってた小汚い使い捨てのコップに魔法瓶からチャイを注ぐだけなんだけど、このコップ、おまえ本当に綺麗なのかよ、と突っ込みたくなるレベル。
まあもういいけど。
ちなみにチャイは甘くてとっても美味しい。
衛生面さえ気にしなければこれは買う価値あり、です。
そんなわけで仏塔でひたすらマッタリ。
もう人生でここに来るこた一生ないだろうなと思いながら休みました。
チャイもすっかり飲み終わったんですが、まだまだ休もうと思って、今度は広場に隣接している洋風のカフェへ。
チョコレートケーキ(160ルピー)とコーヒー(140ルピー)を飲んでマッタリしました。
ちなみにこないだも来たここ、結構強いWifiがありますのでオススメです。
後世の人の為に名前を書きたいんですが、失念しました(いやほんと申し訳ない)。
確かマヘンドラ博物館の前とかだったかな。
看板が白地で何とかCaféって書いてるのでダルバール広場から見つけられるはずです。
ま、すっかりマッタリした僕。
気づけば18時頃になったので一旦ホテルへ帰りました。
それから疲れたので一旦休憩。
小一時間ほど休んだかな、あんま遅くなると物騒なので夕飯に出かけることにしました。
最後の飯はクレカが使えるネパール料理を、と決めていたのですが、調べてみると結構遠い。
なのでもう適当にタメルで食べることに。
で、選んだレストランが、よりによって日本食レストラン。
おまえね、どうして明日帰るっつーのに、よりによってこんな不味そうな日本食を今食べるんだ?と自分で自分に突っ込みたくなりますよ。
いやほんまに。
言い訳するとね、もうなんだって良かったんですよ。
歩いてたらカツ丼275ルピーって書いてたから適当に入ったんです、はい。
で、「おふくろの味」とかいうふざけた名前のこのレストラン、正直不味いだろうと思ってたんですが、まあそこそこ食べられる味でした。
思い起こせば20年以上前、パパンに連れられて行ったドイツの日本食レストラン。
寿司なのにシャリが温かく、味噌汁は出汁も何も入ってない単に味噌を溶いただけの汁。
僅か20年でこのレベルの日本食が、しかもネパールなんぞで食べられるなんて、変われば変わるもんですなあ。
久しぶりの味に満足した僕、後はそそくさとホテルへ帰り、最後の日を終えました、とさ。

いやー今日は疲れが取れた取れた。
気分転換にネパール来たのに疲れを残して帰国じゃ馬鹿らしいですからね。
身も心も最後にすっきり、というやつです。
明日は14時のフライトなので10時起きです。
まずはソウルまで8時間の旅。
それから地獄の空港10時間待機。
何とか切り抜けたら2時間フライトで成田到着、です。
ほんの10日間の旅ですが、最後までもちっとだけお付き合いくださいませませ。

そいではー!


ネパール旅行 七日目

ユウキです。

今日は嬉し恥ずかし初ヒマラヤトレッキング。
と言っても超初心者用のショートトレッキングですが。

一日の始まりは朝7時。
朝日を見たいなら4時ぐらいだったんですが、別段興味なかったのでこの時間に。
ホテルで朝食を食べて、雇ったガイドと一緒に車で何処かへ向かいます。
で2時間ほどで出発点に着いたようで、ここからナガルコットへ歩いてきます。
というわけで早速出発。
ザム、ザム、ザム、ザム……。
んが、なんだか様子がおかしい。
……あれ?これ本当にトレッキングコースなの?
そうなんです。
僕、トレッキングっつーと大自然の中で緑々しい植物に囲まれて芝生の道を歩いて行くもんだと思ってたんですよ。
でも実際は山の糞砂利道を延々と歩くだけで、自然といえば汚い樹のみ。
一番おかしいと思うポイントは僕達以外誰もトレッキングしてない事。
これもしや単なるローカルビレッジへの道なだけなんじゃ……。
そう思ってガイドに何度も聞いたのに、ここはトレッキングコースだよと言いはる。
んじゃなんで誰もいないねん。
しかもヒマラヤトレッキングなのに、今歩いてる側がヒマラヤと逆の側で山が一つも見えない。
何度も何度もガイドに文句を言ったんですよ、あっち側歩きたいって。
でもOKOK言うだけで一向にこの糞砂利道から抜け出せぬ。
もう僕疲れて疲れて、2時間ほど歩いた時遂にガイドにブチギレ。
「てめー、こんな糞景色見ながら砂利道歩きに来たんじゃねえよ!」
するとガイドが携帯でどっかに連絡し、ナガルコットまで車で行くことに。
それでその後ヒマラヤ側を散歩して写真を撮ろうとのこと。
おまえね、最初からそうしろよ……。
気分がイライラしている僕の受難はまだ続きます。
車でナガルコットまで来たのは、肝心要のヒマラヤがガスってて一向に見えない。
ガイド曰く、サムタイムオープン、サムタイムクラウディー、みたいなんだけど、待てど暮らせど見える兆しが無い。
何とかヴューポイントまで行き、しばらく待機してたのですが、結局駄目。
散々苦労して登ったのに、ヒマラヤ、ほとんど見れませんでした。
はあ……。
まあそもそも山なんざ興味ないから別にいいけど……。
あ、ちなみに山歩いてる途中、群生のマリファナが沢山ありました。
ここらには良く茂ってるんですって。
まあその時は、こんなもんいいからはよヒマラヤみせーや、って感じだったんですが。
そんなこんなで、朝8時に出発して昼14時にはホテルへ戻ってきました。
もうクタクタ……。
それからは部屋でマッタリ。
で、ちょっと小腹が空いたので雨の中フレンチフライを食べました。
ネットで見かけたBK’s placeというフレンチフライ屋なんですが、結構美味い。
ソースが9種類ぐらいあって、マヨネーズとピーナッツをチョイス。
後から聞いたんだけど、オリジナルもなかなか良さそう。
明日また来てみるかな。
それからコーヒーでも飲もうかと思ったんですが、雨で足が汚水まみれになったので部屋へ戻り、シャワーを浴びてまた一息。
最後は力を振り絞って隣のレストランへ行き鶏の唐揚げとプレーンライスを食べ、お腹が膨らんだところで一日が終了です。

とまあこんな感じでした。
トレッキング、別段楽しみにしていたわけではないんですが、気が疲れました。
そうそう、今日マッサージ行こうと思ったんですが、やっぱここは高い。
タイだと600円ぐらいなのに1800円ぐらいする。
もちろん日本よりは安いんだけど、クレカが使えないのでなかなか行けず。
明日最終日は休息日にする予定だから、残金気にしながら行ってみようかな。

ま、そいだけー!


ネパール旅行 六日目

ユウキです。

今日はネパールのお正月。
僕もお祭を見に行きました。

一日の始まりは9時。
本当はもちっとゆっくりしたかったんですが、ホテルマンがお祭に行くなら朝9時からがいいよって言うのでこの時間。
ちなみにお祭りはティミという街で行われます。
昨日行ったバクタプルの近く。
バクタプルでもあるんだけど、そっちは人多すぎらしくオススメできないようで、厳かな古来からの祭りはティミでやるみたいです。
なので朝飯取らずにバスに乗ってティミへ。
45分ほど揺られて到着。
小さな田舎町っつーからどんなんかと思ったんですが、確かに少し荒廃気味。
朝食食べようにもレストランがそもそも見当たらず。
しょうがないので祭りが行われるというシッディカリ寺院へ向かいます。
田舎道を多少迷いながら到着。
少し人だかりが出来てて、寺院に設置された炎に向かって何かしてました。
ん、でもおかしいなあ。もちっと盛り上がってるはずなんだけど。
そう思ってしばらく眺めてみたのですが、大した変化はなし。
そこで隣の人に「お祭りってこんなもん?」って聞いたら、なんとお祭は17時から始まるとのこと。
……おまえ、そうホテルのボーイ、お前だよ。あのな、ガイドブック見ても夕方からって書いてるのに、なんでお前は朝9時から行ったほうがいいっつーんだ?今何時か分かるか?昼の11時だよ。これから6時間もカフェすら無いこのクソ田舎町で何しろと?
もうね、泣けてきますよ。
眠いのに、疲れてるのに、朝から来てこれ。
時間潰すっつってもやること何もないし、ほんまどないしょ……。
と、一頻り凹んだ僕。
ふとガイドブック見て名案が浮かびます。
ピコーン!
このティミという街は最初に書いたとおりバクタプルのすぐ近く。なら一旦バクタプルへ行って時間つぶしたらいいんじゃないか!
と、ナイスなアイデアを思いつき、即座にバスステーションへ向かいました。
んで程なくしてバスが来たんですが、これが失敗。
もうね、バクタプル行きは混んでて混んでて。
そもそも始発のカトマンズから満員で、皆終電のバクタプルへ行くのに、途中にティミで乗れるわけが無し。
どう考えても乗れないこのバス。
んが、バスのガイドは乗れ!乗れ!といいます。
おまえね、金貰いたいからそんな事言ってっけどこれにどう乗れと?
そうこう考えてたら、ガイドの兄ちゃんがステップの端っこを指し示します。
……も、もしやこれ、ここに片足だけ乗せて、ドアの外に体を全部出して、片手で天井を握りしめて進めっつーんじゃないだろうな。
相当嫌な予感がしたんですが、なんとその通り。
この糞スピードが出ている中を、バスのドア全開して、僕とガイドだけが片足片手だけ中にいれてそれ以外全身を外に出して風を切って行くことに。
僕ただでさえ右手の握力が無いのに、もうあまりの恐怖に泣けてきましたよ……。
何とか必死でしがみつくこと15分、バクタプル到着。
とりあえず小汚い出店でハンバーガーを頼み(まずかった)、街の入口へ。
と、ここで一つ問題が。
この街、昨日書いたとおり入場料がかかるんです。
1500ルピー(1800円)も。
で、一度買ったら一週間は使えるんですが、僕昨日買うときにもう来ないだろうと思って「1Day OKOK」とかふざけたこと言っちゃったんですよ。
肝心のチケット自体は奇跡のようにポケットに残ってたんですが(いつもはゴミとかチケットはすぐ捨てる)、これだけが心配で心配で。
というわけで入り口で待ち構えているガードマンを見かけたら、チケット振りかざして早足で駆け抜ける戦法を取ることに。
大丈夫か?大丈夫か?
祈りながら進んだら、正直お正月の人だかりでそれどころじゃないっぽかったので呆気無く通過。
ふいー。
で、まあ、二日連続バクタプルです。
お正月モードのバクタプルは、昨日とは打って変わって人混み人混み。
まあそんなかで広場の仏塔の最上階についてるカフェに行って、広場方面口一番前のテラスシートを運良く確保。
コーヒー(250ルピー。高い!)飲んでマッタリ。
眼下では遺跡の前にステージが出来ており、何やら楽器に合わせて歌を歌ってる人がいます。
DSC_0306
それに合わせて掛け合いが続き、皆が盛り上がる盛り上がる。
やっぱネパール人もお祭り好きなのね。
そんなわけで小一時間ほど休んだ後、また街を散策。
この街のメイン通り「ティブチェン・トール」は昨日も書いたとおり本当に美しい街道で僕お気に入り。
また戻ってこれて嬉しい。
でプラプラ歩いてたら昨日も見かけた井戸を発見。
しばらく眺めてたらおばあちゃんとかが井戸に水汲みに来てました。
つか僕知らなかったんですが井戸って水の汲み方があるんですね。
ネパールだと上部に穴が空いたポリバケツを井戸にぶん投げるんですよ。
でポリバケツが横向きになると水が入るんです。
それから半分ぐらい浸かったら落ち着くので、今度はちょっと持ち上げて、重さを使って井戸垂直に落とすと一瞬沈んで水が入る。
これを繰り返すと無事満杯になる、と。
こんなやり方だったんだー、と思ったら、若い女の子が水汲みにやってきた。
しばらく眺めてた僕だったんですが、意を決して女の子に話しかけます。
「あのさ、もし良かったら一回でいいから僕にもやらせてくれない?」
すると女の子が笑いながらポリバケツを貸してくれました。
やったー。
で、試してみたんですが、これ意外に重労働なのね。
井戸が深いっつーのもあるんですが、満杯のバケツを持ち上げるのが一苦労で。
途中で変わってもらいたかったんですが、僕だって男の子。恥ずかしくて言えませんでした。
何とか上まで持ち上げ、満面の笑みを浮かべ女の子に渡しました。
そしてお礼を言って颯爽と去る僕。
かっこいー!
後ろからは大爆笑が聞こえてきました、とさ。
でまあ一労働したのは良かったんですが、ここに来て猛烈に腹痛が。
僕さ、パパン譲りでお腹弱いんだよね。
何とかトイレないかと探したんですが、ありそうなお店が何一つ無し。
しょうがないので一旦逆側のゲートのガードマンに聞いたら、ゲート外の赤い立派な建物にあると教えてくれました(チケットをチェックされたけど、大丈夫だったみたい。ふい~)。
慌てて赤い建物に向かい、トイレの場所を教えてもらいます。
で飛び込むようにして入ったのですが、悲しいかなトイレットペーパーが無い。
蛇口と柄杓と便器だけ。
もうおしりを抑えながら受付の女の子にトイレットペーパーをもらいに言ったんですが、「そんなもんはねえから水で洗え」とのこと。
オーマイゴッド。
遂に、遂に、遂にこの時が来てしまったか。
大きい方をした後、右手に水を持ってそれでお尻を拭くという。
あー、こうして文明人としての僕がまたすり減らされるのか。
もう嫌で嫌で仕方なかったんですが、正直他に綺麗なトイレがあるあても無し。
そもそも見る限り一番しっかりしている建物のここがそうなら、どこもそうなんだろう。
というわけで背に腹は代えられぬ。
意を決した僕。
まずは陶器むき出しの便器を水で洗いながし清掃(出来てないと思うけど一応自分を納得させるため)。
それから水びちゃびちゃになりながら用をしました。
で、さーて、んじゃ手で洗うかと思ったところ、「まてよ?そういや僕いつも下痢気味だからポケットティッシュがあるはず……」と大切な事を思い出しました。
それで神にも祈る思いでポシェットを漁ると……。
4個もポケットティッシュがあったー!
もうね、ほんまに嬉しかったですわ。
仮にも日本人の僕がね、手でお尻を拭うのだけは嫌なんですよ。
ほんま避けたかったんです。
分かりますよね、この気持。
人としての尊厳というのか何というか。
ま、そんなわけで何とか九死に一生を得たユウキ。
ティッシュを使って綺麗にしました。
ちなみに使ったティッシュは流すわけにもいかず、床の奥にぽいっちょしました。
すぐ次に待機していたおばちゃん、あれ僕の。すまんね。
と、言うわけでー、お腹がすっかり軽くなったユウキは、また道に戻り広場へ。
昨日と同じカフェでコーヒー飲みつつマッタリしました。
そうこうするうちに15時ぐらいになったので、カフェを後に。
バスステーションへの途中にあったレストランでソーセージピザ(200ルピー。美味かった)を食べ、バスでティミへ向かいました。
ティミへは大体10分ほどで着くんですが、この日はお祭ということで渋滞が酷いことに。
到着した時はお祭りの10分前、16時50分ぐらいでした。
ネパールのお正月のお祝いは、楽器を鳴らしながら沢山の神輿を担いでまわる形式。
着いた時から騒がしい音楽が聞こえてきました。
でメイン会場のシッディカリ寺院へ向かっていったのですが、途中途中で賑やかな団体に出くわします。
お鍋の蓋を二つ持ってシンバルみたいに鳴らし、前から太鼓でバンバン囃し立て、神輿を担いでいく若い人たち。
それに合わせて着飾った女の子もついていきます。
まあなかなか見応えのある感じ。
シッディカリ寺院へ着くと、ここでは正装した女の子たちが列を並んでました。
先へ行ってみると寺院に向かって米を投げつけ、炎に手を一瞬入れて、お祈りして、出ていきます。
僕もやりたかったんですが、さすがにこれは観光客が信心無くやっちゃいけない部類だろうなと思い見てるだけにしました。
しばらく眺めてるとおっちゃん達が用を終えた女の子にオレンジジュースを振る舞います。
いいなあと思ってたら、奥のほうではおっちゃん用に何かを配ってるのを発見。
これぐらいなら僕も参加していいだろうと思い列に並ぶと、無事コップに白い飲み物を注いでもらいました。
なんだろうか、甘酒だろうか。
と思って飲んでみると、薄い日本酒のような物。
僕さー、貰っといてなんだけどアルコール飲めないんだよね……。
だったら貰うなよとツッコミがありそうですが、まあ欲しかったんですよ。
で、貰ったはいいが飲めないので捨てたいんですが、さすがにひと目があるところでは出来ず。
何とか離れた所に行ってぽいっちょしてきました。
さて、一通り祭りの儀式を見たユウキ。
あともう一つだけやってみたい、むしろこのためだけに来たことがあります。
それは……ティカという色粉を投げて粉塗れになりたい!です。
そうなんですよ。
ティカってオレンジ色をした粉がありまして、普段は額に丸い模様を書くのに使うやつがあるんです。
で、祭りの時にはその粉を投げ合って皆で盛り上がるらしいんです。
そう言われてみると街中でも粉まみれの若者がチラホラいるんです。
僕はいつのタイミングでかけられるのかな~、目や口に入ったら嫌だな~、とドキドキしてたのですが、なかなか誰も投げてこない。
そうこうするうちに街の出口付近まで来ちゃったわけなんですが、ここに来て盛り上がる若者達の神輿集団を発見。
よく見てみると、中央のおっさんが肩掛け鞄いっぱいにいれたティカを若者達に振りまくってます。
DSC_0342
お、来たか。僕初体験!ばっちこいやー!
そう思ってドキドキしながら(かつ期待に目を輝かせながら)見てたんですが、このおっちゃん、僕を華麗にスルー。
一同はシッディカリ寺院へ向かって行きました……。
そうだよな、誰も観光客の僕にはかけないよな。
そもそもかけていいかも分からないだろうし、文句言われたら鬱陶しいだけだもんな。
はぁ……。
すっかり凹んだ僕。
もう特にやることなかったので、失意のうちにカトマンズ中央へバスで帰りました、とさ。
というわけでカトマンズ中央へ戻ってきたのですが、こちらもやはりお正月お祭モード。
バスステーション前の広場ではライブみたいな事をやってました。
帰る道々も出店(と言っても地べたに風呂敷引いて物置いてるだけ)が並び、賑やか。
まあ特に欲しい物もないので帰ってたんですが、ここで一人奇妙な老婆を発見。
何やら体重計を目の前に置いて座ってるだけ。
はてな、これは一体なにしてるんだろう。もしや、あれかな?
そう思って見てたら、どこからともなくおっさんが現れて体重計の上に乗っかった。
それから数字を見たら老婆にお金渡してまたどっかに消えてくおっさん。
やはりあれか、これがうわさに聞く「体重計屋」か。
本当にそんな商いがあるなんて……。
と、ショッキングな光景を見て動揺しつつ、無事ホテルへ戻りました。
最後は明日のトレッキングのスケジュールを確認し、隣のレストランで飯食べて(モモがなかなかでてこなくて喧嘩した)休みました。
明日は朝早いから早めに寝ないとね。
やれやれ。

と、まー今日一日はこんな感じ。
なんつーか楽しかったんだけど、疲れました。
てかあれですよ、僕、ネパールへは気分転換で来てるのに、連日連夜観光しちゃって正直何故か疲れてるんです。
こんなはずじゃなかったんだけどなあ。
というわけで、明日は一日トレッキングするので休めませんが、明後日は丸々どこにも行かない休息日にする予定です。
マッサージして、本でも読もうかと。
それぐらいしなきゃ疲れが取れませんよ。
いやほんまに。
ま、そんな感じですわ。

そいだけー!


ネパール旅行 五日目

ユウキです。

今日は予定がない休息日。
さてさて、どう過ごしたでしょう……。

一日の始まりは11時。
少し前に起きてたのですが、予定もなく眠かったのでうたた寝してました。
外にでると少し小雨気味。
昨日の夜は大降りだったので、まあこれぐらいならいいか。
で、まずはダルバール広場へ。
チケットを求められましたが1Weekチケットに切り替えてたので問題ありませんでした。
やったね。
それから朝食を取ります。
どこにしようか悩んだのですが、広場に隣接しているルーフトップレストランがあったのでそこにしました。
頼んだのはカルボナーラ。
正直ネパール料理はモモばっかなので飽きてきたんです。
が、これが失敗。
ベチャベチャしてて牛乳浸し、しかも卵を使ってないわけのわからん代物でとてもまずい。
おまけに400ルピーもしたし。
なんだよ、モモなら50ルピーぐらいじゃないの。
やはりネパールは庶民の暮らし範囲なら物価は超安いんだけど、少しでも異邦人の行動をすると高くなるなあ。
やれやれ……。
それから近くのカフェでコーヒーをテイクアウト。
広場のメイン仏塔に登ってコーヒー飲みながら読書してました。
しばらくすると雨が少し止んだので周囲を散歩。
んが、これも正直微妙。
というのも先程まで雨が降ってたので地面に汚水がたまってるんです。
汚水というのは、ネパール人っておばさんもおっさんも餓鬼も皆事あるごとく地面につばを吐きまくってまして。
その汚い水の上を車やらバイクやらが通り撒き散らしていくのでたまったもんじゃないんです。
僕半ズボンだから足が汚れて汚れて。
あーデニムにしたら良かったかな、でもデニムだとデニムが汚れちゃうかー。
とか何とか思いながら都度足にミネラルウォーターかけて洗いながら進みました。
それから一周してまたダルバール広場に戻ってきたところで、今度はカフェでケーキを食べる。
200円ぐらいで結構美味い。
内装もお洒落なので、ここがネパールとは思えない感じ。
まあ外を見りゃ見慣れぬ異文化の風景があるんですけどね。
そんなこんなでしばらくゆったりしたのですが、まだ14時ぐらい。
さてもうやること無いからどうしようかなと思ってガイドブックを見てたら、一箇所行ってなかった場所があった。
カトマンズ中央からバスで1時間ほどの場所にあるバクタプルという街。
どうして行かなかったかというと、もうパタンだのボダナートだの見ちゃって、同じ風景だろうからワザワザ行く必要ないだろと判断して敬遠してたんです。
んがまあ正直ここでコーヒー飲んで周囲を散策しても時間あまりまくるだろうから、気は乗らないけど向かってみることに。
そゆわけでマイクロバスでバクタプルまで向かいました。
一時間強乗りながら到着(50ルピー)。
小腹が空いてたので出店でモモ買って食べ(60ルピー)、入口のゲートへ行きました。
んで、さて見学するぞーと思った所、何故かガードマンに呼び止められる。
何だ何だ?と思ってたら、なんとチケット買えとのこと。
えーここチケットいるのかよ、と思って看板見たら確かに買う必要があるみたい。
しかも1500ルピー(1800円ぐらい)もする。
おまえね、1時間のバス代が80円ぐらいで、モモが90円ぐらいでしょ?
なんだってチケットだけこんなに高いんだっつの。
とまあイライラしたのですが、ここまで来たのでしゃーない、諦めて購入しました……。
ちなみにこのバクタプルという街。
意味は「帰依者の街」ってらしくて、昔首都だったこともある古都とのこと。
で、車やバイクの往来が街中はほとんどないので雰囲気が楽しめる、みたい。
そんなわけで期待して進んだところ……ここ、冗談抜きにすごく良い!
いや本当に雰囲気が素晴らしい。
バクタプルのダルバール広場はカトマンズ中央のとあまり変わりはないんだけど、その先の通路とか車やバイクがなくて地面も汚れてないもんだから、すごく落ち着いて歩ける。
街の雰囲気も昔の建物だけが残ってて、ギラギラしたネオンの広告など一切無し。
レストランやらカフェも無くて、その分落ち着いてる。
なんつーか昔やったゲームの世界みたいなんですよね。
こんな感じの場所が出てきてもおかしくない、みたいな。
日本で言うと石川県のひがし茶屋街がずっと広がってる、とイメージしてもらえると分かりやすいかも。
とにかく昔の世界にタイムスリップした感じがするんです。
いやー、全然期待しなかったけど、ここはいいや。
すっかり気を良くした僕。
1時間ほど散策して、最後はダルバール広場に隣接しているカフェで地べたに座布団敷いて座ってお茶。
雰囲気を最後までたっぷり味わった後、バスに乗ってカトマンズ中央へ戻りました。
カトマンズに着いた後、今度は美容院へ。
つまり5日ほどもう水シャワーでしか髪洗い流してないので、そろそろゴワゴワしてきたんです。
なのでここらで綺麗にしようかと。
見つけた美容院は汚い感じだったんだけど、まあシャンプーで洗うぐらいだしいいかなと。
で洗ってもらって(水シャワーだった)髪の毛がサラサラに(350円ぐらい)。
外にでるとすっかり暗くなってきたので、最後はホテルの隣のレストランで昨日食べたハンバーガー(生)とエッグカレーを食べ、ホテルのフロントで甘いコーヒーを飲み一日を終了。
明日に備えて休みました。

いやー今日は一日休息日の予定がすっかり楽しめましたわ。
バクタプル、本当にオススメでした。
この旅で一番気に入ったかも?
あ、写真を貼るの忘れてた。
こんな感じ。
DSC_0296
で、で、で、明日なんですが、明日はネパールのお正月!
ティミという街でお祭りがあるようなので、行って来ます。
色々楽しめそうな催し事があるとのこと。
日記、楽しみにお待ちくださいね!

そいではー!